【無料あり】AIを使った自己PRの書き方5ステップ|AIを使うとバレる?
「AIを使って自己PRを書きたいけど、どうすればいいの?」
「自己PRにAIを使うとバレる…?」
こういった疑問や不安に答える記事です。
この記事でわかること
- AIで自己PRを作成するメリットとデメリット
- おすすめの自己PR作成ツール4選
- AIを使った自己PRの書き方5ステップ
就活や転職活動の自己PRを作成する際は、AIを使うのがおすすめです。
自分で書くより早く、強みが伝わりやすいからです。
「でも、どうやってAIを使えばいいかわからない…」と不安ですよね?
この記事では複雑なプロンプトなしで自己PRを生成する方法や、具体的なプロンプトも解説しています。
サクッと品質の高い自己PRを作成したい方は、最後まで読んでみてください。
無料で自己PRを作成できるAIアプリ
AIを使った自己PR生成は「HELLOBOSS」がおすすめです。
プロンプトなしで、すぐにAIが自己PRを生成してくれます。
無料で自己PRを作成できるので、さっそくアプリをインストールして使ってみましょう。

Contents
AIで自己PRを作成する4つのメリット
自己PRの作成にAIを活用すると以下のメリットがあります。
AIで自己PRを作成するメリット
- 短時間で効率的に自己PRを作成・添削できる
- 新しいアプローチ方法がわかる
- 自分が気づいていない強みやアピールポイントを発見できる
- 複数の企業・職種に合わせてカスタマイズしやすい
それぞれ詳しく解説します。
短時間で効率的に自己PRを作成・添削できる
AIを活用すれば、自己PRを短時間で効率的に作成・添削できます。
従来であれば何時間もかかる自己PR作成も、AIに職務経歴や強みを入力するだけで下書きとなる文面がすぐに完成します。
ポイント
複数回のやり取りで言い回しや構成を微調整でき、完成後も誤字や要点の抜け漏れをチェック可能です。
特に多忙な就活時期や複数の企業へのエントリーが集中する時期は、作業効率が向上することで時間的・精神的な余裕が生まれます。
新しいアプローチ方法がわかる
AIを活用することで、これまでにない自己PRのアプローチ方法を発見できます。
AIで見つかる新しいアプローチ
- 独自の表現や視点
- 複数のアイデアから最適な表現を選択できる
- 言い回しの変化により独自性が生まれる
AIは多様な情報源から文章を生成するため、例えば「粘り強さ」と「論理性」を組み合わせた事例提案など、自分では思いつかない表現や視点を提案してくれます。
複数の候補案を比較検討することで、よりオリジナリティのある文章に仕上げられます。
自分が気づいていない強みやアピールポイントを発見できる
AIとの対話を通じて、自分では気づかなかった強みやアピールポイントに気づくことがあります。
発見のプロセス | 効果 |
---|---|
質問への回答を通じた内省 | 無自覚だった強みの言語化 |
第三者視点からの評価 | 当たり前と思っていた能力の再評価 |
過去の経験の再解釈 | 新たなアピールポイントの創出 |
例えば、地道な作業を継続的にこなす姿勢が「継続力」や「粘り強さ」として価値あるスキルだと気づくきっかけになるかもしれません。
第三者の視点で自分の経験を見直すことで、当たり前だと思っていた取り組みが実は貴重な特性だと判明することもあるでしょう。
複数の企業・職種に合わせてカスタマイズしやすい
AIを活用することで、応募先に合わせて自己PRを効率的にカスタマイズできます。
入力するキーワードや強調したいスキルを変更するだけで、柔軟に書き方が可能です。
例
営業職向けにはコミュニケーション能力を前面に出し、IT職種向けにはスキルや知識を具体的に記載するなど、応募先に最適化した内容を作成できます。
文章の使い回しによるミスマッチを避け、各企業のニーズに合った自己PRになります。
AIで自己PRを作成する4つのデメリット
一方、AIを使って自己PRを作成する際の注意点は以下のとおりです。
AIで自己PRを作成するデメリット
- AIに適切な指示を与えないと差別化できない
- 誤情報・不自然な日本語が含まれる場合がある
- 「手抜き」とみなされて評価が下がるリスクがある
- 面接で深掘りされたときに答えられない可能性がある
自己PRの作成にAIを使う際は、デメリットを理解した上で利用しましょう。
AIに適切な指示を与えないと差別化できない
AIを使用する際は、明確で詳細な指示を与えないと他の応募者と差別化しにくいです。
以下のような「AIの弱点」を知っておきましょう。
AIの弱点
- 指示の質と量が出力の質を左右する
- 事前準備なしでは一般的な文面になりがち
- 個人の経験やエピソードの具体性が必要
「自己PRを書いてください」といった簡潔な指示では、あなたの経験が反映されない汎用的な文章が生成されてしまいます。
効果的に活用するには、応募企業や希望職種の情報、自分の具体的な実績や数値を含めて指示してください。
最終的にはAIの出力をヒントとして、自分で文章を調整することで独自性のある自己PRに仕上げられます。
誤情報・不自然な日本語が含まれる場合がある
AIの出力には、誤った情報や不自然な日本語が含まれることがあります。
リスク | 対策 |
---|---|
事実と異なる情報の混入 | 内容の事実確認を徹底する |
不自然な言い回し | 読みやすく自然な表現に修正する |
専門用語の誤用 | 業界知識に基づいて確認・修正する |
AIは未確認の実績を断定的に記載したり、文脈に合わない表現を使用したりすることがあります。
特に専門分野の説明や数字の扱いには注意が必要です。
注意
生成された文章は必ずチェックし、誤りを修正して自然な日本語に整えましょう。
誤った情報や不自然な表現は、応募先からの信頼を損なう原因になります。
「手抜き」とみなされて評価が下がるリスクがある
AIの特徴的な文体や表現をそのまま使用すると「自分で考えていない」と判断されて評価が下がる恐れがあります。
具体的には以下のようなリスクがあるでしょう。
AIを使って手抜きをみなされるケース
- AI特有の表現パターンが見抜かれる
- 熱意や個性が感じられない文章を疑問視される
- 面接で説得力のある説明ができない
機械的な表現や不自然な接続詞がそのまま残っていると、人の手が加えられていない印象を与えてしまいます。
AIから生成された文章は下書きとして活用し、最終的には自分の言葉や経験を織り交ぜながら、自然な形に仕上げましょう。
面接で深掘りされたときに答えられない可能性がある
自己PRをAIに任せきりにすると、面接での詳細な質問に答えられないリスクがあります。
例えば、履歴書に「学生時代にリーダーとして成果を出した」と記載した場合、具体的な役割や工夫を自分の言葉で説明できなければ信頼性が低下するでしょう。
対策
AIが生成した文章を読み返して、関連するエピソードや具体例を事前に整理しておいてください。
【無料あり】おすすめの自己PR作成AIツール4選

自己PRの作成におすすめのAIツールを紹介していきます。
具体的には以下のAIツールがおすすめです。
おすすめの自己PR作成AIツール
- ChatGPT
- HELLOBOSS
- Claude
- Gemini
それぞれ特徴があるため、あなたに合いそうなツールを使ってみてください。
1つずつ解説していきます。
1. ChatGPT
プランと料金 | 主な特徴 |
---|---|
無料プラン | ・基本的な機能を利用可能 ・精度はやや低め |
ChatGPT Plus月額20$(約3,000円) | ・高性能なGPT-4モデルを利用可能 ・応答速度の向上 |
ChatGPT Pro月額200$(約30,000円) | ・最新機能へのアクセス ・高度な推論やリサーチが可能 |
ChatGPTはバランスの良いAI文章生成ツールで、自己PR作成に活用できます。
無料版でも文章生成が可能ですが、自己PRを作成する場合は有料版がおすすめです。
ChatGPT Plus(月額20ドル)では最新のGPT-4モデルを使えて、精度の高い文章を生成可能です。
ただし、日本語能力はこのあと紹介する3つのツールに比べると、少し劣る印象があります。
2. HELLOBOSS
項目 | 内容 |
---|---|
料金 | 無料 |
特徴 | 無料でGPT-4モデルを利用した自己PRを生成できる |
付加機能(無料) | ・AIと面接練習できる ・履歴書写真の自動生成 ・自分に合う企業をAIが推薦 ・PDF版の履歴書をダウンロードできる |
HELLOBOSSは完全無料で自己PRを生成できるAIアプリです。
ChatGPT-4を無料で利用できて、自然な自己PR文を生成できるのが強みです。
ポイント
プロンプトも不要なので「AIのプロンプトがわからない…」という方にも合っています。
無料ですぐに自己PRを作成したい方は、HELLOBOSSも利用してみましょう。
3. Claude
項目 | 内容 |
---|---|
強み | ・自然な日本語が得意 ・長文に対応できる |
料金プラン | ・無料プラン ・Proプラン:月額20$(約3,000円) |
留意事項 | 無料プランは1日あたりの利用回数に制限がある |
Claudeは長文の分析や要約に優れたAIで、詳細な経歴から要点を抽出して論理的な自己PRを作成できます。
長い職務経歴書や自己分析文をまとめて読み込ませることも可能です。
また、Claudeは日本語の文章に優れているのも特徴です。
無料版でも利用できますが、自己PRを作成するなら有料のProプランを使って、高品質な文章を生成してもらいましょう。
4. Gemini
項目 | 内容 |
---|---|
強み | ・自然な日本語が得意 ・ネット検索も便利 |
料金プラン | ・無料プラン ・Gemini Advanced:月額2,900円 |
留意事項 | 無料プランは個人情報の取り扱いに注意 |
GeminiはGoogleのAIツールで、多くの機能を無料で利用できるのがメリットです。
日本語の精度も高く、ChatGPTより自然な日本語を出力するケースがあります。
ただし、無料版だと入力した情報が学習データに利用されてしまうため、履歴書情報などは入力しない方が良いでしょう。
AIに個人情報・企業情報を入力するときの注意点
AIはとても便利ですが、AIに個人情報・企業情報を入力するときは以下の点に注意が必要です。
注意点
- 過剰に個人情報を入力しない
- 企業の機密情報は入力しない
問題なくAIを利用するためにも知っておきましょう。
それぞれ詳しく解説します。
過剰に個人情報を入力しない
AIツールには個人情報を入力しない方がいいでしょう。
入力された情報を学習データとして利用することがあるためです。
過去には、ChatGPTのバグによって他のユーザーのチャット履歴が表示されるトラブルも報告されています。
避けるべき情報 | 理由 |
---|---|
氏名・住所・電話番号 | 個人を特定できる情報の流出リスク |
身分証明書の情報 | なりすまし被害の可能性 |
銀行口座・クレジットカード情報 | 金銭的被害のリスク |
AIには経歴や強みなど、自己PR作成に必要な情報のみを入力し、プライバシーに関わる詳細情報の入力は避けることが賢明です。
企業の機密情報は入力しない
機密性の高い企業情報もAIツールに入力してはいけません。
こちらもAIが学習して、情報が流出する恐れがあるためです。
例
前職のプロジェクトの内容を具体的に書きすぎるのは控えた方がいいでしょう。
企業に損害を与える可能性のある情報は、入力しないようにしてください。
AIを使った自己PRの書き方5ステップ

それでは、AIを使って自己PRを書く5ステップを解説していきます。
AIを使って自己PRを書く5ステップ
- 企業の求める人材像を把握する
- 自分の強み・経験を整理する
- AIに詳細なプロンプトを入力する
- 生成された文章を見直し改善する
- 文章を編集しオリジナリティを加える
さっそくステップに沿って自己PRを作成していきましょう。
STEP1:企業の求める人材像を把握する
自己PR作成の第一歩は、応募企業が求めている人材像を正確に理解することです。
求める人物像に寄せた自己PRにすると、採用される確率が高まります。
例
チームワークを重視する企業なら、協調性やコミュニケーション能力をアピールすると効果的です。
企業が求める人物像は以下でリサーチしましょう。
情報源 | チェックポイント |
---|---|
募集要項 | 必須スキルや歓迎条件 |
企業ホームページ | 企業理念・ビジョン |
社員インタビュー | 社風や実際の業務内容 |
企業が強みに沿う自己PRを作成するためにも、まずは応募する企業が求める人物像を調べてください。
STEP2:自分の強み・経験を整理する
応募する企業が求める人物像がわかったら、それに合致する自分の強みや経験を書き出してみましょう。
その中から自己PRに使えるエピソードを選んでいきます。
例えば、アルバイトで売上を30%向上させた経験や、サークル活動でのリーダーシップなど、具体的な数字やエピソードを集めてください。
その際は、以下も意識して情報を整理するのがコツです。
自分の強み・経験を整理する際のコツ
- 数値で示せる実績を優先して集める
- 困難を乗り越えたプロセスも思い出す
- 第三者からのフィードバックも参考にする
自分の強みや具体的な経験を整理して、説得力のあるアピールポイントを準備しましょう。
STEP3:AIに詳細なプロンプトを入力する
いよいよAIに情報を入れて、自己PRを生成していきます。
以下のプロンプトを試してみてください。
自己PRのプロンプト
【役割・スタイル設定】
あなたは大手企業の採用担当として10年以上の経験を持つプロのキャリアアドバイザーです。応募者の自己PRをより魅力的にブラッシュアップするスキルと実績があります。書き方の指導や構成の提案を得意とし、応募先企業・業種が求める人物像に沿った自己PRを提案できます。
【タスク・目的】
私は「[応募先企業(または業界、職種)]」への就職(または転職)を希望しています。
この企業(業界・職種)では、[企業や職種が求めるスキル・人物像] が重要だと考えています。
自分の経験や強みを整理して、応募先に響く自己PR文を作りたいです。
そこで、私の以下の情報を基に、説得力とオリジナリティのある自己PR文を提案してください。
【提供情報】
1.志望動機・キャリア目標:
[例: なぜこの企業(業界・職種)を志望しているのか、将来的にどうなりたいのか]
2.過去の職務経験・実績(アルバイト含む):
[例: 営業職として3年間勤務し、新規顧客開拓で年間目標の120%を達成]
[例: アルバイトでの接客経験があり、顧客満足度向上に貢献]
3.保有スキル・資格:
[例: プログラミング(Python、Java)、TOEIC 800点、プロジェクトマネジメント経験など]
4.自己評価・強み:
[例: 調整力、コミュニケーション力、行動力など]
5.アピールしたいエピソード:
[例: 前職でリーダーを担当し、チーム目標を半年で達成した話]
[例: 趣味での活動が仕事に活きた具体例]
【執筆の条件・指示】
1.文字数の目安: 300文字程度
2.「強みの明示→エピソード→どうやって応募する企業に貢献するか」の型に沿って書く
3.トーン: ビジネスシーンを想定した丁寧かつ端的な表現
4.含めたい要素:
企業が求める人物像とのマッチ度
上記で提供した自身の強みや実績
具体的な数字や具体例で説得力を高める
5.オリジナリティの確保:
応募者本人の経験・エピソードを軸にして構成
テンプレート的な表現にならないよう注意
6.AIを使ったことがバレない工夫:
不自然な日本語表現がないかチェックして自然な文章にする
他の文例と似通った表現だけでなく、本人らしさを出すエピソードを盛り込む
【最終的な成果物】
上記情報を踏まえた自己PR本文(300文字程度)
もし可能なら、いくつかのバリエーション案(表現違い・長さの違いなど)を提示
応募する企業に合わせてアレンジしても大丈夫です。
ただし、プロンプトが難しい場合は「HELLOBOSS」を使ってみてください。
プロンプトなしで、すぐにAIが自己PRを生成してくれます。
無料で自己PRを作成できるので、プロンプトが苦手な方はインストールして使ってみましょう。
STEP4:生成された文章を見直し改善する
AIが生成した自己PRの文章を改善していきましょう。
一度で良い自己PRを出力できるとは限らないため、修正が必要です。
特に以下をチェックしてみてください。
AIの文章のチェックポイント
- 表現が堅すぎないか
- 誤った情報が書かれていないか
- 難しい言葉が使われていないか
声に出して読んでみると、不自然な表現や読みにくい部分が見えてきます。
面接で質問されたときに答えやすい内容になっているかもチェックしましょう。
STEP5:文章を編集しオリジナリティを加える
最後に、自分だけの視点や経験を加えて差別化を図ります。
AIの出力文をそのまま使用すると、他の応募者と似通った印象になりがちです。
文章に追加するオリジナリティ要素
- 独自のエピソードを追加する
- 経験と応募先業務の関連性を明確にする
- 全体の文体を自分らしさで統一する
学業やアルバイトでの具体的な成果、独自の視点や価値観を盛り込むことで、あなただけの自己PRに仕上げましょう。
こうしたステップを踏むことで「自分らしさ」を伝えられる自己PRが完成します。
業界・職種別|AIを使った自己PR作成のコツ
続いて、業界や職種ごとに「AIを使った自己PRを作成するコツ」を解説していきます。
代表的な業界や職種
- 営業職
- ITエンジニア
- 公務員
- マーケティング
1つずつ見ていきましょう。
営業職
営業職の自己PRでは、数字で示せる実績と対人スキルの具体例が必要です。
AIに指示を出す際は、達成した売上数値や顧客満足度向上の具体例を明確に入力しましょう。
強調すべき要素 | 具体例 |
---|---|
売上実績 | 前年比120%の売上達成 |
顧客対応力 | 既存顧客の継続率を95%に高めた |
交渉・問題解決能力 | 他社より見積もりが高かったが契約に至った |
これらのエピソードをAIに入力すると、独自性の高い自己PRを生成してくれます。
ITエンジニア
ITエンジニアの自己PRでは、スキルや問題解決力を盛り込むと良いでしょう。
AIに自己PR作成を依頼する際は、習得している言語やフレームワーク、担当したプロジェクト規模などを入力すると効果的です。
AIに入力すること
- 使用言語やフレームワークの具体的な経験
- 開発プロジェクトでの役割と成果
- 技術的な課題解決の事例
「Pythonを使用した機械学習モデルの構築」「Reactによるフロントエンド開発でUXを30%改善」などの具体例を提供すると、スキルが伝わりやすいです。
さらに、システム障害対応の知見やチーム内での調整役割についても伝えると好印象です。
公務員
公務員の自己PRでは、公共性や住民視点の姿勢を示すのがコツです。
AIを活用する際は、学生自治会や地域ボランティア活動の参加経験など、公共性に関わる実績を入力するのも良いでしょう。
具体例
- 地域清掃活動の参加者を増やした
- 学生委員会で異なる意見を調整した
- ボランティア活動を長く続けた
法令や規則を守りながら課題解決に取り組んだエピソードも効果的です。
マーケティング
マーケティング職の自己PRでは、分析力と創造性の両面をアピールするのも良いでしょう。
数字を交えたエピソードをAIに伝えると、上手に表現してくれることがあります。
エピソード例
- 学園祭でSNSを運用し、来場者を30%増やした
- ゼミでアンケートを実施して・消費傾向を明らかにした
- 前職でPDCAサイクルを回して売上アップに繋げた
ちなみに、マーケティングはAIを使える人材を求める企業も多いため、AIスキルをアピールするのもおすすめです。
AIの利用がバレないようにするポイント
AIツールを活用すると効率的に文章を作成できますが、そのまま使うとバレて印象が悪くなる恐れがあります。
以下を実践して、できるだけバレない自己PRを意識してみてください。
AIの利用がバレないようにするポイント
- 自分の言葉で説明できるように練習する
- 第三者に読んでもらう
- 「AIを使いましたか?」と問われた場合の返答を考えておく
こちらも1つずつ解説していきます。
自分の言葉で説明できるように練習する
自己PRをAIに任せきりにすると、面接で「この部分についてもう少し詳しく」と質問されたときに答えられない恐れがあります。
詳しく説明できるように準備が必要です。
AIを使ったことがバレないための対策
- 想定質問をリストアップして回答を準備
- 自己PRの要点を自分の言葉で説明できるよう練習
- 具体的なエピソードを交えた説明を用意
「なぜそれを自己PRに記載したのか」「どのような経験に基づいているのか」など、自分の言葉で説明できるよう練習しましょう。
第三者に読んでもらう
客観的な視点からのフィードバックを得ることで、気づかなかった改善点が見つかります。
自分だけで文章を確認していると、不自然な表現や弱いアピールポイントに気づきにくいものです。
具体例
- 家族や友人に違和感がないか確認してもらう
- キャリアセンターなど専門家の意見を聞く
- AIに添削してもらう
第三者に読んでもらうことで「この表現は堅すぎる」「この主張は具体性に欠ける」といった客観的なフィードバックが得られます。
結果的に自己PRの品質が上がり、バレにくくなります。
「AIを使いましたか?」と問われた場合の返答を考えておく
面接でAIの使用について質問された場合の回答を考えておきましょう。
AIを使用したにもかかわらず「使っていない」と嘘をつくと、後で辻褄が合わなくなる恐れもあるため、正直に伝えることも検討してみてください。
その際は、以下のように伝えると印象が良くなります。
回答例
効率化のためにAIを活用しましたが、私の経験や考えを反映させ、内容はすべて事実に基づいています。
また、AIが書いた文章を私が加筆・修正しているため、オリジナルの内容となっております。
「どのように自分の経験を盛り込んだか」「どの部分が特に自分の強みか」を説明できれば、単なる「手抜き」ではないことが伝わります。
自己PR×AIについてよくある質問
最後に自己PRにAIを使う点について、よくある質問に回答していきます。
AIで自己PRを作ったことを企業に言うべき?
AIを活用したことを自発的に伝えるかどうかは、状況に応じて判断するのが望ましいでしょう。
IT技術を重視する企業では、効率化ツールとしてのAI活用を前向きに捉える傾向があります。
その場合は「文章構成の下書きとしてAIを活用し、自分の経験やエピソードを盛り込んで完成させました」と説明すれば、評価が上がる可能性もあります。
注意
ただし、AIの使用をよく思わない面接官もいるため、不用意に自分から伝えるのは注意してください。
面接前にAIを使って模擬面接できる?
AIを使って模擬面接をすることも可能です。
以下のプロンプトをアレンジしながら使ってみてください。
模擬面接のプロンプト
【役割設定】
あなたは「[応募先企業名・業種・職種]」の人事担当者であり、面接官として10年以上の経験があります。応募者の回答をよく分析し、企業目線で評価ができるプロです。
【タスク】
私は「[応募先企業名・業種・職種]」への就職(または転職)を希望している応募者です。これから模擬面接をお願いします。以下の点に留意して面接を進行し、回答に対するフィードバックも行ってください。
1.質問数
一度に1つの質問を投げかけ、私の回答を待ってから評価・アドバイスをお願いします。
2.質問内容
自己紹介や志望動機、強み・弱み、将来のキャリアプランなど、採用面接でよく聞かれる基本的な質問から始めてください。
可能であれば職種や業界に特化した専門的な質問も混ぜてください。
3.回答の評価・フィードバック
私が回答を送信したら、まずは面接官視点での評価を行ってください。
良かった点、改善すべき点
具体的にどう答えれば印象が良くなるか
回答の内容や構成に関するアドバイス
数値による評価(5点満点など)があるとわかりやすいです。
4.やり取りの進め方
Q&A形式を繰り返し、私が回答するたびにフィードバックをください。
可能であれば、私がより良い回答を組み立てられるよう、文例や再回答の例を提示してください。
【提供情報】
私の略歴や志望動機の概要は次のとおりです。(必要に応じて調整してください)
学歴・職務経歴: [大学名・専攻] / [これまでの勤務先・仕事内容]
志望動機: [なぜこの業界・職種を選んだのか、キャリア目標]
強み・アピールポイント: [コミュニケーション力、マネジメント経験など]
現在の悩みや課題: [自己PRが曖昧、面接で緊張しやすいなど]
【その他の希望・条件】
回答の日本語表現が不自然であれば修正案を出してください。
面接の最後に総合フィードバックとアドバイスをください。
【最終出力】
面接官役として1問ずつ質問し、私の回答後に評価(良い点・改善点)と具体的なアドバイスを提示してください。
必要に応じて、私が再回答できるよう質問を繰り返してください。
5〜10問ほど行ったら面接を終了し、総合評価とアドバイスをまとめてください。
ただし、プロンプトが難しい場合は「HELLOBOSS」で面接練習するのがおすすめです。
プロンプトなしで、AIが面接の練習相手になってくれます。

無料で面接の練習ができるので、プロンプトが苦手な方はインストールして使ってみましょう。
ガクチカの添削にもAIを使っていい?
ガクチカの添削にもAIが使えます。
具体的には、以下のプロンプトを使ってみてください。
プロンプト
あなたは就職活動の専門家です。
以下は「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」の文章です。
修正した方が良い部分があれば教えてください。
なお、修正した方が良い部分は太字にしてください。
#ガクチカの文章
〜〜〜
自分では気づけないポイントが見えるかもしれません。
まとめ
最後にもう一度、自己PRの作成におすすめのAIツールをまとめておきます。
おすすめの自己PR作成AIツール
- ChatGPT
- HELLOBOSS
- Claude
- Gemini
「無料で自己PRを作成したい」「プロンプトが苦手…」という方は「HELLOBOSS」がおすすめです。
プロンプトを入力しなくてもAIが自己PRを生成してくれます。
無料で自己PRを作成できるので、さっそくインストールして使ってみましょう。
あなたの自己PR作成の参考になればうれしいです!

記事の監修者・キャリアコンサルタント
登録番号:22013743
新卒の就職活動や20代の転職得意とする国家資格キャリアコンサルタント。
自身では製造業やIT企業の経験もアリ。