fbpx

求人の問い合わせメール完全解説!転職で好印象を与える例文集

転職を考える女性

求人に応募する前に疑問点があるから、問い合わせのメールをしたい。

でも、失礼になるかな…?

こういった疑問に答える記事です。

この記事でわかること

  • 転職活動で求人の問い合わせメールを送る際のマナー
  • 求人の問い合わせメールのテンプレートと例文
  • 求人の問い合わせメールの返信方法

結論、求人情報に疑問がある場合、その企業に問い合わせのメールを送ってもOKです。

企業は人材を募集している以上、そうした問い合わせに答えてくれるケースが多いです。

注意

ただし、マナーを守ってメールしないと、印象が悪くなってしまう恐れがあります。

もし応募した場合、選考が不利になるかもしれません。

この記事を読むことで、失礼がない求人の問い合わせメールの送り方がわかります。

例文もあるのでアレンジしながら使ってみてください。

最後まで読むことで、求人の疑問点をなくして、安心して応募できるでしょう。

求人を調べるおすすめ無料アプリ

転職活動で企業を調べる際は、私たちが提供する無料アプリ「HelloBoss」がおすすめです。

約540万社の企業データベースがあるため、企業研究に役立ちます。

さらに、企業の担当者にチャットで気軽に質問できるので、不明点を解消しやすいでしょう。

転職を考える女性

企業に問い合わせるのが不安…

という方は、HelloBossで気軽に情報収集してみてください。

監修者

※「前置きはいいから、早くメールの送り方を教えて!」という方は、転職活動で求人の問い合わせメールを送る際のマナーへジャンプしてみてください。

Contents

くりかえしですが、求人に対する疑問点を企業に問い合わせて質問してOKです。

問い合わせのメールを送ると、以下のようなメリットがあります。

求人の問い合わせメールを送るメリット

  • 疑問点を解消することでミスマッチを防げる
  • 採用担当者と接点ができて安心材料になる
  • 企業の対応や雰囲気を確認できる
  • 応募書類・面接準備の質を高められる
  • 応募意欲や本気度をアピールできる
  • 問い合わせフォームから簡単に連絡できる
  • メールのやり取りの記録が残る

問い合わせのメールを送るメリットは多いので、実践してみましょう。

メリットを1つずつ解説していきます。

疑問点を解消することでミスマッチを防げる

応募前に疑問点を質問してクリアにしておけば、ミスマッチで後悔するリスクが減ります。

不明点を放置したまま入社すると、仕事内容や給与面で不一致が生じるかもしれません。

疑問点を解消せずに転職するリスク

  • 福利厚生が不十分
  • 配属先が想定と違う
  • 希望の働き方と実際のシフトが合わない
  • 転勤が多く家族や生活ペースと噛み合わない

特に、勤務条件や社内の雰囲気は質問しないとわからないケースがあるため、メールで確認しておきましょう。

採用担当者とやり取りすることで、採用後のトラブルを抑えやすくなります。

採用担当者と接点ができて安心材料になる

メールで連絡すれば、採用担当者との距離が縮まりやすいです。

質問内容への回答をもらっておけば、面接のときに、

面接を受ける女性

先日は詳しく教えていただきありがとうございました。

と伝えやすく、スムーズに話が進みます。

やり取りを経験すれば、採用担当者のコミュニケーションスタイルもつかみやすくなり、不安をやわらげられます。

軽い顔見知り状態に近づけると、初対面特有の緊張を減らせるため、自分の強みを落ち着いて伝えやすいです。

企業の対応や雰囲気を確認できる

メール返信の文面やテンションから、企業の社内環境を推測できます。

チェックポイント

丁寧で配慮ある回答なら社員を大事にする風土の可能性が高いでしょう。

反対に、素っ気ない一言や高圧的な書き方だと、入社後のやり取りにも不安を感じるかもしれません。

応募の段階で対応をチェックできれば、働きやすさを見極めやすいです。

また、返信が極端に遅い場合、相談しづらい社風を疑う材料になります。

早い段階で雰囲気を判断できるため、リスクを抑えて志望先を絞り込みやすいでしょう。

応募書類・面接準備の質を高められる

問い合わせメールで疑問点を解消すると、履歴書や面接の準備をしやすいです。

企業が求める人物像を詳しく聞いておけば、自己PRや志望動機の方向性も明確になり、担当者が興味をもつ表現に仕上げられます。

「チームで成果を出せる人材が理想」と回答された場合、グループプロジェクトの経験を具体的にアピールする書き方へ調整できて、印象が良くなるでしょう。

以下は問い合わせで確認した内容が、書類や面接にどう役立つかまとめた例です。

問い合わせで確認する点履歴書・面接でどう活かせるか
求めるスキルや経験該当する実績を自己PRに盛り込み、説得力を高められる
評価されやすい人物像面接時のエピソードを的確に選び、担当者が魅力を感じる話題を提示しやすい
企業が重視する価値観志望動機に盛り込み、企業の方向性との共通点を強調可能

面接の質問にスムーズに対応でき、説得力ある受け答えができます。

結果的に内定率を高める要因につながるでしょう。

応募意欲や本気度をアピールできる

応募先へ質問する姿勢は「強い関心がある」と受け取られやすいです。

細かい事項を尋ねる応募者は「本気で検討している」という印象を残しやすく、採用担当者も記憶に残るでしょう。

面接時に、

面接を受ける女性

先日はメールでありがとうございました。

おかげで不明点がなくなり、入社したい意志が強くなりました。

と話を始めれば、前向きなイメージをもってもらえます。

初期段階から熱意を示した状態で選考を進められるため、採用への好感度を高めるきっかけになります。

問い合わせフォームから簡単に連絡できる

担当者のアドレスがわからなくても、ホームページにある問い合わせフォームを使えば、簡単に質問を送れます。

「ご意見・ご質問」や「採用に関するお問い合せ」といった問い合わせフォームを設ける企業が多いです。

さらにフォームだと担当者が受け取りやすく、対応する部署へ自動で回る場合もあります。

やりとりがスムーズになり、少し込み入った条件の問い合わせもしやすいため、企業との距離を縮められます。

メールのやり取りの記録が残る

文面でやり取りをするため、内容が保存されて後になってから混乱する可能性が減ります。

「勤務地をどちらに希望しているか」や「入社後の研修は何日続くか」を質問しておけば、そのメールを見返すだけで正確な回答を再確認できます。

万が一、面接前に追加で質問したい点が出ても、過去のやり取りを参照しながら追加質問を考えられます。

口頭では聞き逃しや伝達ミスが起こりやすいですが、文章なら不明点を再度読み直して把握できるでしょう。

一方、求人の問い合わせメールには、以下のようなデメリットがあります。

求人の問い合わせメールのデメリット

  • メールを見落とされることがある
  • 回答をもらえるまでタイムラグがある
  • メールのクオリティが低いと印象が悪くなる

デメリットを知った上で問い合わせしてみましょう。

こちらも1つずつ解説していきます。

メールを見落とされることがある

送信は簡単でも、採用担当者が多忙な場合や受信フォルダが混雑している場合は、返信が届かないことがあります。

例えば以下のような事象が起きる危険性があるでしょう。

メールが見落とされるケース

  • フィルタ設定で採用担当の受信箱に届かない
  • 類似の問い合わせが大量に届いて埋もれてしまう
  • スマートフォンで通知をオフにしていて閲覧が遅れる

送信から何日も経っても返事がないときは、メールを再送したり、折を見て電話をかけたりする必要があります。

回答をもらえるまでタイムラグがある

企業の採用担当者は会議や面接対応で席を外している場合が多く、メールを確認するまでに時間を要します。

急ぎで質問したいときは電話をかける方が早く解決するかもしれません。

採用予定日が迫っているときや応募書類の締め切りが近いときなどは、電話での連絡も検討しましょう。

適切な方法を選べば、問い合わせに対するもどかしさを減らせます。

メールのクオリティが低いと印象が悪くなる

文章が曖昧だったり、ビジネスメールの書式を守っていなかったりすると、採用担当から「基本的なマナーが不足している」と思われます。

悪い例

「件名がない」「要件が散らばっていて読みづらい」などの場合は、評価が下がりやすいです。

こうした内容だと選考でも不利になる可能性があります。

次から問い合わせメールの書き方を解説するので、手順を把握してからメッセージを作成してください。

問い合わせメールが不安ならチャットで質問する

転職を考える女性

メールの文章は自信がないから、問い合わせするのが不安だなぁ…

という方は、企業の担当者にチャットで気軽に質問できる無料アプリ「HelloBoss」がおすすめです。

丁寧に文章を送ることは大切ですが、チャットはビジネスメールより少しフランクな文化があるため連絡しやすいでしょう。

さらに

約540万社の企業データベースがあるため、質問せずに知りたい情報が見つかる可能性があります。

転職を考える女性

企業に問い合わせるのが不安…

という方は、HelloBossで気軽に情報収集してみてください。

転職活動で求人の問い合わせメールを送る際のマナー

転職活動で企業へメールする際は、社会人としての基本マナーが評価に影響を与える可能性があります。

メール文の書き方や送信時間など、気をつけておきたい点は以下の7つです。

求人の問い合わせメールを送る際のマナー

  1. メール文は簡潔に読みやすくする
  2. 誤字・脱字がないようにする
  3. 企業の就業時間内にメールを送る
  4. ホームページでわかることは質問しない
  5. パソコンからメールを送信する
  6. 転職活動に適切なメールアドレスを使用する
  7. 添付ファイルの容量は1MB以下にする

採用担当者に「失礼」と感じさせないよう、1つずつ確認していきましょう。

メール文は簡潔に読みやすくする

文章は要点を短くまとめて、採用担当者がすぐ理解できるようにしましょう。

過度な装飾や長文は読みにくくなり、返信に時間がかかります。

例えば、挨拶や自己紹介を端的に記載し、後半で具体的な質問や要望を書くと相手に負担をかけにくいです。

良い例文

突然のご連絡失礼します。◯◯と申します。

求人情報を拝見し、下記の点についてお伺いしたくご連絡しました。

悪い例文

いつもお世話になっております!メールで質問させていただいて良いのか迷ったのですが、せっかくの機会なので質問させていただきたく思い、問い合わせしました。

ところで採用情報を調べたところで…うまく探せなかったんですよね。

これって、どこかに書いてありますか?

「良い例文」は簡潔で丁寧ですが「悪い例文」は周りくどく、ビジネスメールには相応しくない文面が気になります。

文章を読みやすくするコツは以下のとおりです。

工夫するポイント具体例
絵文字や機種依存文字を使わない「☺」「(株)」などの文字は避ける
適度に改行する1文が長くなる前に改行して見やすくする
箇条書きを活用する質問事項や希望条件をリスト化して相手に伝えやすくする
敬語を乱用しない「〜いただきたく存じます」などを連発しすぎない

読みやすく工夫できている文章ほど、採用担当者も好印象をもちやすいです。

改行や箇条書きで情報を整理すると要点が伝わりやすく、返信も早くなるでしょう。

誤字・脱字がないようにする

文章に誤字・脱字があると注意力が低い印象を与えかねません。

特に企業名や担当者名を間違えると、不信感を抱かれるでしょう。

以下はありがちな間違いと、正しい表現は以下のとおりです。

誤り正しい表記
御社(話し言葉)貴社(書き言葉)
◯◯株式会社様◯◯株式会社 ◯◯様
ご担当鈴木様採用担当 鈴木様

Enno」というサイトを使うと、誤字脱字をチェックできます。

送信前には最低でも1回は全文を読み返し、読み上げチェックをするとなお防ぎやすいです。

企業の就業時間内にメールを送る

メールを送信する時間帯にも配慮が必要です。

早朝や深夜にメールが届くと、受け手のプライベートを侵していると感じられる場合があります。

昼休み中や終業ギリギリの送信も、採用担当者が集中しづらいタイミングになるかもしれません。

ポイント

一般的には平日9〜17時に送るのが理想です。

在職中でメールを送りにくいなら、GmailやOutlookなどの予約送信を活用すればOKです。

例えば、前日の夜にメールを完成させて、翌朝10時に送信されるよう設定すれば、相手が気持ちよくメールを確認できるでしょう。

土日祝に送る場合は「休日に失礼いたします」とひとこと添えると気遣いを感じられて印象が良いです。

ホームページでわかることは質問しない

企業の公式ページやFAQで簡単に把握できる内容を質問すると「事前に確認していないのか?」と受け取られて印象が悪くなります。

会社概要や募集要項など、調べればわかる情報を質問するのは、採用担当者の負担が大きいです。

事前にチェックし、どうしてもわからないことを質問する方が好印象を与えやすいでしょう。

特に給与レンジやリモートワークの頻度、募集職種ごとの具体的な役割などは直接問い合わせないとわからないケースが多いです。

そうした内容に絞り込むと、相手からも丁寧に回答を得られやすくなります。

パソコンからメールを送信する

スマートフォンから送るメールは改行が不自然だったり、意図しない装飾が付いたりする場合があります。

パソコンから送信すればレイアウトを確認しやすく、相手の環境を想定しながら文章を整えられるでしょう。

注意

スマートフォンのキャリアメールでやりとりすると、迷惑メールフォルダに分類されやすかったり、添付ファイルを開けなかったりする恐れがあります。

どうしてもパソコンが使えない場合は、PC表示を想定した改行や署名欄の体裁を整え、文字化けしないかチェックしてから送るのが望ましいです。

見え方に配慮したメッセージの方が、採用担当者も読み取りやすくなります。

転職活動に適切なメールアドレスを使用する

利用するメールアドレスによっては、担当者が違和感を抱くケースがあります。

非公式な文言やプライベート感が強いものは、ビジネスメールにはそぐわないでしょう。

分類メールアドレスの例
適切taro.yamada@gmail.com
taro.yamada@yahoo.co.jp
不適切love&peace@xxx.com
nekochan@softbank.ne.jp

前者のように実名ベースで統一されたフリーメールは事務的でわかりやすく、企業への連絡に適しています。

応募時に備えてビジネス向けのメールアドレスを取得しておくのがおすすめです。

添付ファイルの容量は1MB以下にする

履歴書や職務経歴書をメールで送る場合、過度に大きいファイルは開くまでに時間がかかったり、サーバー環境によっては受信エラーが起こったりする場合があります。

1MB以下を目安に圧縮し、読みやすい形式に変換すると担当者に親切です。

項目内容
容量の目安1MB程度が推奨。2MB以上なら圧縮を検討
ファイル形式PDFが望ましい
ファイル名「日付+書類名+氏名」のように一目で内容が判断できるもの
パスワード保護個人情報保護の観点から可能なら対応

サイズが大きい場合は、Googleドライブなど外部ストレージを活用し、ダウンロード用リンクを送る方法もあります。

面接前から担当者に手間をかけさせると印象を損ねる場合があるため、ファイル名や拡張子にも気を配りましょう。

ビジネスメールが不安ならアプリを使うのがおすすめ

転職を考える女性

ビジネスメールに慣れてないから不安…

という方は、企業情報を調べられる無料アプリ「HelloBoss」がおすすめです。

約540万社の企業データベースがあるため、メールしなくても知りたい情報が見つかるかもしれません。

さらに

それでもわからない点があれば、企業の採用担当者に気軽にチャットで質問できます。

正式なビジネスメールより少しフランクな文化なので、メールが不安な方におすすめです。

求人の不明点を解消したい方は、無料でHelloBossをインストールして、情報収集してみましょう。

求人や転職の問い合わせメールの書き方|テンプレートと例文
転職を考える女性

問い合わせメールを書くときのテンプレートとか例文があれば見たいな。

以下のテンプレートに沿ってメール文を書けばOKです。

求人の問い合わせメールのテンプレート

  1. 件名
  2. 宛名
  3. 挨拶文と自己紹介
  4. 要件の概要
  5. 質問内容
  6. 締めの文章
  7. 署名

例文も併せて紹介するので、アレンジして書いてみてください。

件名|要件がわかるように書く

メールの受信ボックスで、まず目に留まるのが「件名」です。

採用担当者が多忙な場合、件名だけで開封の優先度を判断されることもあります。

やり取りを円滑に進めるには、メールの内容がわかり、送信者が誰なのか見える工夫が大切です。

「面接希望日について/山田花子」のように、要件と名前を短文でまとめておくと相手に負担をかけません。

面接調整であれば「希望日時ご相談:山田」などもシンプルで目立ちやすいです。

以下はメールの件名に入れる情報と書き方のコツです。

項目書き方のヒント
要件(問い合わせ内容)「面接日時について」「求人応募のご連絡」など短く要点を示す
氏名「山田花子」「鈴木太郎」のように名字+名前の形でわかりやすく記載
日付や番号必要に応じて「〇月〇日の件」「資料No.〇〇」など管理に役立つ情報を補足

良い件名の例

  • 面接のお礼と質問のご連絡/鈴木花子
  • 【質問】求人応募内容について(田中一郎)
  • 職種変更希望の件:佐藤学

悪い件名の例

  • 要件がわかりにくい→「はじめまして」「質問です」「お願い」
  • 急かすような件名→「至急です!」「返事ください!」
  • 長すぎる→「大変お世話になります田中です一度お会いしたくメールしました」

担当者は多くのメールを並行して処理することもあります。

手短で適切な件名を意識すると、開封されやすくスムーズなやり取りにつながります。

宛名|誰宛てか一目でわかるように書く

文章の冒頭で宛名を明記すると、担当者が「誰宛ての連絡か」を一目で把握しやすいです。

企業名や部署名、個人名がわかっている場合は、すべて漏れなく書きましょう。

部署名や担当者名に誤りがあると、相手に敬意を欠く印象を与えます。

宛名に書く情報

  • 企業名(株式会社◯◯ など)
  • 部署名や役職(人事部、採用課など)
  • 氏名の正式な漢字
  • 敬称(様、御中などを使い分け)

以下は良い宛名の例文です。

良い宛名の例文

株式会社◯◯ 人事部 採用担当 山田太郎様

企業の正式名称を省略せず、部署や役職がわかる場合はきちんと加えましょう。

社名や氏名で漢字を誤変換しないためにも、求人サイトや企業HPで表記を再確認しておくと安心です。

挨拶文と自己紹介|誰が何を連絡しているか明確にする

メール本文の最初は、挨拶と自己紹介を合わせて記載するとわかりやすいです。

初めての相手には「突然のメール失礼いたします」などを入れ、やり取りが進んでいる場合は「お世話になっております」で始める流れが自然でしょう。

自分の所属や状況を明かし、担当者がスムーズに相手をイメージできるようにすると、本文が読みやすくなります。

以下は良い例文です。

例文1

突然のメール失礼いたします。山田花子と申します。
前から貴社の採用情報を拝見しており、いくつか確認したい点があって連絡させていただきました。

例文2

初めまして。△△株式会社で経理を担当しております佐藤太郎です。
転職を検討している中で貴社の求人要項を見つけ、大変興味を持ちましたので連絡いたしました。

例文3

初めまして。医療機器メーカーに勤めている田中学と申します。
貴社の◯◯職種に挑戦したいと思い、具体的な募集条件をお伺いしたくご連絡しました。

文章冒頭を丁寧にまとめると、企業が「誰が何を目的に連絡しているか」をすぐ理解できます。

挨拶は簡潔ながらも敬意を示し、自己紹介では名前だけでなく仕事の情報を端的に伝えると自然な流れになりやすいです。

要件の概要|質問の目的を簡潔に書く

メール本文では、最初にどういった目的で連絡しているのかをはっきり伝えると無駄を省けます。

「どのような依頼や質問なのか」を早めに伝えると、読み手も速やかに処理しやすいです。

以下は良い要件の概要の例文です。

例文1

先日公開された求人情報を拝見し、応募条件を確認いたしましたが、一部未記載の項目がございました。

面接前に知っておきたい点があり、相談させていただきたくご連絡しました。

例文2

求人サイトで◯◯職種の募集を確認し、応募を検討しております。職務内容について追加でお伺いしたい箇所があり、メッセージを差し上げました。

例文3

貴社サイトの採用ページを拝見して、募集期間や選考フローについて詳しく確認させていただきたく思っています。お忙しい中恐縮ですが、ご回答よろしくお願いします。

用件の概要だけで全容がざっくりわかるように書けば、後の詳細な質問や依頼事項がスムーズにつながります。

本文全体が長めの場合は、箇条書きでポイントを区切る方法も効果的です。

質問内容|詳細な質問内容を書く

募集要項や面接日時など、具体的に知りたい内容を、担当者が回答しやすい形にまとめると返信が早まりやすいです。

余計な装飾を避け、相手が理解しやすい言葉を選びましょう。

質問が複数ある場合は箇条書きが有効です。

以下は良い質問内容の例文です。

例文

次の点についてご教示いただけますでしょうか。
1)◯◯の業務に携わる頻度
2)リモートワークの適用可能な日数
3)試用期間の給与体系

大まかな要件の後で詳細な質問を提示する流れにすると、相手も全体像を把握した上で回答しやすくなります。

締めの文章|担当者に配慮する

最後は一言そえて終わると、礼儀正しく印象も良くなります。

相手が具体的に行動しやすい言い回しにすると、次の工程が円滑になります。

加えて、返信がほしい期限や相手の負担を考慮した表現を取り入れるのも良いでしょう。

以下は良い締めの文章の例文です。

例文

お忙しい中恐れ入りますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。お手数でしたら、お時間のあるときで構いません。

不安を煽る表現や急ぎすぎるトーンを避け、相手への配慮を感じさせる文言を入れると、全体的に柔らかな印象を与えます。

署名|連絡先を書く

文末には署名を忘れずに入れましょう。

名前や連絡先がわかりにくいと、返信や書類の突合作業に手間がかかるかもしれません。

特にフリーメールを使用している場合、スパムメールとの区別が困難な場面もあるため、署名で本人情報を明確に示すのが望ましいです。

以下は署名の例文です。

==================
山田花子
住所:◯◯県◯◯市◯◯町××-××-××
電話:090-0000-1111
メール:hanako.yamada@gmail.com
==================

メールソフトやフリーメールに署名テンプレートを登録しておくと送信時に自動挿入できるため便利です。

差出人の情報がすぐに確認できるように整え、担当者の手間を減らす工夫を心がけましょう。

ビジネスメールが不安ならチャットで質問するのがおすすめ

転職を考える女性

メールの書き方はわかったけど、自分で書くと失敗しそうで不安…

という方は、企業の担当者にチャットで気軽に質問できる無料アプリ「HelloBoss」を使ってみましょう。

チャットであっても丁寧な文章を送ることは大切ですが、ビジネスメールより少しフランクな文化があるため連絡しやすいです。

さらに

HelloBossでは約540万社の企業データベースがあるため、質問せずに知りたい情報が見つかる可能性があります。

ビジネスメールに自信がない方は、HelloBossで気軽に情報収集してみてください。

求人に応募する前の問い合わせメールの例文

ここでは、求人に応募する前の問い合わせメールの例文を紹介します。

求人の問い合わせメールの例文

  • 求人募集しているか問い合わせるメールの例文
  • 採用条件に関する質問の例文
  • 業務内容に関する質問の例文

例文をアレンジして使ってみてください。

求人募集しているか問い合わせるメールの例文

転職活動では、求人サイトや公式ページを見て応募しようと考えていても、実際に枠が残っていないケースがあります。

事前に「採用を継続しているのか」を問い合わせると、スケジュールや他社との併願状況を整理しやすいです。

加えて、自分の経歴の概要を伝えれば、企業の採用担当者も興味をもつかもしれません。

以下は転職者向けの問い合わせメール例文です。

例文

件名:求人募集の有無についてご相談|佐藤太郎

株式会社◯◯
採用ご担当者様

突然の連絡失礼いたします。現在、△△株式会社で営業職を担当しております佐藤太郎と申します。貴社の◯◯職の募集情報を求人サイトで拝見し、大変魅力を感じました。

掲載開始日がやや以前だったため、いまも募集枠があるのかお伺いしたくご連絡いたしました。もし募集が継続中でしたら、ぜひ応募を検討したいと考えています。

前職では法人向けサービスの提案営業に力を入れ、新規顧客を前年比◯%増やすことに貢献しました。貴社でも顧客開拓に携わりたいという気持ちが強く、チャレンジする意欲があります。

お手数をおかけしますが、現状の採用状況を教えていただけますでしょうか。もし続いているようでしたら、書類の提出や面接の流れを改めて確認できると助かります。どうぞよろしくお願いいたします。

(署名)

メール全体では、問い合わせの主旨「採用中なのか知りたい」を冒頭に書き、その上で自分の経歴を簡単に補足すると担当者に良い印象を与えやすいです。

長文になりすぎないように要点を絞り、読みやすいレイアウトを心がけてください。

採用条件に関する質問の例文

求人票を見ると、経験年数や保有資格などが明記されている場合があります。

自分の経歴がそれに完全には当てはまらない際、問い合わせで自分のスキルや経験を伝えると、選考に進むこともあります。

要件を満たさないからといってあきらめるのではなく、自分の強みを伝えて「他の経験で補えるか」などを聞いてみましょう。

例えば、法人営業経験が短くても、別の職種で培ったコミュニケーション力を提示したい方は「その経験を実務にどう活かすのか」を伝えるのがおすすめです。

例文

件名:採用条件についてのお伺い|佐藤太郎

株式会社△△
人事部 採用ご担当者様

お世話になります。△△株式会社で営業アシスタントを担当しております佐藤太郎と申します。貴社の営業職の募集要件を拝見し、興味を持っております。

募集情報には「法人営業経験3年以上」とありましたが、私の実務経験は1年間です。ただし、コールセンターでスーパーバイザーを2年間務め、マネジメント業務も担当しておりました。その知識を活かし、顧客対応や提案を工夫しながら成果を伸ばした実績があります。

もしこのような経歴でも検討可能な場合、書類提出させていただければ幸いです。差し支えなければ応募可否を教えていただけないでしょうか。未経験分野も含め意欲をもって貢献する準備があります。

お忙しいところ恐縮ですが、ご回答よろしくお願いいたします。

(署名)

自分の経歴を応募条件と照らし合わせながら、どのように役立てるかを端的に示すと、担当者が可能性を感じてくれるかもしれません。

長くなりすぎないよう留意しつつ、どこで何を身につけたかを一行ほど加えるのがおすすめです。

業務内容に関する質問の例文

業種によっては求人票や企業サイトに大まかな業務概要しか載っていないことがあります。

実際にどのような案件に関わるか、在宅勤務はあるのかなど、詳しく聞いておくと入社後のミスマッチが減るでしょう。

ただし、あまり多くの質問を一度に送ると相手の負担になります。

最も気になるポイントをまとめ、簡潔な質問を心がけてください。

業務範囲が広い職種だと「具体的にどこまで担当するのか」「社内での連携体制はどうなっているのか」などが気になる点でしょう。

以下はアプリ開発の実務範囲を聞く例文です。

例文

件名:【質問】業務内容についてのお願い|山本由紀

◯◯株式会社
採用ご担当者様

突然の連絡失礼いたします。現在フリーランスでアプリ開発を行っている山本由紀と申します。貴社の求人情報に記載されていた「モバイルアプリ開発エンジニア」に興味を持ちました。

掲載内容では「新規サービスの開発全般」と書かれておりましたが、要件定義から設計まで一通り担当する形なのか伺いたいです。

また、プロジェクトによってはUIデザインも兼務する可能性があるのか教えていただけないでしょうか。自分は以前、海外向けアプリのUIを制作した経験があり、UI面でも役に立てるかもしれません。

応募前で恐縮ですが、担当範囲をある程度理解しておきたいと考えております。もし補足情報などございましたら共有いただけると助かります。どうぞよろしくお願いいたします。

(署名)

論点をしぼり、自己の経験を明かした上で具体的に質問するのがコツです。

続いて、求人に応募するときの問い合わせメールの例文を紹介します。

求人に応募する際の問い合わせメールの例文

  • 求人に応募する際の例文
  • 応募する職種を変更したい場合の例文
  • 応募書類の内容を変更したい場合の例文

こちらも応募する求人に併せて使ってみてください。

求人に応募する際の例文

企業の求人に応募する場合、メール内でどのような経験や強みがあるのか、端的に触れると採用担当者が興味をもちやすいです。

ただし、自己PRを長く書きすぎると要点が埋もれてしまうことがあります。

まずは「応募の意思」「担当者への配慮」「簡単な経歴」を明示して相手を煩わせない文章を意識してください。

例文

件名:◯◯職への応募のご連絡|佐藤太郎

株式会社◯◯

採用ご担当者様

突然のメール失礼いたします。△△株式会社で営業を担当しております佐藤太郎と申します。貴社が求人サイトに掲載されている◯◯職を拝見し、応募したく連絡いたしました。

前職では主に法人向けの新規開拓営業に携わり、取引数を前年比◯%増やした実績があります。今回の転職ではより幅広い顧客層を扱う会社で、自分の提案力を活かしたいと考えています。

応募書類はPDF形式にまとめましたので、添付ファイルにてお送りします。お手数をおかけしますが、ご確認いただければ幸いです。もし追加でご連絡が必要でしたら、お気軽にお知らせください。
何とぞよろしくお願いいたします。

(署名)

担当者が読みやすいよう、あいさつから始め、応募理由と自身の概要を短くまとめると印象が良くなる可能性があります。

応募書類はPDFで添付するのが一般的です。

応募する職種を変更したい場合の例文

一度応募を済ませた後で「他の職種が自分に合っているかもしれない」と気づく方もいます。

その際は、応募職種の変更を希望する理由を説明し、選考を続けられるか聞いてみてください。

唐突にメールを送るよりも、少し背景を示す方が採用担当者も判断しやすいです。

例文

件名:応募職種変更のご相談|山田花子

株式会社◯◯
採用ご担当者様

お世話になっております。先日、営業職として応募書類をお送りしました山田花子と申します。実は応募後に再度キャリアプランを考えた結果、マーケティング職での採用を検討いただきたいと思い、連絡いたしました。

前職では営業活動に加え、商品企画やマーケティングの一部にも携わりました。特に新商品の開発プロセスに強い興味を持ち、転職を機にマーケティング職としての道を深めたいと感じています。

もし可能であれば、最初に提出した書類をマーケティング職枠として再検討いただけないでしょうか。

ニーズに合わないようでしたら無理を言って申し訳ございませんが、検討いただけると助かります。別途、必要な書類などがあれば教えていただきたいです。何とぞよろしくお願いいたします。

(署名)

応募後の職種変更は頻繁ではありませんが、背景や熱意をきちんと伝えれば相手も前向きに対応してくれる可能性があります。

無理強いにならないよう、あくまでお願いと確認の姿勢を意識しましょう。

応募書類の内容を変更したい場合の例文

書類提出後に誤りや不足情報があると、採用担当者に誤解を与えるかもしれません。

早めに連絡し、差し替え書類を再度送るなど対応しましょう。

例文

件名:応募書類内容の訂正と再送のお願い|鈴木花子

株式会社△△
採用ご担当者様

先日、◯◯職への応募書類をメール添付でお送りした鈴木花子と申します。提出後に職務経歴書の一部に誤った情報があることに気づきました。

大変申し訳ございませんが、修正したデータを再送させていただきます。

主に修正した箇所は下記です。

・勤務期間:◯年◯月〜◯年◯月 → 正しくは◯年◯月〜◯年◯月

・保有資格:基本情報技術者試験(取得年が間違っていました)

他の部分に問題はありませんでしたので、添付ファイルだけ差し替えてご確認いただければと思います。お忙しいところ再度手間をかけてしまい恐縮ですが、何とぞよろしくお願いいたします。

(署名)

誤りを明確に記載しておくと、担当者もどこを修正したのか理解しやすいです。

再送時はファイル名を変え、日付などを加えて紛らわしくならないよう工夫しましょう。

早期に連絡を入れる姿勢が誠実だと評価される可能性もあります。

面接前に日時や場所、持参すべきものなどを確認しておくと、落ち着いて当日に臨みやすいです。

以下では、面接前の問い合わせメールの例文を紹介します。

面接前の問い合わせメールの例文

  • 面接の日程調整の例文
  • 面接の場所を質問する例文
  • 面接の持ち物や服装に関する質問の例文

面接で不明点がある場合の参考にしてみてください。

面接の日程調整の例文

日程を複数提案しておくと、採用担当者が調整しやすくなります。

過度に遠慮する必要はありませんが、忙しい相手への配慮を示すと印象が良くなるでしょう。

文中では「調整可能な候補日時」「希望日時の優先順位」などを示すと、採用担当者がスムーズに判断できます。

例文

件名:面接日程のご相談|高橋太郎

株式会社◯◯
採用ご担当者様

お世話になっております。先日、貴社の○○職へ応募いたしました高橋太郎と申します。書類選考を通過とのご連絡をいただき、誠にありがとうございました。

面接日程について、候補をいくつかお送りしたく思います。以下の日にちで対応可能ですが、ご都合はいかがでしょうか。

・◯月◯日(◯)10:00〜13:00
・◯月◯日(◯)午後ならいつでも調整可能
・◯月◯日(◯)14:00以降であれば対応できます

もし上記で難しい場合は、他の日程も検討いたしますのでお知らせいただけますと幸いです。現在在職中のため午前中の面接を優先的に希望しておりますが、柔軟に調整いたします。

お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

(署名)

複数の日程を提示したうえで「他の日も検討できる」と示すと、担当者が日程を組み直す際にスムーズに対応しやすいです。

面接の場所を質問する例文

面接会場が本社とは別の支社や合同オフィスなどになる場合、正確な地図情報を知らずに当日遅刻してしまう恐れがあります。

不明点があれば、迷わないように問い合わておくと安心でしょう。

例文

件名:面接会場の確認お願い|中村花子

株式会社△△
採用ご担当者様

突然のご連絡失礼します。△△株式会社の××職に応募いたしました中村花子と申します。◯月◯日(◯)10時から面接とのこと、誠にありがとうございます。

案内メールに「本社ビル」への来社とありましたが、貴社ホームページを拝見した際、同じ住所でA棟とB棟があるようでした。当日はどちらの棟に伺えばよいでしょうか。エントランスも複数ある可能性があり、事前に確認しておきたく連絡いたしました。

お忙しい中恐縮ですが、正しい面接場所を教えていただければ助かります。どうぞよろしくお願いいたします。

(署名)

疑問点を「場所はどこか」「複数の建物があるか」という形で具体的に書いておくと、担当者が答えやすいです。

面接の持ち物や服装に関する質問の例文

履歴書や職務経歴書を追加で持参する必要があるのか、軽装とスーツのどちらが望ましいのかなどは企業によって方針が違います。

明確な指示がない場合、事前にメールで尋ねておくと当日バタバタせずに済むでしょう。

企業の面接担当者から見ても、事前確認の姿勢は好印象につながる可能性があります。

例文

件名:面接時の服装と持参書類について|田辺健

株式会社◯◯
採用ご担当者様

お世話になります。先日◯◯職で応募した田辺健と申します。面接日程を決定いただき、ありがとうございます。
当日に準備すべき物や、服装について確認させていただきたくご連絡いたしました。以下の点について、ご教示いただけると助かります。

・既に送付済みの書類一式を改めて持参した方がよいか

・カジュアル面接とのことですが、ジャケット着用を推奨しているなどの指定はあるか

入社後も協力関係を築くうえで、失礼のないよう準備したいと思っております。お忙しい中恐縮ですが、返信をお待ちしております。何とぞよろしくお願いいたします。

(署名)

複数点を質問するときは箇条書きを使うと相手がわかりやすく、漏れが起きにくいです。

面接後も聞きそびれた事項や、選考結果に関する不明点が出てくる場合があります。

次回の面接や内定連絡の前にすっきりさせておくと、転職活動を円滑に進めやすいです。

面接後に質問したいことを問い合わせるメールの例文を紹介していきます。

面接後の問い合わせメールの例文

  • 面接後に質問する場合の例文
  • 選考状況に関する質問の例文

面接後に質問する場合の例文

面接で答えを得られなかった条件や業務内容について、早めに質問すると迷いなく次のプロセスへ移りやすくなります。

すでに一度会話を交わしているため、前置きでは「面接の機会をいただいたお礼」を伝え、次に質問の意図を示すと相手も対応しやすいでしょう。

聞き逃した点が複数あるなら、箇条書きを取り入れて読みやすくまとめてください。

例文

件名:面接で聞きそびれた点につきまして|佐藤太郎

株式会社◯◯
採用ご担当者様

先日は◯◯職の面接を実施していただき、誠にありがとうございました。面接後に振り返った際、いくつか確認しきれなかった点があったため連絡いたしました。もし差し支えなければ、次の内容についてお伺いしてもよろしいでしょうか。

・入社後の研修制度:新部署に配属された場合、どのような研修やサポートが用意されているか

・評価基準の方針:試用期間中や正式配属後の評価項目や頻度

自分は前職で営業部門の立ち上げに参加し、新人教育やOJTにも関わった経験があります。

貴社の研修制度を詳しく知ることで、早期に戦力として活躍できる環境があるかをイメージしたく思います。
お忙しい中恐縮ではございますが、何か情報がありましたらお教えいただけると助かります。引き続きよろしくお願いいたします。

(署名)

メッセージ全体は「どのような点を知りたいか」「なぜそれが必要か」を端的に書くと、担当者も回答を準備しやすいです。

選考状況に関する質問の例文

面接後にしばらく経っても連絡がこない場合も問い合わせてみましょう。

他社の選考との兼ね合いでタイムリミットがあるときは、理由を示して選考結果を知らせてもらえるタイミングを尋ねてみてください。

担当者も検討すべき情報がわかれば、社内調整をスムーズにできる場合があります。

例文

件名:選考状況に関してのお願い|田中花子

株式会社△△
人事部 採用ご担当者様

お世話になります。先日、△△職の二次面接を受けました田中花子と申します。面接の機会をいただき、ありがとうございました。

その後の選考状況について伺いたくメールさせていただきました。現在、他社の内定回答期限が◯月◯日に迫っており、できれば貴社の結果を踏まえた上で最終判断を下したいと考えております。貴社で働きたい気持ちが強いため、判断を早めにいただけると非常に助かります。

もしまだ審議中の場合でも、いつ頃結果が出る見込みかお知らせいただければ幸いです。期限を過ぎてしまうと他社への回答が確定してしまう恐れもあるため、大変恐縮ではございますがご検討いただけませんでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。

(署名)

期間を区切って「◯日までに知りたい理由」を示すと、担当者も社内で優先的に対応してくれる可能性があります。

連絡を待つばかりで何日も経過してしまうより、状況を確認するメールを送る方が結果を前に決断をしやすくなる場合があります。

あくまで丁寧に依頼する姿勢を忘れないようにしてください。

内定通知を受けた後でも、入社日程や待遇面に疑問がある場合は、早めにメールで確認しておきましょう。

以下では、内定獲得後の問い合わせメールの例文を紹介します。

内定獲得後の問い合わせメールの例文

  • 内定通知に対する質問の例文
  • 待遇を再確認したい場合の例文
  • 入社時期を変更したいときの例文

内定後のやり取りも転職先との信頼関係に影響しやすいため、状況を丁寧に共有しつつ円滑なコミュニケーションを心がけてください。

内定通知に対する質問の例文

内定通知のメールに対して返事をするとき、感謝の気持ちを述べつつ不明点を質問しましょう。

入社後に備えて学んでおいた方が良いスキルがあるかなど、プラスアルファの質問も可能です。

例文

件名:内定通知へのお礼とご質問|石井健

株式会社◯◯
採用ご担当者様

このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。◯◯職としての採用を受諾させていただきたい石井健と申します。

入社前に、事前に学んでおくと望ましい知識やスキルがあれば、アドバイスいただけないでしょうか。現職では営業ツールや顧客管理システムを扱っておりますが、御社の業務がどのように進むかを把握しておくと、入社後にスムーズに役立てると思います。

面接時に基本的な仕事の流れは伺いましたが、何か参考教材やセミナーを事前に受講しておくと良いなどの情報があれば大変ありがたいです。ご多用のところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。

(署名)

お礼と具体的な質問をセットにすると、企業側も「意欲が高い」と好印象をもつ可能性があります。

待遇を再確認したい場合の例文

面接や内定通知時にある程度の年収や勤務条件を提示されても、曖昧な部分があれば確認してみてください。

曖昧なまま入社してしまうと、のちのち不安が膨らむ恐れがあります。

早めに担当者へ再確認し、互いの認識をすり合わせるとトラブルを防ぎやすいでしょう。

例文

件名:待遇面について改めての確認|佐藤花子

株式会社△△
人事部 採用ご担当者様

先日は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。△△職で入社予定の佐藤花子と申します。実際に働く上での詳細な待遇について、もう一度整理したくご連絡しました。

面接では年収例として◯◯万円程度と伺いましたが、固定残業代の有無や業績連動の賞与割合などはどのようになっているのでしょうか。前職では基本給+業績手当の構成でしたが、貴社の制度をしっかり理解しておきたいです。

また、勤務時間帯に関してコアタイム付きのフレックスタイム制度とお聞きしましたが、具体的なコアタイムの設定時間も知りたいです。

安心して入社準備を進めたいと思っております。お忙しい中恐縮ではございますが、差し支えない範囲で構いませんのでご回答いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

(署名)

給与や賞与、福利厚生などをクリアにすると、転職先での働き方がイメージしやすくなります。

入社時期を変更したいときの例文

現職での引き継ぎが思うように進まず、入社時期を遅らせるケースもあるでしょう。

転職先は受け入れ準備を進めている可能性があるため、できるだけ具体的な事情と調整案を提示して相談しましょう。

例文

件名:入社時期変更のご相談|山田太郎

株式会社◯◯

採用ご担当者様

お世話になります。先日は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。入社時期を◯月◯日で予定しておりました山田太郎と申します。

大変申し訳ありませんが、現職の引き継ぎが予想以上に長引きそうなため、入社日の延期をご相談させていただきたく連絡しました。現在担当しているプロジェクトが◯月末までに完了するはずでしたが、チームメンバーの急な退職により一部作業が遅れています。

そのため、当初の退職日を繰り下げなければならず、◯月◯日より1か月ほど後ろ倒しになる見込みです。
貴社での業務開始を楽しみにしており、できるだけ早く合流したい気持ちがありますが、もし可能であれば◯月◯日頃の入社に変更させていただけないでしょうか。厳しいようでしたら、他の代替案も検討し、なるべく企業側の都合に合わせる努力をいたします。

お忙しい中恐縮ですが、ご検討いただけると助かります。どうぞよろしくお願いいたします。

(署名)

入社時期を遅延せざるを得ない背景や新しい希望日を具体的に提示すると、企業側も判断しやすいです。

また、相手に迷惑がかかる可能性を認識している姿勢を見せると、誠実なコミュニケーションにつながりやすくなります。

ビジネスメールが不安ならチャットで質問しよう

転職を考える女性

問い合わせメールの例文を見たけど、やっぱり不安…

失礼なメールを送って、印象が悪くなったらどうしよう…

という方は、くりかえしですが、企業の担当者にチャットで気軽に質問できる無料アプリ「HelloBoss」を使ってみてください。

チャットであっても丁寧な文章が必要ですが、ビジネスメールに比べて少しフランクにやり取りしても大丈夫です。

さらに

HelloBossには約540万社の企業データベースがあるため、質問せずに知りたい情報が見つかるかもしれません。

転職を考える女性

企業に問い合わせるのが不安…

という方は、HelloBossで気軽に情報収集してみてください。

求人の問い合わせメールの返信方法

企業に問い合わせて返信をもらったら、速やかで配慮ある返信を心がけましょう。

以下では、返信メールのコツを紹介していきます。

求人の問い合わせメールの返信方法

  • 24時間以内に返信する
  • 件名を変更しない
  • お礼・回答の感想・今後のアクションを伝える
  • 追加の質問はメールのラリーにならないよう配慮する
  • 返信不要の場合はその旨を明記する

こちらも1つずつ解説していくので、返信する際の参考にしてみてください。

24時間以内に返信する

届いたメールには、できれば受信当日、遅くとも翌日中を目安に返事をするのが好ましいです。

企業の採用担当は多くの応募者と平行して連絡を取り合うため、長く待たされると次の作業が滞るかもしれません。

内容を整理する必要がある場合でも、一旦「確認後に改めてご連絡します」と伝えるだけでも安心感を与えられます。

深夜や早朝の送信は避け、日中の適切な時間帯に返信すると、相手の負担を減らしつつビジネス上のマナーも守れて印象が良いです。

件名を変更しない

メールの件名を変えてしまうと、何の話題だったか管理が難しくなる恐れがあります。

採用担当者も過去のやりとりを追跡しづらいかもしれません。

ポイント

返信ボタンを押して「Re:」がつく程度なら問題ありませんが、元の件名まで書き換えるとメールスレッドが分断されるリスクがあります。

定型の返信機能を使って素直に返すのが良いでしょう。

お礼・回答の感想・今後のアクションを伝える

企業への返信では「お礼」「回答内容への具体的な感想」「今後の意思表示」を一度にまとめて伝えると、やり取りがわかりやすくなります。

まずは相手が時間を割いてくれたことへの感謝を伝え、その上で回答された情報をどう受け止めたか書いてください。

疑問点が解決して前向きになったなら応募を検討する意志を、難しいと感じたなら早めに辞退を伝えるのが誠実な対応です。

応募を継続する場合の返信の例文

件名:Re:ご回答ありがとうございます|佐藤太郎

株式会社◯◯
採用ご担当者様

お世話になります。迅速にご説明いただき、ありがとうございました。福利厚生や残業の仕組みなど、把握しきれなかった部分が具体的に理解でき、応募への意欲がさらに高まりました。

ぜひ貴社の選考に参加させていただきたく考えております。もし追加の提出書類やステップがありましたら、何なりとお知らせください。

面接日程や入社時期のご相談など、今後ご連絡をいただければすぐに対応いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

(署名)

応募を見送る場合の返信の例文

件名:Re:ご回答ありがとうございます|佐藤太郎

株式会社◯◯
採用ご担当者様

詳しいご回答をいただき、誠にありがとうございました。待遇や業務の内容が明確になり、不明点は解消できました。

ただ、大変恐縮ですが、今回いただいた条件と私の希望が合わず、応募は見送らせていただきたいと思います。お忙しい中ご連絡をいただいたのに申し訳ありません。

また機会がございましたら、どうぞよろしくお願いいたします。誠にありがとうございました。

(署名)

追加の質問はメールのラリーにならないよう配慮する

質問を思いつくたびにバラバラに問い合わせると、採用担当者の手間が増えてしまいます。

複数の疑問がある場合は1通のメールにまとめ、箇条書きで読みやすく送りましょう。

ただし、質問が多すぎると採用担当者の負担が大きくなるため、最優先事項に絞るのが理想です。

例文

件名:追加でお伺いしたい点がございます|中村花子

株式会社△△
採用ご担当者様

お忙しいところ失礼いたします。先ほどのメール内容を拝見し、以下の点についてもう少し詳しく確認させていただきたいです。複数の質問になり恐縮ですが、どれも入社前に確かめたい点です。

・研修期間中の給与や待遇は本採用後と同一かどうか
・配属先の部署が決定するタイミング(内定後すぐか、入社後か)
・社員が仕事で使用するツールやソフトウェア
・テレワーク制度の実施状況

もしご回答が難しい項目があれば、その旨だけでもお知らせいただけると助かります。負担をかけてしまい申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。

(署名)

重点的に聞きたい項目を厳選し、箇条書きで並べると担当者の混乱を防ぎやすいです。

質問を最小限にする努力を見せながらも、必要な情報をしっかり聞きましょう。

返信不要の場合はその旨を明記する

企業に再度の返信を求めないときは「ご多忙かと思いますので、返信は不要です」と付け加えておくと担当者の負担を軽くできます。

採用担当者が複数の業務を抱えている場面では、こうした細やかな心遣いが好印象につながる場合があります。

返信不要と伝えるときでも、しっかり締めのあいさつや署名を入れておくほうが社会人らしい礼儀を示せるため、忘れずに明記すると丁寧です。

最後に、転職活動で求人の問い合わせメールをする際に、よくある質問に答えていきます。

問い合わせメールの返信が来ない場合はどうする?

数日待っても回答が得られない場合、まずは企業の忙しさや連休の可能性を考えてみてください。

目安として5営業日ほど待ってみて、それでも返答がこないならメールで再度問い合わせましょう。

件名に「再度のご連絡」と加えて送ると担当者も気づきやすいです。

余裕があれば電話で確認する選択肢もありますが、緊急性がないならメールの追送が無難です。

あくまで「状況を確認したい」という気持ちを中心に書き、催促しすぎない姿勢を示すと印象を保ちやすくなります。

例文

件名:再度のご連絡|先日のメールについて|山田太郎

株式会社◯◯
採用ご担当者様

お世話になります。先日、◯◯職の件でお問い合わせをさせていただきました山田太郎です。ご多忙のところ恐縮ですが、前回のメールから5営業日ほど経ちましたので、念のためご連絡いたしました。

何か確認事項があればご遠慮なくお知らせください。よろしくお願いいたします。

(署名)

電話での問い合わせるときのポイントは?

電話はリアルタイムに答えを得やすい反面、準備不足だと相手に急かされた印象を与えるかもしれません。

騒音のない場所と安定した電波環境で電話をかけましょう。

事前に求人広告の内容やカレンダー、筆記用具を手元に用意し、応対がスムーズになるよう備えてください。

採用担当者が忙しいであろう時間帯は避け、午前10時〜午後5時あたりに電話すると落ち着いて話しやすいでしょう。

簡単な経歴を伝えつつ質問をまとめ、一気に聞くのがおすすめです。

電話の例文

お忙しいところ失礼します。わたくし△△株式会社で経理を担当しております佐藤花子と申します。

求人サイトを見てお電話しました。今お時間いただいて大丈夫でしょうか?

こちらの◯◯職の募集について伺いたい点がございましたので、いくつか質問させていただいてもよろしいでしょうか。

企業からの返信内容が曖昧だったらどうする?

企業からの返信の内容が抽象的でわかりづらいときは、再度具体的な部分を掘り下げて聞きましょう。

「もう少し詳しく知りたい点がある」という旨を穏やかに伝え、相手が答えやすい質問形式にまとめるのがコツです。

あまり細部をしつこく聞きすぎると印象が下がる恐れがあるので、最低限の質問を意識してください。

文面で「どの箇所がわかりづらかったか」を明示すると相手も回答を準備しやすいです。

例文

件名:再度の確認につきまして|中村花子

株式会社◯◯
採用ご担当者様

先ほどいただいたご説明を拝見いたしました。ただ、業務範囲の一部をもう少し詳しく知りたいため、お手数ですが具体的に教えていただけませんでしょうか。

特に「プロジェクトの進め方」の部分で、チーム体制やミーティング頻度などが知りたいです。

追加で確認させていただく形になり申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

企業説明会などイベント後のお礼メールはどう送る?

説明会やセミナーなどに参加した際、簡単なお礼を送ると印象が良くなります。

特に質疑応答で丁寧な回答をもらった場合は「具体的に参考になった点」に触れて伝えると、好感をもたれやすいです。

長文にする必要はなく、当日の感謝と今後の意欲を簡潔に伝える程度で十分です。

例文

件名:説明会のお礼と今後について|山本花子

株式会社◯◯
採用ご担当者様

◯月◯日の企業説明会ではお忙しい中、詳しいお話をありがとうございました。新規事業の方向性について伺えたことで、貴社で挑戦したい気持ちがさらに高まりました。

ぜひ応募の準備を進めたいので、次の選考フローがあれば改めてご案内いただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。

正しい敬語がよくわからなくて不安…

敬語表現は細かいルールが多く、慣れないと間違いやすいです。

もし不安なら、ChatGPTなどのAIツールで文章を添削してもらうのがおすすめです。

具体的には、AIに以下のような指示文で聞いてみましょう。

AIに対する指示文

あなたはビジネスメールの専門家です。

以下の文章は、応募する企業に対する質問のメール文です。

修正した方が良い点があれば、具体的に指摘してください。

#メール文

〜〜〜〜〜

送信前に敬語を点検した上で微調整しながら完成させれば、恥ずかしくない文章を作れます。

担当者が複数いる場合の宛先はどうすればいい?

複数の担当者と同時にやり取りする場合、全員を宛先に入れるとメール回数が増えすぎる恐れもあります。

人事担当者がメインなら、その方を宛先にして他メンバーをCCに加える形が一般的です。

差し出し側からCCを使う際は、上司や部署全体へ一斉送信する意図があることを踏まえ、送り先を正確に確認しましょう。

英語で問い合わせメールを送るときのマナーを知りたい

英語の問い合わせメールでは、簡潔な文体で役職名や敬称(Mr., Ms.など)を正しく使うと印象が良くなります。

いきなり長文になると誤解が起きやすいので、シンプルにまとめるのがおすすめです。

例文

Subject: Inquiry about the Marketing Position / Taro Yamada

Dear Mr. Smith,

Thank you for your prompt response regarding the marketing role at ABC Inc.
I would like to confirm if the position involves handling international campaigns, as I have previous experience in overseas market research. Also, could you please clarify the expected start date for this role?

Thank you for your time, and I look forward to hearing from you soon.Best regards,
Taro Yamada

英語メールでも謙虚な表現や御礼を忘れずに盛り込み、要件を一目で把握できるスタイルにすると相手への負担を減らせます。

内定辞退を検討しているが質問したいことがある場合はどうする?

内定を断るか迷っている中でも、不明点があれば企業に問い合わせて構いません。

例えば「待遇の詳細」や「配属先の予定」などを確認してから正式に辞退を決めたい場合、遠慮なく質問して大丈夫です。

すでに辞退が濃厚でも、相手が時間を割いてくれた以上、最後まで丁寧なコミュニケーションを保ちましょう。

納得いく回答を得たうえで見送る決断をする場合は、その旨を率直に伝えればトラブルになりにくいです。

例文

件名:ご質問と内定辞退の可能性について|山田太郎

株式会社◯◯
採用ご担当者様

先日は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。

実は辞退を検討中ですが、入社後の研修内容などもう少し伺いたい点があり、差し支えなければ回答いただけないでしょうか。内容を把握したうえで検討を続けたく思います。

現在の仕事の都合もあり、迷惑をおかけする形で申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。

さっそくテンプレートに沿って、問い合わせのメールを書いてみましょう。

求人の問い合わせメールのテンプレート

  1. 件名
  2. 宛名
  3. 挨拶文と自己紹介
  4. 要件の概要
  5. 質問内容
  6. 締めの文章
  7. 署名
転職を考える女性

メールの書き方はわかったけど、自分で書くと失敗しそうで不安…

という方は、くりかえしですが、企業の担当者にチャットで気軽に質問できる無料アプリ「HelloBoss」を使ってみましょう。

さらに

HelloBossでは約540万社の企業データベースがあるため、質問せずに知りたい情報が見つかる可能性があります。


ビジネスメールに自信がない方は、HelloBossで気軽に情報収集してみましょう。

あなたの転職活動の参考になればうれしいです!


無料で自己PR作成アプリをインストールする
無料で自己PR作成アプリをインストールする