英語版履歴書(レジュメ/CV)の書き方|サンプル・例文あり
英語版の履歴書を書くことになったけど、書き方が全然わからない。
サンプルや例文があれば見たいな…
こういった疑問に答える記事です。
英文の履歴書は、日本の履歴書のように決まったフォーマットがありません。
そのため、サンプルやテンプレートを見ながら自作する必要があります。
注意点
英文履歴書は、内容のまとめ方や表現方法も日本の履歴書と異なります。
海外圏の履歴書の特徴を知って、海外の採用基準を意識して書く姿勢が大切です。
この記事を読めば、英文履歴書の書き方や作成時のポイントがわかります。
記事を参考に、内定につながる魅力的な履歴書を仕上げましょう。
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Contents
英語版履歴書(レジュメ/CV)のサンプル
まずは英文履歴書のサンプルを見て、全体のイメージをつかみましょう。
英文の履歴書は、要点を箇条書きでまとめるのが一般的です。
日本の履歴書とは見た目がまったく違います。
どのような点が異なるのか、違いを深掘りしていきましょう。
英語版の履歴書と日本の履歴書・職務経歴書の違い
英文履歴書と日本の履歴書・職務経歴書はどう違うの?
英文履歴書と日本の履歴書・職務経歴書は、書類の形式や記載内容が異なります。
具体的にどう違うのか解説します。
書類の形式
英文履歴者の場合、日本の「職務経歴書」に該当する書類はありません。
履歴書に必要な情報をまとめます。
また、英文履歴書は、日本のようにスーパーやコンビニでは売られていません。
そのため、あなた自身で作成する必要があります。
英文履歴書は、A4サイズの用紙1〜2枚にまとめるのが一般的です。
書式のルールは厳密には決まっていませんが、以下の書式で作成されるケースが多いです。
書式 | 設定 |
---|---|
フォント | ・Times New Roman ・Century ・Arialなど |
フォントサイズ | 11もしくは12ポイント (見出しは文章よりも2ポンドほど大きくする) |
フォントカラー | 黒一色 |
数字 | アラビア数字(1 2 3 4 5) |
フォーマットは以下の3つが代表的です。
応募する業界・職種にはどのタイプのフォーマットが適しているのかを考えて、選ぶと良いでしょう。
フォーマット | 特徴 | 効果 |
---|---|---|
Chronological Resume(クロノロジカル・レジュメ) | 職歴を時系列で記載 | 同じ業界・職種への応募で職歴の一貫性をアピールできる |
Functional Resume(ファンクショナル・レジュメ) | スキル・実績のみを記載 | 高い知識や特定の技術など専門性の高さをアピールできる |
Combination Resume(コンビネーション・レジュメ) | 業績やスキルをまとめたのち学歴と職歴を記載 | 職歴とスキルの両方をアピールできる |
迷ったら「Chronological Resume(クロノロジカル・レジュメ)」を選べばOKです。
日本の職務経歴書に似ているため、作成しやすいです。
最初に紹介したサンプルは「Chronological Resume(クロノロジカル・レジュメ)」のフォーマットをベースに作られています。
記載内容
英文履歴書は、個人情報の記載は最小限にしましょう。
日本の履歴書のように「年齢」「性別」などの情報は、記載する必要はありません。
「自己PR」や「志望動機」の項目も記載しなくて大丈夫です。
その代わりに「カバーレター」という別途の書類を用意して、その書類に「自己PR」や「志望動機」を書いて提出します。
「カバーレター」の詳細について後ほど解説するので、このまま読み進めてみてください。
英語の履歴書作成が難しければアプリを使えばOK
英文履歴書を自分で作成する自信がない…
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英語版履歴書の書き方を項目ごとに解説
英文履歴書にはどんなことを書けばいいの?
ここでは、トップでサンプルとして紹介した「Chronological Resume(クロノロジカル・レジュメ)」のフォーマットにあわせて、各項目の書き方を解説します。
主要項目
順番に見ていきましょう。
PERSONAL INFORMATION(氏名・連絡先)
最初はあなたの個人情報を記載します。
記載する項目は以下の4つです。
記載する項目
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
氏名は中央に大きく書きましょう。
住所は、建物→部屋番号→番地→町→市区町村→都道府県→国の順に記載します。
OBJECTIVE (希望職種)
次に希望の職種を記載します。
よく盛り込まれる内容は以下のとおりです。1〜2文に簡潔にまとめましょう。
OBJECTIVE(希望職種)に記載する内容
- どんな仕事がしたいか
- どう企業に貢献したいか
- どんなキャリアを目指しているか
記載する際は、主語の「I」は入れません。
冗長に捉えられるほか、要点が伝わりにくくなります。
文章は、名詞または動詞から始めればOKです。
SUMMARY(経歴・業績・能力)
経歴とともに、関連する業績やスキルを記載します。
4〜5つほどを箇条書きにしてまとめましょう。
ポイント
ただ列挙するのではなく、応募する企業が求めるものを書きます。
「この人なら活躍してくれそうだ!」と印象を与え、内定率アップが期待できます。
具体的な数字や実績を含めると、信ぴょう性が増して効果的です。
OBJECTIVE (希望職種)同様に、主語の「I」は記載する必要はありません。
名詞または動詞から書き始めます。
WORK EXPERIENCE(職歴)
職歴は最新のものから順に書いていきます。
記載内容は以下のとおりです。
WORK EXPERIENCE(職歴)の記載内容
- 会社名
- 会社の所在地(都道府県のみ)
- 勤務期間
- 異動や昇進などの経歴
- 在籍中の功績
会社ごとに情報が区分できるようにレイアウトを工夫します。
上の画像のように会社名を太文字にしたり、会社情報の下にラインを引いたりすると視覚的な区切りができて見やすいです。
EDUCATION(学歴)
学歴も最新のものから順に書いていきます。
学歴の記載内容
- 学校名
- 所在地
- 卒業年度(中退の場合は在学期間)
- 取得学位
- 専攻学部・専攻学科
学位を表す英語は以下のとおりです。
学位 | 英語 |
---|---|
学士号 | Bachelor of ◯◯ |
修士号 | Master of ◯◯ |
博士号 | Doctor of ◯◯ |
◯◯の部分には学部・学科名が入ります。
代表的な学部・学科の英語を以下にまとめたので、参考にしてみてください。
学部・学科 | 英語 |
---|---|
文学 | Faculty of Humanities |
理学 | Science |
工学 | Engineering |
経済学 | Economics |
情報工学 | Computer Science |
農学 | Agriculture |
医学 | Eedicine |
教育学 | Education |
社会学 | Sociology |
法学 | Laws |
学位と学部・学歴の英語を組み合わせて、あなたの学歴を完成させましょう。
QUALIFICATIONS/SPECIAL SKILLS(資格やスキル)
資格やスキルを記載します。
応募する企業と関連のあるものを厳選しましょう。
例えば、普通自動車免許の場合は、応募資格に含まれていなければ書く必要はありません。
ADDITIONAL INFORMATION(特記事項)
他に伝えておきたい情報があれば、特記事項に記載します。
例えば、以下のような内容です。
ADDITIONAL INFORMATION(特記事項)の記載内容
- ボランティア活動
- 海外の語学・就労経験
- 業界や学術分野における表彰や受賞歴
記載するのは応募する企業と関連のある内容にしましょう。
英文でまとめるのが難しければアプリを使えばOK
全体像は把握できたけど、ちゃんと書けるか不安…
という方は、くりかえしですが、英文翻訳の機能がある履歴書作成アプリを使いましょう。
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英語版履歴書を作成するときの3つのポイント
英文履歴書を作成するときに、何か意識するポイントはある?
英文履歴書を作成するときに意識する主なポイントは、以下の3つです。
英文履歴書を作成するときのポイント
順番に見ていきましょう。
主語を省略しインパクトを出す
先述のとおり、英文履歴書には主語の「I」を記載しません。
すべての文が「I」から始まると冗長になるほか、要点が伝わりにくいからです。
英文履歴書は名詞または動詞始まりが基本です。
ポイント
英文履歴書で用いる動詞は「Action Verb」と呼ばれます。
Action Verbは魅力的な表現であり、採用担当者の目をひきます。
以下に英文履歴書で用いられる代表的なAction Verbをまとめました。
Approve(承認する) | Assign(任命する) |
Attain(達成する) | Build(構築する) |
Complete(完成する) | Conduct(実行する) |
Contribute(貢献する) | Create(創造する) |
Design(デザインする) | Develop(開発する) |
Direct(指揮する) | Ensure(確実にする) |
Expand(拡大する) | Expedite(促進する) |
Generate(生み出す) | Head(先導する) |
Improve(改善する) | Increase(増やす) |
Instruct(教える) | Lead(導く) |
Manage(管理する) | Maximize(最大化する) |
Minimize(最小化する) | Negotiate(交渉する) |
Obtain(手にいれる) | Operate(運用する) |
Participate(参加する) | Perform(実行する) |
Prepare(準備する) | Present(提示する) |
Propose(提案する) | Research(研究する) |
Resolve(解決する) | Revise(改訂する) |
Screen(選別する) | Select(選択する) |
※アルファベット順
あなたの経験にマッチするものがあれば、使ってみてください。
カバーレターを一緒に提出する
カバーレターとは、英文履歴書と一緒に添えて送る提出書類のひとつです。
カバーレターには英文履歴書に書ききれなかった内容を記載します。
カバーレターに記載する内容
- 自己PR
- 志望動機
- 仕事に対する熱意
- あなたの強みを発揮したエピソード
カバーレターは採用の合否を左右する重要な書類なので、丁寧に作成しましょう。
完成したら最後に見直す
完成したら誤字脱字や不備がないか、最後に必ず見直してください。
チェックポイント
- スペルミス・文法ミスはないか
- 情報が簡潔にまとまっているか
- 文頭は大文字から始まっているか
- 記号や数字の表記は統一されているか
- 適度は余白を作り見やすくなっているか
ミスや不備があるとマイナス評価につながります。
初歩的な部分で採用が見送られないよう、最終チェックは念入りに行いましょう。
英文履歴書の作成を簡単に済ませたければアプリを使えばOK
英文履歴書を作成するのは大変そう…
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英語版履歴書に関するよくある質問
最後によくある質問と回答をまとめます。
英文履歴書の作成ツールはありますか?
英文対応の履歴書作成ツールは、複数の会社から提供されています。
いろいろ見てみたけど、どのツールを選べば良いのかわからない…
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日本語で作成した履歴書の内容をもとに、英文履歴書を自動的に作成します。
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英語版の履歴書が必要な日本企業は日本語の履歴書も必要?
企業側の指定がない限り、日本語と英語の履歴書を両方用意しましょう。
採用担当者が日本人の可能性もあるためです。
どの採用担当者にあたっても大丈夫なように、万全の準備をしておきましょう。
まとめ|さっそく英語版の履歴書を書いてみよう
英文履歴書は日本語履歴書と、書式や書き方に違いがあります。
この記事で紹介した作成のポイントに沿って、英文履歴書をさっそく作成してみましょう。
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あなたの英文履歴書の作成と、内定獲得のお役に立てると嬉しいです!
記事の監修者・キャリアコンサルタント
登録番号:22013743
新卒の就職活動や20代の転職得意とする国家資格キャリアコンサルタント。
自身では製造業やIT企業の経験もアリ。