「誠実さ」で自己PRを作る4ステップ｜言い換え表現10選と例文5選

こういった疑問に応える記事です。

「誠実さ」は自己PRにおいて、大きなアピールポイントになります。

誠実な人は、顧客や社内の人と信頼関係を築くのがうまく、仕事にもマジメに取り組めるため着実に成果をあげられるからです。

この記事の内容に沿って書けば、インパクトのある自己PRが完成します。

「誠実さ」を武器にして内定を勝ち取りたい方は、最後まで読んでみてください。

※「前置きはいいから誠実さを使った自己PRの例文を見たい！」という人は、長所に誠実さを使った自己PRの例文5選をクリックすると該当箇所にジャンプできます！

そもそも「誠実さ」の意味とは

実用日本語表現辞典では「誠実さ」を以下のように定義しています。

嘘いつわりがなく、心の底から思って事に当たるさま。実直でまじめなさま。または、その度合い。

引用元：実用日本語表現辞典 by weblio

この定義を参考にすると、以下のような特徴をもつ人は「誠実さがある」といえます。

どんな特徴の誠実さを兼ね備えているのかを知れば、あなたの強みを引き出した自己PRを作成できるでしょう。

「誠実さ」と「真面目さ」の違い

「誠実さ」と「真面目さ」は意味が違います。

「誠実さ」は人間性を表す言葉であるのに対し、「真面目さ」は活動に対する態度を指します。

違いを理解しておくと、混乱なく自己PRを書けるようになります。

企業が採用したい誠実な人の3つの特徴

「誠実さ」には幅広い意味がありますが、企業が採用したい「誠実な人」の特徴は以下の3つです。

当てはまるものがあれば「誠実さ」を自己PRに使ってみましょう。

1つずつ解説していきます。

自己成長できる

誠実な人は、与えられた役割に真摯に取り組み、努力を惜しまないため高い自己成長力を発揮します。

また、自主的にスキルや知識を吸収して成長するため、採用したい企業が多いです。

こうした人が多いほど企業は発展していくため、自己成長できる誠実な人は需要があります。

責任をもって仕事をやり切る

誠実な人は責任感が強いので、自分の仕事を最後までやり切ります。

途中で投げ出す心配がなく、安心して仕事を任せられるため、採用したい企業が多いです。

また、責任感のある人は、仕事の納期や目標達成への意識も高いです。

責任感を兼ね備えた人材は、会社の発展に欠かせない存在といえるでしょう。

お客様や社内の人に信頼される

誠実な人は、お客様や社内の人に信頼されやすいです。

約束を守り、常に正直な態度で、困難が生じたときも丁寧に対応するからです。

このように、誠実で信頼される人は企業から需要があります。

誠実さを使って自己PRを作るときの5つの注意点

誠実さを使って自己PRを作るときは、5つの注意点があります。

これらのコツを意識せずに書くと、インパクトの弱い内容やマイナスな印象を与える恐れがあります。

魅力的な自己PRを作成するためにも、ポイントをしっかり理解してから書きましょう。

こちらも1つずつ解説していきます。

応募する職種によって「誠実さ＋α」の強みをアピールする

実は自己PRで「誠実さ」だけを主張するのは、少しインパクトに欠けます。

「誠実さ」は抽象的な言葉なので、どのように仕事に活かせるかイメージしにくいからです。

また、どの職業にも必要とされる人間性なので、自己PRがボヤけてしまいがちです。

職種ごとに、誠実さと相性のよい強みを以下にまとめました。

タップすると例文を見れるので、参考にしてみてください。

誠実さが求められる職種	誠実さにプラスする強み
営業	主体性 傾聴力 目標達成能力 やり遂げる力がある コミュニケーション能力
公務員	社会性 ルールを守る 倫理的思考力 縁の下の力持ち 慎重に行動できる
医療系	サポート力 ホスピタリティ 臨機応変な対応力 人のために尽くす チームワークを活かせる
法律系	理解力 考える力 学ぶ姿勢 課題解決力 中立的な立場で意見を聞く
金融系	計画性 洞察力 提案力 責任感がある 論理的思考力

「冷静さ＋α」の型で、より印象に残る自己PRを考えていきましょう。

応募する企業が求める誠実さをアピールする

応募する企業が求める誠実さに寄せてアピールしましょう。

企業が求める誠実さとマッチしていないと、採用されにくいからです。

自己PRを作成する前に、応募する企業がどのような誠実さを求めているのかをリサーチしましょう。

リサーチする場合は、以下の情報源が役立ちます。

これらをチェックして、企業が求める誠実さを調べましょう。

あなたの誠実さを企業のニーズにあわせてアピールできるので、内定率が上がります。

社会人として当たり前のことをアピールしない

誠実さを自己PRに使うときは、社会人として当たり前のことをアピールしないように注意しましょう。

これらは「誠実さ」ではなく、社会人として当たり前のことです。

採用担当者に「それは当たり前でしょ…」と思われたら、かなり印象が悪くなってしまいます。

そのため、社会人として当たり前のことをアピールしようとしていないか確認してください。

不安であれば、家族や友人に意見を聞いてみるのがおすすめです。

誠実さが短所に見えないように注意する

「誠実さ」が短所に見えないように注意しましょう。

伝え方が悪いと、誠実さが以下のように捉えられることがあります。

短所だと思われないようにするには、マイナスイメージを払拭する言葉を入れるのが効果的です。

例えば「柔軟性がない」という短所を払拭する例文は以下のとおりです。

「社交性に欠ける」という短所を払拭するには、以下のようにすればOKです。

このようにすれば「誠実さ」を短所に捉えられるのを防げます。

エントリーシートを丁寧に書く

「誠実さ」をアピールするなら、エントリーシートは丁寧に書きましょう。

誤字脱字があったり、わかりにくい文章だと「誠実な人」に見えないからです。

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誠実さを使った自己PRの書き方4ステップ

ここからは、誠実さを使った自己PRの書き方を4ステップで解説します。

この手順に沿って書けば、内定率がアップする自己PRが完成します。

参考にしながら、自己PRを書いていきましょう。

①強みが「誠実さ＋α」である結論

まず、あなたの強みが「誠実さ＋α」であるという結論を書きましょう。

結論から伝えることで、インパクトが増すからです。

たとえば、あなたの強みが「誠実さ＋やり遂げる力」の場合、以下のように書き出しましょう。

結論を中盤や後半に書くと、あなたの強みが伝わりにくい自己PRになってしまいます。

あなたの強みを採用担当者にしっかり伝えるためにも、結論ファーストを意識してみてください。

②誠実さ＋αの強みを発揮したエピソード

次に、あなたが誠実さ＋αの強みを発揮したエピソードを書きましょう。

エピソードはあなた独自の物語なので、採用担当者の記憶に残りやすいからです。

このように、具体的なエピソードであるほど印象に残ります。

③エピソードから得られた結果

次に、エピソードから得られた結果を書きましょう。

企業は「結果を出せる人」を採用したいので、印象に残りやすくなります。

具体的な数値を示せば、信ぴょう性が増します。

実績がない場合は、周囲の評価の声を主張するのもよいでしょう。

④誠実さ＋αの強みを活かしてどう貢献するか

最後に「誠実さ＋α」の強みを活かして、応募する企業にどう貢献するかを伝えます。

入社後の活躍をイメージしてもらえば「この人を採用したい！」と採用担当者に思ってもらえるからです。

最後にしっかりと熱意を伝えて、採用担当者に響く自己PRを完成させましょう。

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長所に誠実さを使った自己PRの例文5選

ここからは、「誠実さ＋α」の自己PR例文を5つ紹介します。

アレンジして使ってみてください。

誠実さ＋主体性の自己PRの例文

誠実さ＋柔軟性の自己PRの例文

誠実さ＋学ぶ姿勢の自己PRの例文

誠実さ＋目標達成能力の自己PRの例文

誠実さ＋コミュニケーション能力の自己PRの例文

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誠実さの言い換え表現10選｜自己PRを差別化

という人は、以下の表現に言い換えてみましょう。

もっと具体的に「誠実さ」を伝えられる可能性があります。

あなたのエピソードにフィットしそうなものを選んでみてください。

「誠実さ」は他の応募者とかぶる可能性もあります。

かぶると印象が薄くなることがあるので、言い換え表現も使いながら、差別化を図っていきましょう。

誠実さを自己PRに使って面接に臨むときの注意点

誠実さを自己PRに使う場合、面接では以下に注意してください。

1つずつ解説していきます。

面接のマナーを守る

誠実さを行動で示せるように、面接のマナーを守りましょう。

態度に謙虚さがなかったり、相手を尊重する言葉選びができなかったりすると、誠実さが欠けた印象を与えます。

面接のマナーを守り、誠実な印象を伝えましょう。

言葉に詰まってもごまかさない

瞬時に答えにくい質問がきたときに、嘘でごまかしてはいけません。

誠実な人には「嘘やごまかしが嫌い」という特徴があるからです。

誠実さを強みにして自己PRを作るときによくある質問

最後に「誠実さ」の自己PRを書くときに、よくある質問に答えていきます。

長所を誠実さにする場合、短所は何にすればいい？

「誠実さ」を兼ね備えた人には、以下のような短所があります。

短所だけではマイナスな印象で終わってしまうので、最後は前向きな内容で締めくくるのがよいでしょう。

以下は、誠実さからくる「公平性」の強みが働いて「意思決定に時間がかかる」という短所がある方の例文です。

短所を補うための努力や工夫を伝えれば、短所と誠実に向き合っている姿勢を評価してもらえることもあります。

恋愛のエピソードで誠実さをアピールしてもいい？

誠実さをアピールする際、恋愛のエピソードを用いるのは好ましくありません。

仕事のイメージをしにくいため、採用の評価に結びつきにくいからです。

上記のように、社会人としての素質が垣間見えるテーマを選ぶとよいでしょう。

まとめ｜誠実さをアピールして就活で内定を勝ち取ろう

ということで、さっそく誠実さを使って自己PRを書いてみましょう。

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