
実行力を自己PRに使っていいの?
自己PRの書き方がわからない…
例文とか言い換え表現も見たいな。
このような悩みに応える記事です。
この記事でわかること
「実行力」は自己PRに使えます。
どんな仕事でも「実行力」は必要だからです。
ポイント
ただし、採用担当者によっては「実行力だけでは自己PRとして弱い」と感じる人もいます。
「実行力」は社会人にとって当たり前のスキルだからです。
そのため、他のアピールポイントもセットにするのがコツです。
頑張って自己PRを書いても「実行力だけではありきたりと思われるかも…」と不安ですよね?
この記事を読めば「実行力」を使った自己PRの作り方や言い換え表現、例文がわかります。
実行力を活かして内定がほしい人は、最後まで読んでみてください。
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※「前置きはいいから実行力を使った自己PRの例文を見たい!」という人は、強み「実行力」を自己PRに使った例文7選をクリックすると該当箇所にジャンプできます!


Contents
そもそも実行力とは?行動力との違い

そもそも「実行力」ってどういう意味?
意味を勘違いしてたら怖いから、念のため知っておきたい。
「行動力」とは違うの?
実行力の意味と、行動力との違いは以下のとおりです。
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 実行力 | 計画に沿って目標を達成する力 |
| 行動力 | 迅速に行動する力 |
実行力は計画や目標に対して結果を出す力で、行動力はスピーディーに行動に移す能力のことです。
言葉の意味を間違えて使うと、採用担当者の印象が悪くなってしまいます。
実行力と行動力の違いをしっかり理解しておきましょう。
経済産業省が提唱する社会人基礎力としての実行力
経済産業省は、社会で活躍するために必要な「社会人基礎力」を提唱しています。
その中でも、実行力は「前に踏み出す力(Action)」を構成する要素として位置付けられています。
「前に踏み出す力」は「一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力」と定義されます。
この力は以下のとおり、以下の3つの要素で構成されています。

出典:経済産業省|社会人基礎力
企業は、指示を待つのではなく、物事を「自分のこととして」捉えて自ら行動できる人材を求めています。
自己PRで実行力をアピールする際は、単に行動した事実だけでなく「目的を設定」し「確実に実行した」プロセスを具体的に示すことが有効です。
企業が「実行力」がある人を採用したい9つの理由

企業は「実行力」がある人材を求めています。
理由は以下の9つです。
実行力がある人を採用したい理由
1つずつ解説します。
主体性があるから
実行力がある人は主体性があるため、多くの企業が採用したいと思っています。
言われてからやるのではなく、主体性をもって実行するので成長が早いです。
企業は「成長できる人」を採用したいので、実行力や主体性をもつ人が求められています。
例
- 率先してデータ整理をおこなう
- 自ら進んで資格取得にチャレンジする
- チームメンバーが動きやすいように業務改善に取り組む
主体性をもつ人たちが集まることで、企業は業績を伸ばしていけます。
そのため、実行力や主体性がある人は、採用されやすいです。
持続力があるから
実行力がある人は持続力も持ち合わせていることが多く、多くの企業から求められています。
目標に向かって粘り強く進んでいき、成果を出すイメージです。
当然ながら、企業は「成果を出せる人」を採用したいので、実行力や持続力がある人は需要があります。
例
- 目標達成まで挫折せず努力し続ける
- 難しい課題でも解決するまで諦めない
- 長期間にわたり同じプロジェクトに取り組む
具体的な自己PRの例文は、実行力+粘り強さを使った自己PRの例文にまとめているので、参考にしてみてください。
仲間と協力する力があるから
実行力がある人は、他人と協力する力も持っています。
前述のとおり、実行力がある人は目標に向かって行動しますが、他人と協力した方が目標達成しやすいからです。
一人で行動するより、チームで行動した方が大きな成果につながりやすいでしょう。
企業は大きな成果につなげたいため、他人と協力して実行する人を採用したいと思っています。
例
- 同じゼミの仲間と難しい研究に取り組み発表した
- 他の学部の生徒と一緒にイベントを企画・運営した
- ボランティアに参加して地域の人々と町を清掃した
ちなみに、他人と協力できる人は「コミュニケーション能力」も持ち合わせています。
「実行力+コミュニケーション能力」を伝える自己PRの例文は、実行力+コミュニケーション能力を使った自己PRの例文にまとめたので、参考にしてみてください。
業務遂行能力があるから
実行力がある人は、業務遂行能力をもっています。
業務遂行能力とは、どのような場面でも質を落とさずに業務をおこなう能力です。
例
- 期限内にレポートを完了させる
- 業務の優先度を決めて効率良く進める
- 周りの人とコミュニケーションをとり問題を解決する
企業は、確実に業務を進められる人を採用したいと思っています。
そのため、実行力や業務遂行能力がある人は採用されやすいです。
計画力があるから
前述のとおり、実行力がある人は目標達成に向かって行動します。
目標達成には計画が必要であり、さらに計画に沿って行動する力が必要です。
実行力がある人は、目標を達成するために計画に沿って行動するので、多くの企業が採用したいと思っています。
企業は事業計画にのっとって業務を進めているため、計画に沿って行動できる人材が必要です。
例
- 履修計画を立てて、大学の単位を早めに取得した
- 学習計画を立てて効率良く資格試験の勉強ができた
- 研究プロジェクトのデータ収集から発表までを計画どおりに実施した
例文を、実行力+計画性を使った自己PRの例文にまとめたので参考にしてみてください。
責任感があるから
実行力がある人は、責任感が強いと評価されます。
目標達成に向けて計画どおりに行動し、最後までやり遂げる姿勢は、任された業務を完遂する責任感の表れと捉えられるからです。
企業は途中で投げ出さず、自分の役割を全うできる人材を求めています。
例文:実行力+責任感
私の強みは、目標達成のために責任をもって実行する力です。
大学のゼミで、地域の活性化に関する共同研究を担当しました。
私はアンケート調査の実施責任者として、計画立案から集計・分析までを担当しました。
調査が難航し回答数が伸び悩んだ際も、訪問先の追加やオンライン調査の導入を自ら提案・実行し、最終的に目標の200件を達成できたのです。
貴社でも任された業務に対して責任感をもち、粘り強く成果を追求します。
上記のように責任感を感じる自己PRもおすすめです。
困難な課題を粘り強く乗り越えられるから
実行力がある人は、計画が崩れても諦めず、原因を分析して計画を修正し、試行錯誤を繰り返す粘り強さをもっています。
例えば、以下のような課題です。
困難な課題の例
研究データの不足
アルバイト先の売上低迷
チーム内の意見対立
スケジュールの遅延
入社後も壁にぶつかったときに粘り強く対処し、結果を出せる人材として評価されます。
自己PRの例文も見てみましょう。
例文:実行力+粘り強さ
私の強みは、目標達成のために粘り強く実行し続ける力です。
飲食店のアルバイトで、ランチタイムの集客数減少という課題がありました。
私は「SNSでの認知度向上」を目標に掲げ、新メニューの写真投稿や限定クーポンの配布を毎日実行したのです。
当初は反応が薄かったものの、投稿時間や内容を分析・改善し続けた結果、3ヶ月後にはSNS経由の来店客が30%増加し、売上回復に貢献できました。
貴社でも困難な課題に対して粘り強く改善策を実行し、成果に結びつけます。
このように粘り強さを感じるエピソードも添えましょう。
成長意欲があるから
高い成長意欲をもっている点も、企業が実行力のある人を評価する理由です。
目標を設定して行動し、結果を出すプロセスは、自分を成長させるための行動そのものです。
以下のような行動は、成長意欲と実行力が伴っている証拠です。
| 成長意欲が表れる行動 | 具体例 |
|---|---|
| スキルアップ | 自ら進んで資格取得や勉強会に参加する |
| 改善行動 | 失敗やフィードバックを素直に受け入れ、次の行動を改善する |
| 新しい挑戦 | 未経験の業務にも「学びたい」という姿勢で取り組む |
企業は現状に満足せず、自ら成長しようと行動できる人材を求めています。実行力を示すことで、入社後の成長も期待されます。
成長意欲も感じる自己PRの例文を見てみましょう。
例文:実行力+成長意欲
私の強みは、目標を定めて実行して成長につなげる力です。
大学2年生のとき、ITスキルを身につけたいと考え、ITパスポートの取得を目標にしました。
私は学習計画を立て、毎日2時間の勉強時間を確保することを徹底しました。
通学時間もスマートフォンのアプリで学習するなど、隙間時間を活用して計画を実行した結果、3ヶ月後に無事合格できたのです。
貴社に入社後も、必要なスキルを自ら学び取る実行力を発揮し、いち早く戦力になれるよう成長し続けます。
このように成長を感じさせるエピソードと共にアピールしてみてください。
課題解決力があるから
実行力は、課題解決力とも結びついています。
課題を解決するためには、現状を分析して問題点を発見し、解決策を「計画」し、それを「実行」に移す必要があるからです。
実行力が伴わなければ、どれだけ優れた解決策を考えても、現状は変わりません。
例文:実行力+課題解決力
私の強みは、課題解決のために計画を実行する力です。
所属していたテニスサークルでは、新入生の定着率が低いという課題がありました。
私はヒアリングを実行し「同期とのつながりが薄い」という原因を特定しました。
そこで、新入生向けの練習会や交流イベントを企画・実行しました。
その結果、例年50%だった定着率を80%まで改善できたのです。
貴社の業務においても、課題を発見した際は解決策を提案し、実行に移すことで貢献したいと考えています。
実際に課題を解決した話を添えてアピールすると、説得力が高まります。

実行力で自己PRを作る7つのコツ


結局、実行力で自己PRを作るにはどうすればいいの?
以下のコツを押さえて自己PRを作りましょう。
自己PRを作る5つのコツ
1つずつ見ていきましょう。
KGIとKPIを使う
あなたの実行力を裏付けるために、KGIとKPIを使って自己PRを書きましょう。
KGIとKPIとは
- KGI(Key Goal Indicator):重要目標達成指標
- KPI(Key Performance Indicator):重要業績評価指標
KGIとKPIは目標達成を測る指標です。

なんかわかりにくい…
KGIとKPIをダイエットに例えると、以下のとおりです。
例
- KGI:6ヶ月後に10kgやせる!
- KPI:そのために、今日はおやつをガマンする!
わかりやすくまとめると以下のとおりです。
KGIとKPI
- KGI:最終的に達成したい目標
- KPI:最終目標を達成するための途中の目標
KGIとKPIを実践していることを伝えると、実行力があることを証明できます。
就活生らしい例は以下のとおりです。
部活動の例
- KGI:県大会で優勝する
- KPI:下半身を強化する筋トレを実施する
ゼミの例
- KGI:ゼミの発表で最優秀評価を得る
- KPI:今週中に発表に必要なデータをそろえる
携帯ショップのアルバイトの例
- KGI:今月は新規契約を10件獲得する
- KPI:1日50人以上のお客様に声かけする
このように、KGIとKPIを意識して行動していることを伝えると、実行力がある人に見えて印象が良くなります。
SMARTの法則を使う
SMARTの法則は、具体的な目標設定に使われる手法です。
実際にSMARTの法則を実施していることを伝えると、実行力がある人に見えます。
| 頭文字 | 意味 |
|---|---|
| S(Specific) | 具体的な目標か |
| M(Measurable) | 数値で表せる目標か |
| A(Achievable) | 実現可能な目標か |
| R(Relevant) | 目標の達成が自分や組織に関連するか |
| T(Time-bound) | 目標達成までの期限はいつか |
目標:夏休みまでに10kg痩せる
- S(具体性): 現在の体重60kgから50kgを目指す
- M(計量性):週1回、体重と体脂肪率を記録する
- A(達成可能性):食事は脂質を減らして3食摂る
- R(関連性):健康的な身体になるため
- T(期限):7月15日までに
あなたが目標達成したことを、SMARTの法則に当てはめて解説してもOKです。
PDCAサイクルを使う
PDCAサイクルは、業務改善の手法として多くの企業で使われています。
| Plan(計画) | 問題点を分析し、目標を設定して計画を立てる |
| Do(実行) | 計画に基づいて実際に行動する |
| Check(評価) | 実施した結果を評価し、問題点を洗い出す |
| Action(改善) | 評価をベースに改善策を立て、次のサイクルにつなげる |
自己PRでは「PDCAサイクルを使って目標達成したエピソード」も有効です。
計画的に実行し、評価を踏まえて改善に取り組む姿勢が伝わります。
目標:毎日3時間勉強する
- Plan:タイムスケジュールを作成した
- Do:スケジュールに従って勉強した
- Check:毎週土曜日に、実際に勉強した時間を確認した
- Action:目標に届かなかった原因を分析し、次の週から改善策を試した
普段の行動の中で、PDCAサイクルを使っているシーンがないか思い出してみましょう。
応募する企業が求める実行力をアピールする
実行力をアピールするときは、応募する企業が求める実行力に合わせましょう。
求める実行力と違うと、採用されにくいからです。
企業が求める実行力で、代表的なものは以下の7つです。
主な実行力の種類
- 計画性
- 柔軟性
- 積極性
- 粘り強さ
- 課題解決力
- リーダーシップ
- コミュニケーション能力
採用ページや会社説明会などで、どんな実行力が求められているかチェックしましょう。
7つの実行力を使った例文は、強み「実行力」を自己PRに使った例文7選にまとめたので、このまま読み進めてみてください。
実行力+αの強みを伝えるor言い換える
「実行力+α」の強みを自己PRに使うのもおすすめです。
注意
冒頭でもふれましたが、採用担当者の中には「実行力だけでは自己PRとして弱い」と感じる人もいるからです。
社会人にとって、実行力は必要最低限のスキルです。
実行力+αの強みは、強み「実行力」を自己PRに使った例文7選で詳しく解説します。
また、実行力は他の学生も使う可能性が高く、自己PRがかぶってしまうとインパクトが弱くなることがあります。
そのため「実行力」の言い換え表現も検討しましょう。
言い換え表現は「自己PR「実行力」の言い換え表現17選」で紹介しています。
成果やプロセスを具体的な「数字」で表現する
実行力をアピールする際は、成果やプロセスを具体的な「数字」で表現しましょう。
数字を用いることで、エピソードの具体性と客観性が格段に高まり、採用担当者もあなたの貢献度を正確に把握しやすくなります。
例えば、以下のような数字を盛り込めないか確認してみてください。
自己PRに使える数字の例を見てみましょう。
| 数字の分類 | 具体例 |
|---|---|
| 期間や頻度 | 3ヶ月間、毎日1時間 |
| 量や人数 | 100個のデータを分析、5人のチームで実行 |
| 改善率や達成率 | 売上15%向上、目標の120%を達成 |
| 順位や増減 | 学年で10位、20人の新入生が参加 |
ただ「頑張りました」と伝えるよりも、数字を根拠に示す方が、あなたの実行力がどれほどの成果につながったのかを明確に伝えられます。
自己PRの例文も見てみましょう。
例文:数字を盛り込んだ自己PR
私の強みは、目標達成のために計画を実行する力です。
飲食店のアルバイトで、新人スタッフの定着率が低いという課題がありました。
私は「マニュアルの整備」と「OJT(実地研修)の導入」を店長に提案し、実行しました。
具体的には、従来の50ページあったマニュアルを10ページの図解中心のものに改訂し、新人1人につき先輩が2時間同行する研修を導入したのです。
その結果、研修期間が従来の5日間から3日間に短縮され、新人の離職率も3ヶ月で40%から10%に改善しました。
貴社でも、現状を分析し、具体的な行動を実行することで成果に貢献します。
このように具体的な数字を添えて、エピソードの説得力を高めましょう。
実行力の「源泉」や背景にある思いを語る
実行力を発揮したエピソードを語るときは、その行動の「源泉」となった背景や、あなたの「思い」も一緒に伝えましょう。
あなたが行動を起こそうと考えた動機を明らかにすることで、あなたの人柄や価値観が採用担当者に伝わります。
例えば、以下のような思いが行動の源泉になりえます。
実行力の源泉となる「思い」の例
チームの役に立ちたいという貢献意欲
お客様に喜んでもらいたいという奉仕の心
目標を達成したいという負けず嫌いな性格
課題や問題を放置できないという責任感
同じ「実行力」でも、その背景にある思いが伝わることで、自己PRに深みと独自性が生まれます。
スキルとしての実行力だけでなく、あなたの内面的な強さもアピールするチャンスです。
自己PRの例文も確認してみましょう。
例文:源泉(思い)を盛り込んだ自己PR
私の強みは、課題解決のために粘り強く実行する力です。
所属していたテニスサークルでは、備品管理がうまくいかず、練習に支障が出ることがありました。
私は「全員が快適に練習できる環境を作りたい」という思いから、備品管理ルールの作成に立候補したのです。
まず全メンバーにヒアリングを実施し、不満点をリスト化しました。
そのうえで、紛失が多かったボールの管理当番制を導入し、ラケットの破損チェックリストを作成・運用しました。
その結果、備品の紛失がゼロになり、メンバーからも「練習に集中できるようになった」と感謝されたのです。
貴社でも、周囲のために何が必要かを考え、主体的に実行することで貢献します。
あなたの「思い」も一緒に伝えて、人柄が伝わる自己PRを作成してみてください。

「実行力」を使った自己PRの作り方4ステップ


で、実行力を使った自己PRはどうやって書けばいいの?
以下の4ステップに沿って、実行力を使った自己PRを作ってみましょう。
自己PRの作り方4ステップ
順番に解説します。
強みが「実行力」である結論
はじめに、実行力が強みであると伝えましょう。
先に結論を伝えると、採用担当者の印象に残りやすいからです。
例文
私の強みは実行力があることです。
結論を最初にもってくることで、採用担当者は「実行力をアピールするんだな」と認識してくれます。
最初にインパクトを与えるためにも、結論から伝えましょう。
実行力を発揮したエピソード
次に、実行力を活かした具体的なエピソードを伝えましょう。
実際にどんな場面で実行力を使ったのかを伝えることで、アピールの説得力が増すからです。
例文
書店のアルバイトスタッフとして、月間売上の向上を目指しました。
レイアウトを工夫したり、おすすめ本のリストを作成し、店頭に貼り出しました。
実行力を発揮して得られた結果
次に、実行力を発揮して得られた結果を伝えましょう。
企業は「結果を出せる人」を採用したいので、印象が良くなるからです。
例文
取り組みの結果、月間売上は前年比で20%増加しました。
実行力を駆使した結果、どのような変化があったのかをしっかり伝えましょう。
応募する企業で実行力をどう活かして貢献するか
最後に、実行力を応募する企業でどう活かせるのか伝えましょう。
採用担当者に「あなたが入社して働くイメージ」をもってもらうためです。
例文
私の実行力を活かして、販売職の業務で貴社に貢献します。
お客様の声を聞きつつ、PDCAサイクルを回しながら販売戦略を展開し、売上の向上を実現します。
お客様満足度の向上と、貴社の売上アップに向かって業務を進めていきます。
どのような場面で実行力を活かせるか、具体的に伝えましょう。
自己PRを書けないときは自己PR作成アプリを使う

なんとなくわかったけど、うまく書ける自信がない…
という人は、自己PR作成アプリを使えばOKです。
アプリがあなたの自己PRを書いてくれます。
おすすめアプリ
冒頭でもふれましたが、自己PR作成アプリは「HelloBoss」がおすすめです。
AIがあなたの情報をもとに、自己PRの文章を自動生成します。
無料なので、さっそくインストールして自己PRを作ってみましょう。

自己PR「実行力」の言い換え表現17選

「実行力」を別の言葉で言い換えたい。
他の応募者とカブったら、印象が薄くなりそうで不安…
という人は「実行力」を以下の言葉に言い換えてみましょう。
他の応募者と差別化できて、採用担当者の印象に残る可能性が高まります。
タップすると例文を見れるので、参考にしてみてください。
「実行力」の言い換え表現
自己PRで「実行力」を使うときの6つの注意点

実行力を使った自己PRを書くときに注意すべきポイントはある?
実行力を使って自己PRを作成する際は、以下6つの注意点をおさえて書きましょう。
自己PRで実行力を使うときの注意点
- 実行して当たり前のことを書かない
- 協調性が欠けている印象を与えない
- 「実行力」を過度にアピールしすぎない
- 突発的な行動や思いつきのエピソードは避ける
- 失敗を隠さず乗り越えた過程を強調する
- 一文を長くせず簡潔にまとめる
順番に解説します。
実行して当たり前のことを書かない
自己PRを作成するときは、誰でもできる当たり前の行動をアピールしない方が良いです。
「任された仕事は必ず最後までやり遂げます」のように、働くうえで当然のおこないをアピールしても説得力がないからです。
実行力を効率的にアピールするなら、以下の例文のように困難な状況の中での行動や成果につながったエピソードを伝えると良いでしょう。
例文
飲食店のアルバイト先で来客数が減少していた際、SNSを利用した新たな販促方法を提案してSNS運用を実行した結果、来客数が20%アップしました。
採用担当者に「他の人にはない実行力がある」と評価されるよう、具体的なエピソードで差別化を図る意識が大切です。
協調性が欠けている印象を与えない
自己PRで実行力をアピールする際は、協調性が欠けている印象を与えないような工夫が必要です。
伝え方を間違えると「協調性がなく一人で突っ走って行動する人」と判断される可能性があるからです。
協調性に欠けた印象をもたれると採用担当者に「相談もなく仕事を進めるのではないか?」「会社のチームワークを乱すのではないか?」などと懸念されます。
協調性もあわせて示したいときは、以下のように、周囲との協力関係も含めたエピソードを添えると効果的です。
例文
私は音楽サークルで、非効率だった運営を改善するためにメンバーの意見を集め、役割分担を明確にしました。
また、オンラインツールも活用してメンバー間のコミュニケーションを活性化した結果、準備の効率アップに成功したのです。
すると、演奏の質が上がり、町の音楽祭や地域イベントといった大きな舞台にも呼ばれるようになりました。
実行力と協調性のバランスが取れた人材として評価されれば、採用されやすくなります。
「実行力」を過度にアピールしすぎない
自己PRでは以下のように「実行力」を過度にアピールしすぎないようにしましょう。
自慢話として受け取られ、マイナス評価につながる可能性があるからです。
以下は、過度なアピールの例です。
NGな伝え方
- 実績ばかりを主張する
- 第三者の評価を強調しすぎる
- エピソードを大袈裟に伝える
実行力は、事実に基づく具体的な成果やエピソードを伝えると信頼性が高まります。
突発的な行動や思いつきのエピソードは避ける
「実行力」と「突発的な行動」は異なります。
実行力は「目的や計画に基づいて行動し、成果を出す力」をさします。
そのため、計画性が感じられず、単なる思いつきの行動をアピールしても評価されにくいです。
悪い例文と良い例文を見てみましょう。
悪い例文:思いつきの行動
私は思い立ったらすぐ行動する実行力があります。
サークルの新入生勧誘で、人が集まらないと感じたため、急遽SNSで「限定イベント開催」と告知しました。
結果的に注目は集まりましたが、準備が間に合わず、参加者からは不満の声もあがりました。
良い例文:計画性のある実行力
私の強みは、計画的に実行する力です。
サークルの新入生勧誘で「前年比20%増」の目標を立てました。
まずSNSでの認知度向上が必要と考え、3週間前から「サークル活動紹介」「メンバーの声」を計画的に投稿したのです。
その結果、体験参加の申し込みが前年の1.5倍に増え、目標を達成できました。
エピソードを伝える際は、行動に至った「目的」や「計画」もセットで伝えるようにしましょう。
失敗を隠さず乗り越えた過程を強調する
自己PRでは、成功した結果だけをアピールする必要はありません。
むしろ、実行の過程で直面した「失敗」や「課題」を隠さず、それを「どう乗り越えたか」を具体的に示す方が、粘り強さや改善力をアピールできます。
成功体験だけの例文と、失敗談を交えた例文を比較してみましょう。
成功体験だけの自己PRでも良いのですが、失敗談を含めるとさらに良くなる印象です。
成功体験だけの例文
私の強みは実行力です。
飲食店のアルバイトで、接客マニュアルの改善を実行しました。
新しいマニュアルを導入したところ、お客様からのアンケート評価が上がりました。
失敗談を交えた例文
私の強みは、課題を乗り越える実行力です。
飲食店のアルバイトで、接客マニュアルの改善を実行しました。
しかし、最初に作成したマニュアルは「内容が複雑で覚えにくい」とスタッフから不評で、導入は失敗したのです。
そこで、全員から意見を集め、図解を中心にしたシンプルな内容に修正・実行しました。
その結果、新人スタッフの研修時間が短縮され、お客様のアンケート評価も5段階中平均4.5に向上しました。
企業は、失敗から学んで次に行動できる人材を求めています。
うまくいかなかった経験も、あなたの実行力を示す強力なエピソードになります。
一文を長くせず簡潔にまとめる
自己PRの文章は、一文を短くして簡潔にまとめるよう心がけましょう。
一文が長すぎると、読みにくく、伝えたい「結論」や「根拠」がぼやけてしまいます。
悪い例文と良い例文を確認してみましょう。
悪い例文:一文が長い
私の強みは、大学のゼミ活動において、地域の商店街活性化プロジェクトに参加したときに、なかなかアンケート調査に協力してもらえないという課題に直面しましたが、粘り強く訪問を続けて目的や熱意を説明することで信頼を得て、最終的に100件の回答を集めることに成功した実行力です。
良い例文:簡潔にまとめている
私の強みは、目標達成のために粘り強く実行する力です。
大学のゼミで、商店街活性化プロジェクトのアンケート調査を担当しました。
当初、訪問しても調査に協力してもらえない課題がありました。
しかし、私は諦めず、プロジェクトの目的や商店街への熱意を丁寧に説明し続けたのです。
その結果、徐々に信頼を得て、最終的に100件の回答を集めることに成功しました。
「〜です。」「〜ます。」とテンポよく文章を区切ることで、あなたの強みやエピソードが採用担当者にストレートに伝わります。
自己PRに自信がない場合は自己PR作成アプリを使えばOK

注意点はわかったけど、自分でうまく自己PRを書けるか不安だなぁ…
という方は、くりかえしですが、自己PR作成アプリを使ってみましょう。
アプリがあなたの情報を元に、うまく自己PRを書いてくれます。
おすすめアプリ
自己PR作成アプリは「HelloBoss」がおすすめです。
AIがあなたの特性を理解して、たった3秒で自己PRを書いてくれます。
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強み「実行力」を自己PRに使った例文7選


実行力を使った自己PRの例文も見たいな。
先ほどもふれましたが、実行力に他の強みを加える自己PRもおすすめです。
より具体的な実行力が伝わることでインパクトが残り、他の応募者と差別化できます。
強み「実行力」を使った例文
例文を1つずつ見ていきましょう。
実行力+計画性を使った自己PRの例文
例文
私の強みは実行力と計画性があることです。
大学時代、学園祭の主要イベントを担当し、SMARTの法則に基づいた明確な目標設定を行いました。
具体的には、学園祭の参加者数について前年比20%増を目標に設定しました。
また、スタッフ全員の役割を明確化し、3ヶ月前からSNSでの積極的な宣伝や必要資材の事前確保、ボランティアスタッフの研修をおこないました。
進捗は週毎にチェックし、改善点の洗い出しや調整を実施しました。
このアプローチによりイベントは成功をおさめ、目標を上回る参加者数となり、前年比25%増を達成しました。
私の実行力と計画性を活かして、貴社の経理事務職の業務に貢献します。
特に、複雑な財務データの管理や予算の計画立案などの業務で、効率的な作業を行います。
また、適切なタイムマネジメントとリソース配分を行い、業務の最適化に努めていきます。
実行力+柔軟性を使った自己PRの例文
例文
私の強みは、実行力と柔軟性があることです。
大学時代、地域の環境美化プロジェクトでのリーダーとして、廃棄予定の素材を再利用して公園の遊具を修復する計画を推進しました。
廃材の入手に必要な予算も限られていましたが、近隣の建設現場から無償で廃材を調達しました。
地域住民の協力でボランティア作業チームを結成し、メンバー全員で協力しながら資材を配置しました。
このプロジェクトにより、公園の遊具は新たな資材を使わずにコストを70%削減した状態で修復され、地域コミュニティから高い評価を受けました。
貴社のエンジニア職においても、この実行力と柔軟性を活かし、開発プロジェクトの変化する要件や突発的な問題に迅速かつ柔軟に対応します。
技術的な課題への対応だけでなく、チーム内での協働を促進し、プロジェクトを成功に導く人材として貢献したいです。
実行力+積極性を使った自己PRの例文
例文
私の強みは、実行力と積極性があることです。
大学時代に家電量販店でのアルバイトで、お客様に向けて最新家電のデモンストレーションを積極的に行い、製品の特長を明確に伝えることで、お客様の購買意欲を高める取り組みを自ら企画しました。
具体的には、4Kテレビとスマートスピーカーのデモを実施しました。
製品の高画質や音声操作の便利さを実演し、お客様に直接体験してもらいました。
この取組みにより、関連製品の売上は前月比で20%増加しました。
私の実行力と積極性を活かして、貴社の営業職として貢献していきます。
特に「商品やサービスを使って、どんな結果を得られるのか」をアピールすることで、売上アップを目指します。
実行力+粘り強さを使った自己PRの例文
例文
私の強みは、実行力と粘り強さがあることです。
アルバイト先のスーパーマーケットで、売り場の商品配置を改善する企画に参加した際、PDCAサイクルを活用しました。
最初にお客様の動線データを収集・分析して、初期の構成計画を立てました。
しかし、実施した初期案では売上アップの成果が見られず、もう一度データを分析しました。
そして、人気商品を前面に展示して動線を最適化し、季節商品のプロモーション位置を頻繁に変更して、お客様の反応を見ながら微調整をくりかえしました。
その結果、約3ヶ月後の売上は前年の20%増となり、お客様から「買い物がしやすくなった」と言っていただけるようになりました。
私の実行力と粘り強さを活かして、貴社のマーケティングに貢献します。
継続的なデータ分析と試行錯誤を通じて、もっとも売上につながるマーケティング施策を発見し、売上アップにつなげていきます。
実行力+課題解決力を使った自己PRの例文
例文
私の強みは、実行力と課題解決力があることです。
大学時代に飲食店でアルバイトをしていた際、店の回転率が悪いことが課題でした。
この問題に対処するため、お客様の待ち時間と滞在時間を調べ、効率的なテーブル管理とオーダーシステムの改善案を提案し実行しました。
具体的には、ピーク時間の予約制限と、スピーディなオーダー処理のためのタブレットを導入しました。
この取り組みにより、店の回転率は30%向上し、売上は前年同期比で15%増加しました。
私の実行力と課題解決力を活かして、貴社のコンサルティング職に貢献していきます。
クライアントの業務プロセスの効率化や、パフォーマンス向上を図るための戦略的な提案と実行を行います。
実行力と課題解決力を活かして、クライアントと貴社に利益をもたらす人材になることが目標です。
実行力+リーダーシップを使った自己PRの例文
例文
私の強みは、実行力とリーダーシップがあることです。
大学時代、サッカー部の部長として部の練習方法を見直し、より戦略的で効果的なトレーニングを導入することにしました。
具体的には、選手のスキルと体力に応じた個別のトレーニング計画を策定し、全体のコミュニケーションとチームワークを強化するためのミーティングを定期的に開催しました。
これにより、チームは以前のシーズンに比べて勝率が20%向上しました。
私の実行力とリーダーシップを活かして、貴社のプロジェクトマネージャー職に貢献できます。
リーダーシップを発揮してプロジェクトチームをまとめ、実行力をもって計画を確実に遂行することで、期限内に質の高い成果を出していきます。
一日も早く貴社のリーダーポジションになり、チーム力を活かして大きな成果を挙げていくことが目標です。
実行力+コミュニケーション能力を使った自己PRの例文
例文
私の強みは、実行力とコミュニケーション能力があることです。
大学時代にアパレル販売員のアルバイトをしていた際、売り場のレイアウト変更やプロモーション企画の提案と実施を担当しました。
特に、積極的にお客様の声を聞き出すことに注力しました。
お客様が何に関心があり、どんなものを求めているのか聞き出すために、お客様と会話を楽しみながらヒアリングすることを心がけました。
そして、お客様の声をもとに若者向けの流行アイテムを前面に展示し、SNSで話題の商品を中心にキャンペーンを展開しました。
この取り組みにより、担当売り場の売上は前年比で20%増加しました。
お客様とコミュニケーションをとっていたことで、お客様がご友人を連れてくる流れも起きました。
私の実行力とコミュニケーション能力を活かして、貴社の営業職に貢献できます。
お客様のニーズを聞き出し、それに応える提案をすることで売上を伸ばしていきます。
また、お客様とコミュニケーションをとることで、見込み客をご紹介いただきながら、顧客基盤も大きくしていきます。
例文を見ても不安な時は自己PR作成アプリを使おう

例文を見ても、うまく書けるか自信がない…
という人は、くりかえしですが、自己PR作成アプリを使えばOKです。
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今からでも間に合う!実行力をさらに磨く3つの方法

自己PRで実行力をアピールしたいけど、今からでも実行力を高める方法はあるかな?
面接で聞かれても困らないように、実行力を磨いておきたいな。
このような悩みを持つ方のために、今からでも間に合う、実行力をさらに磨く3つの方法を紹介します。
実行力をさらに磨く3つの方法
- 常に目的意識を持って行動する
- 大きな目標は細分化して計画を立てる
- スケジュールを立てて行動を習慣化する
難しいことではなく、日々の意識や行動を少し変えるだけです。
1つずつ見ていきましょう。
常に目的意識を持って行動する
実行力を磨くために、常に「何のためにこれを行うのか」という目的意識をもって行動しましょう。
目的が明確でないと、行動が曖昧になったり、途中で続かなくなったりするからです。
例
アルバイトや学業で「なぜ今この作業をするのか」を考える癖をつけるのもおすすめです。
「レジ打ちを早くする」という行動だけでなく「お客様を待たせないため(目的)」という意識をもつことで、行動の質や改善の視点が変わってきます。
普段から目的を考える習慣をつけることで、自己PRのエピソードにも「計画性」や「主体性」が加わり、説得力のある実行力としてアピールできます。
大きな目標は細分化して計画を立てる
大きな目標を立てたときは、それを細分化して小さな計画に落とし込むことが有効です。
壮大な目標は、どこから手をつければいいかわからず、行動に移せない原因になります。
例えば「卒業までにTOEICで800点を取る」という目標を、以下のように細分化します。
| 段階 | 目標・行動 |
|---|---|
| 大きな目標(KGI) | 卒業までにTOEIC800点を達成する |
| 中間目標(KPI) | 半年後に700点、3ヶ月後に600点を達成する |
| 今日の行動(タスク) | 単語帳を10ページ進める、リスニング教材を30分聞く |
このように目標を分解することで、毎日やるべきことが明確になります。
小さな「できた」を積み重ねることが、実行力を磨くための確実な訓練になるでしょう。
目標を細分化し、着実に行動する癖をつけてみてください。
スケジュールを立てて行動を習慣化する
実行力を高めるには、スケジュールを立てて行動を「習慣化」することが必要です。
実行力は、そのときの意志の力だけで継続できるものではありません。
行動を日常生活のルーティンに組み込むことで、無理なく継続できるようになります。
行動を習慣化するコツ
カレンダーや手帳に「やる時間」を書き込む
「朝起きたら」「通学中に」など既存の習慣とセットにする
最初は「1日10分だけ」などハードルを低く設定する
例えば「毎朝7時から30分間、資格の勉強をする」と具体的に決めて、カレンダーに登録します。
スケジュールに落とし込んで行動を習慣化することで、継続的な実行力が自然と身につきます。
実行力を自己PRに使うときによくある質問
最後に、実行力を自己PRに使うときによくある質問に答えていきます。
実行力の身につけ方は?
実行力は以下のステップをくりかえすことで身につきます。
実行力を身につける5ステップ
- 具体的な目標と期限を決める
- 達成可能な計画を立てる
- タスクの優先順位を決めて実行する
- 定期的に目標の達成度合いを振り返る
- 計画どおりにいかなかった点を改善する
前述の「KGIとKPI」や「PDCAサイクル」を使った手法です。
最終目標を達成するためのスモールゴールをいくつか設定し、定期的に見直しましょう。
うまくいかなかった点は、理由を分析して改善していけばOKです。
自己PRを実行力にした場合、面接で聞かれることは?
「あなたが実行力をもったキッカケ」を聞かれる可能性があります。
自分の強みをどのくらい認識しているか聞きたいからです。
例文
私が実行力をもったキッカケは、高校時代にバスケットボール部のキャプテンに指名されたときです。
真剣にバスケットボールに取り組んでいる同級生や後輩が多く、スキルアップすることや試合に勝つことが目標になりました。
実際にスキルアップを実感したり、試合に勝つことで、実行力が自分の強みだと認識するようになりました。
聞かれたらすぐ答えられるよう、キッカケとエピソードも一緒に準備しておきましょう。
長所を実行力にする場合、短所は何がいい?
短所は「すぐ動き出したくなる」などが良いでしょう。
そのまま伝えず、長所につながるように伝えるのがおすすめです。
例文
目標達成の計画を立てている時点で、すぐに動き出したくなってしまうことがあります。
ただし、中途半端な目標設定や計画で行動すると、うまくいかないケースが多いので注意しています。
ただ、これは私に「行動力」も備わっている証拠だと思っています。
今は、実行力と行動力をバランスよく発揮するように意識しています。
このように、短所を改善しようとしている点を伝えると、成長意欲が感じられて好印象です。
短所は長所とセットで準備しておきましょう。
実行力と行動力はどちらをアピールすべき?
どちらをアピールすべきかは、あなたのエピソードや応募先企業が求める人物像によります。
前述とおり、2つの言葉の意味は異なります。
| 言葉 | 意味 | 向いている職種・企業(例) |
|---|---|---|
| 実行力 | 計画に沿って目標を達成する力 | 計画性や着実性が求められる職種(事務職、研究職、品質管理など) |
| 行動力 | 迅速に行動する力 | スピード感や積極性が求められる職種(営業職、ベンチャー企業など) |
自分の強みが「計画的に物事を進めて結果を出した」エピソードであれば「実行力」が適しています。
一方で「誰よりも早く課題に着手した」エピソードであれば「行動力」の方が伝わりやすいです。
どちらがよりアピールになるか迷ったときは、企業の採用ページで「求める人物像」を確認し、より近い言葉を選ぶと良いでしょう。
実行力をアピールするエピソードが見つからない時は?
実行力をアピールするエピソードが見つからない場合、大きな成功体験や特別な経験ばかりを探している可能性があります。
実行力は、日常のささいな行動の中にも隠れています。
エピソード探しのヒント
学業やレポートで、計画を立てて期限内に終わらせた経験
アルバイトで、非効率な作業を改善しようと行動した経験
サークル活動で、小さな目標のために行動した経験
資格取得のために、学習スケジュールを立てて実行した経験
華々しい成果でなくても「目標を立てて」「計画し」「行動し」「結果(達成)した」という流れがあれば、それは立派な実行力のエピソードです。
どうしても見つからない場合は、今からでも間に合う!実行力をさらに磨く3つの方法を参考に、今日から小さな実行を始めてみてください。
転職の自己PRでも実行力は評価される?
転職活動(中途採用)においても実行力は高く評価されます。
むしろ、新卒採用以上に「実行して成果を出した経験」が重視される傾向にあります。
| 採用区分 | 評価のポイント(例) |
|---|---|
| 新卒採用 | 実行するプロセスやポテンシャル(伸びしろ)も評価対象 |
| 転職(中途)採用 | 実行した結果、どのような「成果・実績」を出したかが厳しく見られる |
転職活動では「即戦力」として、入社後にどれだけ貢献できるかを判断されます。
そのため、前職でどのような目標を立て、どう計画・実行し、どれだけの成果を上げたのかを、具体的な数字で示すことが必要です。
作成した自己PRの完成度を高める方法は?
作成した自己PRの完成度を高めるには、自分以外の第三者に読んでもらい、フィードバックをもらうのが最も効果的です。
自分では完璧だと思っていても、他人が読むと「意味が伝わりにくい」「エピソードが弱い」といった改善点が見つかるものです。
添削を依頼する相手
大学のキャリアセンターの職員
就職・転職エージェントのアドバイザー
友人や家族、先輩
もし周囲の人に頼みにくい場合は、Hellobossのような自己PR作成アプリなどを活用するのもおすすめです。
客観的な視点を取り入れることで、あなたの実行力が採用担当者により伝わる自己PRに仕上がります。
まとめ|実行力を使って就活の自己PRを作ってみよう
最後にもう一度、実行力を使って自己PRを作る4ステップをまとめておきます。
自己PRの作り方4ステップ
- 強みが「実行力」である結論
- 実行力を発揮したエピソード
- 実行力を発揮して得られた結果
- 応募する企業で実行力をどう活かして貢献するか

自己PRをうまく書く自信がない…
という人は、くりかえしですが、自己PR作成アプリを使ってみましょう。
アプリがあなたの自己PRを書いてくれます。
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あなたの自己PRや就職活動の参考になればうれしいです!

スマホの写真を使って履歴書を簡単に作成する方法

サクッと履歴書も完成させたいな…
あと、証明写真を撮影しにいくのがメンドくさい…
先ほど紹介した「HelloBoss」という自己PR作成アプリを使うと、履歴書のPDFも自動生成できます。
メリット
- あなたの普段の写真から履歴書に使える写真を作成
- 履歴書をPDFで作成してくれる
そのため、簡単に履歴書も作りたい人は、自己PR作成も併せて「HelloBoss」を使ってみてください。
履歴書や写真も無料で生成できるので、さっそくアプリをインストールしてみましょう!
