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求人票の書き方のコツを徹底解説|求人票の作り方5ステップ

「応募が増える求人票を書きたいけど、書き方がわからない…」

「求人票を出しているけど、応募がこない…」

とお悩みの人事担当者様に向けた記事です。

この記事でわかること

  • 求人票に記載する内容と書き方のコツ
  • 応募が集まりやすい求人票の作り方5ステップ
  • 求人票を作成する際の注意点

求人票の書き方次第で、応募がくるorこないが決まってしまいます。

多くの求職者は、求人票の内容で企業を判断しているためです。

本当は素晴らしい企業なのに、求人票の書き方が悪いことで、本来は採用できていた人材を逃していたら困りますよね?

この記事を読むことで、応募がきやすい求人票の書き方がわかります。

機会損失を減らし、採用活動の成果を良くしたい人事担当者様は、最後まで読んでみてください。

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Contents

求人票に記載する内容と書き方のコツ|テンプレート付き

一般的に、求人票に記載する内容は以下のとおりです。

求人票に記載する内容

  • キャッチコピー
  • 仕事内容
  • 給与と事例
  • 勤務地
  • 勤務時間
  • 1日のスケジュール例
  • 時間外労働
  • 休日や休暇制度
  • 福利厚生や待遇
  • 募集背景
  • 求めるスキルや条件
  • 事業内容
  • 社風や理念
  • キャリアプラン
  • 研修制度
  • 資格取得支援
  • 転勤の可能性
  • 平均勤続年数
  • 募集人数
  • 試用期間
  • 社内見学の有無
  • 組織構成
  • 選考フロー

求人票の書き方がわかるテンプレート(具体例)も確認できるので、さっそく参考にしながら求人票を書いていきましょう。

キャッチコピー

求人票を作成する際は、魅力的なキャッチコピーが必要です。多くの求職者は最初にキャッチコピーを見て、その仕事内容に興味を持つからです。

ターゲット層に響くキャッチコピーは、求職者の心を惹きつけ、応募を増やす効果が期待できます。

具体的なキャッチコピーの作り方は以下のとおりです。

求人キャッチコピーの書き方7ステップ

  1. 求めるペルソナを設計する
  2. 自社の強みや魅力を書き出す
  3. 自社とペルソナの合致点を探す
  4. ペルソナに響きそうなキーワードを書き出す
  5. 競合他社の求人キャッチコピーをリサーチする
  6. AIにキャッチコピーのアイデアを出してもらう
  7. 複数のキャッチコピーを作成して意見をもらう

詳しいキャッチコピーの作り方は、求人キャッチコピーの例文集50選一覧|6つの面白い心理効果も紹介にまとめています。

キャッチコピーの例文もまとめているので、アレンジして使ってみてください。

仕事内容

求人票に仕事内容を書くときは、求職者がその仕事に興味を持ち、応募するかどうかを判断できるよう具体的な内容にします。

記載例

【業務内容】

既存顧客へのルート営業および新規顧客開拓をお任せします。具体的には、以下のような業務を行います。

お客様との信頼関係構築:定期的な訪問や電話、メールなどを通じて、お客様との良好なコミュニケーションを図り、ニーズを的確に把握します。

商品・サービスの提案:お客様のニーズに合わせた最適な商品・サービスを提案し、成約を目指します。

契約交渉・締結:お客様との条件交渉を行い、契約を締結します。

売上管理:売上目標達成に向け、営業戦略の立案・実行、進捗管理などを行います。

市場調査:市場動向や競合他社の情報収集を行い、営業活動に活かします。

<入社後の育成期間>

◇最初の1ヶ月

  • 商品知識の習得
  • 社内システムの使い方
  • 先輩社員の営業同行

◇2-3ヶ月目

  • 見積書作成
  • 簡単な商品提案
  • お客様訪問開始

◇4ヶ月目以降

  • 担当エリアを持ち、徐々に一人で訪問開始
  • 既存顧客10-15社を担当

<仕事の特徴>

  • 飛び込み営業はありません
  • ノルマはありますが、達成可能な範囲で設定
  • 社用車(AT車)を使用した直行直帰OK
  • 先輩社員のサポート体制が充実

人柄重視の採用です。商品知識は入社後の研修でしっかり身につけられます。まずは素直に学ぶ姿勢があれば大丈夫です。

このように、入社後のイメージができる記載が望ましいです。

給与と事例

給与欄には基本給から諸手当まで具体的な金額を明示すると、求職者は毎月の実収入を把握しやすくなります。

具体例として以下のような記載が適切です。

記載例

【給与】

基本給:250,000円

<手当>

  • 営業手当:30,000円
  • 通勤手当:実費支給(上限50,000円)
  • 役職手当:10,000円~
  • 資格手当:10,000円~

※宅地建物取引士など

<賞与>

年2回(6月、12月)

※前年度実績:基本給3ヶ月分

<昇給>

年1回(4月)

※前年度実績:平均3.5%アップ

<月収例>

入社3年目(26歳):280,000円

  • 基本給:230,000円
  • 営業手当:30,000円
  • 通勤手当:20,000円

年収例:450万円

(月給+賞与+時間外手当含む)

<時間外手当>

全額支給(みなし残業制度なし)

※月平均20時間程度

求職者が収入をイメージしやすいよう、実在する社員の収入事例も併せて記載してください。

勤務地

勤務地欄には、正確な所在地に加えて通勤のしやすさも記載します。

具体的には以下のような形式が効果的です。

記載例

【勤務地】

本社オフィス

〒160-0022

東京都新宿区新宿3丁目1-1 新宿ビル5階

<アクセス>

  • JR新宿駅 東口より徒歩5分
  • 都営新宿線 新宿三丁目駅 A2出口より徒歩3分
  • 東京メトロ丸ノ内線 新宿駅 B4出口より徒歩4分

<通勤について>

  • 自転車通勤可
  • バイク通勤可
  • マイカー通勤可
  • 通勤手当:全額支給(月額上限50,000円)

<周辺環境>

  • コンビニ(徒歩1分)
  • 飲食店多数
  • 銀行ATM(徒歩3分)

実際の通勤経路や所要時間を把握できるよう、最寄り駅からの詳細なアクセス情報まで記載すると良いでしょう。

勤務時間

勤務時間は求職者がワークライフバランスを判断する基準となります。

具体的には以下のような記載方法が良いでしょう。

記載例

【勤務時間】

9:00~18:00(実働8時間)

  • 休憩時間:60分(12:00~13:00)
  • 残業:月平均10時間程度

※繁忙期(決算月)は20時間程度

<働き方の特徴>

フレックスタイム制採用

  • コアタイム:11:00~15:00
  • フレキシブルタイム:7:00~11:00、15:00~19:00

週の総労働時間は40時間

<勤務時間の選択制度>

①通常勤務(9:00~18:00)

②早番勤務(8:00~17:00)

③遅番勤務(10:00~19:00)

※希望シフトを考慮

<その他>

  • 時間外手当:全額支給
  • 始業前残業:禁止
  • ノー残業デー:毎週水曜日
  • 終業後の緊急対応なし
  • 在宅勤務:月8回まで可能

働き方の柔軟性や労働時間管理の方針を明確に記載すると、求職者は自身の生活スタイルとの両立が可能か判断できて、応募が増えやすくなります。

1日のスケジュール例

求人票に1日のスケジュール例が書かれていると、求職者は入社後の時間の流れを把握しやすく、応募のハードルが下がります。

実際の業務の流れを時系列でわかりやすく書いていきましょう。

以下のような記載が望ましいです。

記載例

【一般事務職の典型的な1日の例】

8:45 出社

9:00 朝礼

  • 本日のスケジュール確認
  • 部署内の連絡事項共有

9:30 午前の業務開始

  • メールチェック、返信対応
  • 請求書の作成、発送準備
  • 電話応対

12:00 休憩(60分)

  • 社員食堂または近隣の飲食店で昼食

13:00 午後の業務開始

  • データ入力、資料作成
  • 来客応対
  • 郵便物の仕分け、発送
  • 部署内の備品管理

17:00 業務終了準備

  • 翌日の準備
  • デスク周りの整理

17:30 退社

<業務の特徴>

  • 残業時間は月平均15時間程度
  • 休憩中の電話対応不要
  • 繁忙期は月末のみ
  • 在宅勤務月4回まで可能

求職者が働くイメージを持ちやすいよう、具体的な業務内容と時間配分を明記するのがコツです。

時間外労働

時間外労働の情報は、求職者のワークライフバランスに関わる重要な要素です。できるだけ正確に記載して、残業時間の透明性を担保しましょう。

具体的には以下のような記載が効果的です。

記載例

【時間外労働】

月平均時間:15時間

※36協定の上限:月45時間・年間360時間

<残業が発生する主な理由>

  • 月末の売上集計作業
  • 四半期ごとの報告書作成
  • 繁忙期(12月)の受注対応

<残業削減の取り組み>

  • ノー残業デー:毎週水曜日
  • 残業事前申請制度
  • 業務効率化システムの導入
  • 各部署の残業実績を月次で公開

<労働時間管理>

  • 残業手当:1分単位で全額支給
  • 休日出勤:振替休日の取得必須
  • 深夜勤務:原則なし
  • 事前申請・承認が必要
  • 持ち帰り残業は禁止

時間外労働の実態と削減への取り組みを明確に示すことで、働き方に対する企業の姿勢が伝わり、印象が良くなります。

休日や休暇制度

休日や休暇制度は求職者の生活設計に関わる情報なので、詳しく記載するのがおすすめです。

具体的には以下のように記載すると良いでしょう。

記載例

【休日・休暇制度】

  • 年間休日数:125日
  • 完全週休2日制(土日祝)
  • 月1回土曜出勤あり(第2土曜日・振替休日あり)
  • GW:5日間
  • 夏季休暇:3日間
  • 年末年始休暇:5日間

<有給休暇>

  • 初年度:10日付与
  • 最大付与日数:20日
  • 取得率:75%(前年度実績)
  • 時間単位での取得可能(年5日分まで)
  • 入社6ヶ月経過後に付与

<特別休暇制度>

  • 産前産後休暇:産前42日・産後56日
  • 育児休業:最長2年
  • 介護休暇:年間5日
  • 慶弔休暇:結婚5日、忌引3日
  • リフレッシュ休暇:勤続5年で5日
  • バースデー休暇:誕生日月に1日

<休暇取得の特徴>

  • 連続休暇取得推奨
  • 有給休暇の取得計画書作成
  • 休暇の取得理由申告不要
  • 急な休暇取得にも対応

休暇を取得しやすい職場環境であることを、具体的な制度と実績で示すのがコツです。

福利厚生や待遇

福利厚生や待遇は、給与以外の面で企業の魅力を伝える要素です。

以下のように記載してみてください。

記載例

【福利厚生・待遇】

<社会保険>

  • 健康保険
  • 厚生年金保険
  • 雇用保険
  • 労災保険
  • 確定拠出年金制度

<手当・支援制度>

  • 通勤手当:全額支給
  • 住宅手当:月20,000円
  • 扶養手当:配偶者20,000円、子一人につき10,000円
  • 資格取得支援:受験料全額補助、合格祝金支給
  • 引越し支援:赴任手当支給、引越し費用補助

<福利厚生施設>

  • 休憩室完備
  • リフレッシュルーム
  • シャワールーム
  • 仮眠スペース

<その他制度>

  • 財形貯蓄制度
  • 従業員持株会
  • 社員割引制度
  • 企業年金制度
  • 健康診断(年1回)
  • インフルエンザ予防接種(無料)

求職者の生活をサポートする制度を、具体的な内容とともに記載してください。

募集背景

募集背景には、企業の成長性や将来性がわかる具体的な情報を記載します。

以下のように記載すると良いでしょう。

記載例

【募集背景】

<事業拡大に伴う増員>

昨年度の売上高が前年比120%を達成し、新規取引先が50社増加しました。今後の更なる事業拡大に向けて、営業部門の体制強化を図ります。

<業績推移>

  • 2022年度:売上高20億円
  • 2023年度:売上高24億円
  • 2024年度:売上高30億円(見込み)

<組織体制>

現在の営業部門

  • 営業第1課:8名
  • 営業第2課:6名
  • 営業企画課:4名

今回の採用枠

  • 営業第1課:2名
  • 営業第2課:2名

<配属後の役割>

入社後3ヶ月間は先輩社員による研修期間を経て、4ヶ月目から既存顧客20社程度を担当します。その後、実績に応じて新規開拓業務も担当する予定です。

求職者が安心して応募できるよう、企業の現状と将来展望を数字で示すのがコツです。

求めるスキルや条件

求めるスキルや条件は、応募者の適性を判断する基準となる情報です。応募者が履歴書でアピールする材料にも使われるため、詳しく書くほどミスマッチを防ぎやすくなります。

具体的には以下のように記載すると効果的です。

記載例

【必須条件】

<資格・免許>

  • 普通自動車免許(AT限定可)
  • 日商簿記3級以上

<経験>

  • 法人営業経験3年以上
  • マネジメント経験(3名以上)

<スキル>

  • ビジネスレベルの英語力(TOEIC 700点以上)
  • ExcelのVLOOKUP関数使用経験

【歓迎条件】

<経験・知識>

  • 同業界での営業経験
  • 決算業務の実務経験
  • 製造業での実務経験

<資格>

  • 中小企業診断士
  • 社会保険労務士
  • 宅地建物取引士

【求める人物像】

  • 主体的に考え行動を起こせる方
  • 数値目標の達成に意欲的な方
  • コミュニケーション力が高い方

必須条件と歓迎条件を明確に区別し、求める人物像も具体的に記載してください。

事業内容

事業内容には、企業の事業領域や市場での強みを具体的に記載します。求職者に「この企業なら安心だ」と思ってもらえる要素になるでしょう。

以下のような記載が効果的です。

記載例

【事業内容】

<主要事業>

建設機械レンタル事業

全国150拠点でクレーン、高所作業車など建設機械をレンタル。24時間対応の緊急サポート体制を完備。

<事業規模>

  • 資本金:5億円
  • 売上高:350億円(2023年3月期)
  • 従業員数:890名
  • 事業所:全国150拠点

<取引実績>

  • 建設会社:500社以上
  • メーカー:200社以上
  • 官公庁:47都道府県

<事業の特長>

  • 整備士90名による万全のメンテナンス
  • IoT技術による稼働管理システム導入
  • 環境配慮型の最新機器を積極導入
  • 建機の操作講習も実施(年間2,000名受講)

<今後の展開>

  • 海外展開(2024年シンガポール進出)
  • 環境配慮型建機の導入拡大
  • デジタル化によるサービス向上

応募者が企業の将来性や安定性を判断できるよう、具体的な数字を交えて記載してみてください。

社風や理念

社風や理念は、企業で働くイメージを具体的に伝える要素です。ミスマッチを防ぐためにも役立つでしょう。

具体的には、以下のように記載するのがおすすめです。

記載例

【企業理念】

「技術で社会に貢献し、未来を創造する」

<3つの行動指針>

  1. 顧客第一:お客様の課題解決に全力で取り組みます
  2. 技術革新:最先端技術の研究開発に積極的に挑戦します
  3. 人材育成:社員一人ひとりの成長をサポートします

【社風の特徴】

<働き方の特徴>

  • フラットな組織風土
  • 20代でもプロジェクトリーダーに
  • 年間20件の社内勉強会を開催
  • 服装自由(ビジネスカジュアル)

<コミュニケーション>

  • 部署を超えた意見交換会(月1回)
  • 経営陣との対話集会(年4回)
  • 社員旅行(年1回)
  • 部活動・サークル活動が盛ん

<働きやすさへの取り組み>

  • 育児との両立支援
  • 女性管理職比率30%
  • 平均有給取得率80%
  • 副業・兼業も可能

入社後の働き方をイメージしやすいよう、具体的な取り組みや数値を示すのがコツです。

キャリアプラン

キャリアプランは、入社後の成長イメージを具体的に示す情報です。応募者が履歴書の志望動機や自己PRに記載する要素になるため、具体的に記載すると良い人材が集まりやすいでしょう。

以下のように記載するのがおすすめです。

記載例

【キャリアプラン例】

<入社1年目>

  • 3ヶ月間の新入社員研修
  • 先輩社員によるOJT開始
  • 基本的な営業スキル習得
  • 既存顧客5社程度を担当

<入社2~3年目>

  • 新規開拓業務にチャレンジ
  • 担当顧客30社に拡大
  • 後輩社員の育成担当

<入社4~5年目>

  • チームリーダーへ昇進
  • 売上目標1億円を担当
  • 部下3名のマネジメント
  • 商品開発プロジェクト参画

<モデル年収例>

  • 入社1年目:350万円
  • 入社3年目:450万円
  • 入社5年目:600万円

※業績連動賞与別途

<キャリアの分岐点>

  • マネジメント職
  • 専門職(商品開発)
  • 海外赴任
  • 独立支援制度

将来のキャリアプランを具体的な数字とともに示し、社員の成長をイメージしやすく書きましょう。

研修制度

研修制度は、未経験者も安心して入社を決断できる情報です。

以下のように記載すると良いでしょう。

記載例

<新人研修>

入社後、まずビジネスマナーや社内ルールを学ぶための新人研修を実施します。その後、配属先における基礎知識やスキルを習得するための研修を行います。先輩社員によるOJTを通じて、実践的な業務を学びながら、スムーズにキャリアをスタートできるようサポートします。

<専門スキル研修>

各部門や業務に必要な専門知識やスキルを深めるための研修を定期的に実施します。社外研修プログラムへの参加や、資格取得サポートなどを通して、社員一人ひとりの成長を促進します。

<階層別研修>

新任リーダー研修やマネジメント研修など、各階層におけるリーダーシップスキルや マネジメントスキルを向上させるための研修を実施します。将来を担う人材育成に力を入れており、長期にわたって活躍できる環境を用意しています。

研修内容を明確に示し、手厚いサポート体制を強調するのがコツです。

資格取得支援

社員の成長をバックアップする制度として、資格取得支援をアピールするのも有効です。

以下のように記載すると良いでしょう。

記載例

【資格取得支援制度】

<対象資格と支援内容>

■宅地建物取引士

  • 受験料全額補助(50,000円)
  • 参考書代補助(30,000円まで)
  • 通信講座費用補助(80,000円)
  • 合格祝金(100,000円)
  • 資格手当(月額20,000円)

■マンション管理士

  • 受験料全額補助(30,000円)
  • 参考書代補助(20,000円)
  • 合格祝金(50,000円)
  • 資格手当(月額15,000円)

<サポート体制>

  • 社内勉強会(週1回開催)
  • 資格取得者による個別指導
  • 試験1ヶ月前は早帰り推奨
  • 模擬試験費用補助
  • 過去問題集の貸し出し

<実績>(過去3年)

  • 宅建士:合格率85%(全国平均15%)
  • マンション管理士:合格率70%
  • FP2級:合格率90%

資格取得を目指す社員への具体的な支援内容を、金額も含めて明確に記載してください。

転勤の可能性

転勤の可能性は求職者の生活設計に関わる情報なので、具体的に記載すると良いでしょう。

まず、転勤がない場合は以下のように記載すればOKです。

転勤なしの場合

この求人に転勤はありません。

勤務地は〇〇(住所)です。

現段階で転勤の可能性がなくても、今後は転勤の可能性がある場合は、以下のように記載します。

当面転勤なしの場合

当面の間、転勤は予定していません。

ただし、将来的な事業展開によっては、転勤の可能性が生じることがあります。

そして、転勤がある場合は、以下のように具体的に記載しましょう。

転勤ありの場合

【転勤について】

<転勤の有無>

  • 関東エリア内での転勤あり(東京、神奈川、千葉、埼玉)
  • 原則、単身赴任なし
  • 転居を伴う異動は本人同意が必要

<転勤の頻度>

  • 入社後5年間は転勤なし
  • その後は3~5年に1回程度
  • 育児・介護中は免除

<転勤時のサポート>

  • 引越し費用全額補助
  • 赴任手当:20万円支給
  • 社宅制度あり(家賃補助80%)
  • 一時帰宅費用補助(月1回)
  • 敷金・礼金は会社負担
  • 不動産仲介手数料補助

<社宅制度の詳細>

  • 1K~4LDKまで選択可能
  • 家賃上限:20万円
  • 駐車場1台分無料
  • 生活備品一式貸与

転勤に関する制度や補助内容を明確に示し、赴任後の生活環境も具体的に記載してください。

平均勤続年数

平均勤続年数を記載すると、求職者に対して、従業員の定着率の高さをアピールできます。また、長期にわたってキャリアを築ける可能性が高いことを示唆し、求職者に安心感を与えるでしょう。

具体的には、以下のように記載するのがおすすめです。

記載例

【平均勤続年数】

<全社員データ>

  • 平均勤続年数:12.5年
  • 平均年齢:38.6歳
  • 定着率:95%(直近3年平均)

<年代別の在籍状況>

  • 20代:85名(平均3.5年)
  • 30代:120名(平均8.2年)
  • 40代:95名(平均15.3年)
  • 50代:60名(平均22.1年)

<長期勤続者の特典>

永年勤続表彰(10年毎)

  • 10年:旅行券10万円
  • 20年:旅行券20万円
  • 30年:旅行券30万円

リフレッシュ休暇付与

  • 10年:連続5日
  • 20年:連続10日
  • 30年:連続15日

<定着率の高さの理由>

  • 充実した研修制度
  • 年間休日125日
  • 残業月平均15時間
  • 育児・介護との両立支援
  • 資格取得支援制度

社員の定着状況を数値で示し、長く働ける環境であることを具体的に記載しましょう。

募集人数

募集人数には、採用予定人数と配属先の詳細情報を記載します。

記載例

【募集人数】

  • 総合職:5名
  • 営業職:3名(東京本社2名、大阪支社1名)
  • 企画職:2名(商品企画部1名、マーケティング部1名)

募集人数の内訳と配属部署の現状を具体的に示し、入社後の環境をイメージしやすくすると良いでしょう。

試用期間

試用期間の有無も求職者が気にする情報です。応募後の齟齬をなくすためにも、記載しておくのがおすすめです。

記載例

【試用期間】

<期間と条件>

  • 期間:入社後3ヶ月間
  • 給与:月給30万円(本採用と同額)
  • 待遇:各種社会保険完備
  • 勤務時間:本採用と同一
  • 休日休暇:本採用と同一

<試用期間中の研修>

■1ヶ月目

  • 入社時研修(2週間)
  • 社内規定の習得
  • 業務基礎知識の習得

■2ヶ月目

  • OJTでの実務研修
  • 社内システムの操作
  • 基本業務の習得

■3ヶ月目

  • 実践的な業務開始
  • 習熟度の確認
  • 本採用前の最終評価

<本採用の条件>

  • 出勤率95%以上
  • 基本業務の習得完了
  • 社内規定の理解
  • 上長による評価

試用期間中の具体的な育成プランと評価基準を明記し、入社後の流れをわかりやすく示してください。

社内見学の有無

応募前の社内見学の有無を明記し、詳細を記載することで、応募者の安心感が増します。

社内見学を実施している場合は、内容や流れを具体的に書きましょう。

記載例

【応募前の社内見学】

<見学の概要>

  • 実施日:毎週水曜日(祝日や年末年始は実施しません)
  • 時間:14:00~16:00
  • 場所:本社オフィス
  • 定員:1回につき3名まで
  • 参加費:無料
  • 服装:自由

<見学の内容>

■スケジュール

  • 14:00 会社概要説明
  • 14:30 職場見学
  • 15:00 先輩社員との座談会
  • 15:30 個別質問会
  • 16:00 終了

<申込方法>

  • 電話:03-XXXX-XXXX
  • メール:recruit@xxx.co.jp
  • エントリーフォーム

※希望日の3日前までに予約

<特徴>

  • 人事担当者が同行
  • 現場社員との交流あり
  • オンライン見学も可能
  • 土日開催も月2回実施
  • 交通費支給(上限3,000円)

具体的な内容とスケジュールを記載すると、社内見学の申込が増えやすいです。

組織構成

組織構成の記載は、求職者が職場の雰囲気や自身の役割を具体的にイメージするために役立ちます。明確かつ具体的に記載することで、応募者に安心感を与える求人票になります。

記載例

【組織構成】

<全社構成>

■営業本部(120名)

  • 法人営業部:50名
  • 個人営業部:40名
  • マーケティング部:30名

■管理本部(80名)

  • 総務部:20名
  • 人事部:15名
  • 経理部:25名
  • 情報システム部:20名

<部署別の年齢構成>

法人営業部

  • 20代:15名
  • 30代:20名
  • 40代:10名
  • 50代:5名

平均年齢:32.5歳

<配属予定部署>

法人営業部第一課

  • 課長:1名(45歳)
  • 主任:2名(35歳)
  • 一般社員:8名(20-30代)

透明性が高い求人票になり、応募者に対する印象も良くなるでしょう。

選考フロー

選考フローは、採用プロセスの透明性を高める重要な情報です。

以下のように記載するのがコツです。

記載例

【選考フロー】

■STEP1:書類選考

  • 応募後5営業日以内に結果連絡
  • 履歴書、職務経歴書を審査

■STEP2:適性検査(Web)

  • 所要時間:90分
  • 基礎能力、性格診断を実施

■STEP3:一次面接

  • 人事担当者との個人面接
  • 所要時間:45分
  • 服装:スーツ推奨

■STEP4:二次面接

  • 事業部長との個人面接
  • 所要時間:60分
  • 志望動機、実務経験を確認

■STEP5:最終面接

  • 役員との個人面接
  • 所要時間:45分
  • 今後のキャリアプランを確認

<内定までの期間>

  • 最短2週間
  • 最長1ヶ月程度

応募者が準備しやすいよう、面接の詳細と所要時間を明確に記載してください。

求人票うまく書けない場合はAIに生成してもらう

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応募が集まりやすい求人票の作り方5ステップ

ここからは、応募が集まりやすい求人票の作り方の手順を解説していきます。

応募が集まりやすい求人票の作り方5ステップ

  1. 求めるペルソナを明確にする
  2. ペルソナが興味を持つ自社の強みをまとめる
  3. 求人内容を具体的に記載する
  4. 写真や動画を入れる
  5. 社内で求人票の内容をチェックする

ステップに沿って、求人票を作成していきましょう。

求めるペルソナを明確にする

まず、求めるペルソナを明確にする必要があります。ペルソナを意識することで、その人物像に響くような求人票を作成できるからです。

ペルソナは以下の手順で作成していきましょう。

採用ペルソナを設計する手順

  1. 採用したい人材像を社長や現場に聞く
  2. 人材を採用する目的を定義する
  3. 採用したい人材像を書き出す
  4. 採用市場に合わせたペルソナにする
  5. ペルソナを経営層や現場のメンバーに確認してもらう

ペルソナの設計方法は、採用ペルソナの作り方完全ガイド|テンプレートと7ステップのフレームワークに詳しくまとめたので、参考にしてみてください。

ペルソナが興味を持つ自社の強みをまとめる

次に、想定するペルソナが魅力に感じる自社の強みをまとめましょう。採用したい人材に響く求人票を作成する要素になります。

例えば、ワークライフバランスを重視する30代女性をペルソナとする場合は、以下のような要素が求人票に書かれていると良いでしょう。

自社の強みの例

  • 残業月平均10時間以下
  • 有給休暇取得率85%
  • 産休育休からの復職率100%
  • 時短勤務制度あり など

ペルソナが惹かれる自社の特徴を具体的な数字や実績とともに記載すると、応募が増えやすくなります。

求人内容を具体的に記載する

求人票には具体的な数字や実績を盛り込み、応募者が働くイメージを明確に描けるようにしてください。抽象的な表現では応募者の疑問が解消されず、応募につながりにくくなってしまいます。

まずは、NG例として抽象的な求人票の文章を見てみましょう。

抽象的で悪い例

残業は少なめです。研修制度も充実しており、未経験でも安心して働けます。

顧客フォローを中心とした営業業務を担当します。休日は多めで、給与も業界水準以上です。頑張った分はしっかり評価します。

具体性に欠けるため、応募者が躊躇する可能性があります。

では、具体的で良い求人票の文章を見てみましょう。

具体的で良い例

残業は月平均15時間以下、有給休暇取得率80%以上です。

入社後3ヶ月間は先輩社員によるマンツーマン指導があり、営業の基礎からしっかり学べます。

4ヶ月目からは既存顧客20社を担当し、商品提案やアフターフォローを行います。

年間休日125日、土日祝日休み。

賞与は年2回です。(昨年実績:平均4ヶ月分)

求人票の各項目において、数字や事例を用いて具体的な記載を心がけてください。

写真や動画を入れる

求人票に写真や動画を入れることで、職場の雰囲気や業務内容が視覚的に伝わり、応募意欲を高める効果があります。文字だけでは伝わりにくい情報を補い、求職者が「入社後の自分」をイメージできて、応募に繋がりやすくなります。

求人票に入れるべき写真や動画の例

  • 職場の様子:オフィスや作業現場の写真
  • 社員の活動風景:会議や作業中の様子
  • 働く人のインタビュー動画:先輩社員やリーダーのコメント
  • 企業イベントの様子:社内イベントや研修の一場面
  • 福利厚生施設:休憩室や食堂などの写真

写真や動画で視覚情報を加え、より多くの応募者を引きつけましょう。

社内で求人票の内容をチェックする

求人票を作成したら、社内でチェックしてください。人事担当者だけで作成した求人票は、求められる人材とズレてしまうケースがあるためです。

ポイント

経営陣に求人票をチェックしてもらうことで、会社全体のビジョンや戦略に沿った求人票になっているかを確認できます。

また、現場の社員にチェックしてもらうことで、実際の仕事内容や必要なスキル、職場の雰囲気などが正確に書かれているかを確認できるでしょう。

社内で求人票をチェックすることで、求職者とのミスマッチを防ぎ、より効果的な採用活動を実現できます。

求人票うまく書けない場合はAIに生成してもらう

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求人票で記載が禁止されている内容

求人票を記載する際は、以下の表現に気をつけましょう。書き方を間違えると、法律に違反してしまう恐れがあります。

求人票で記載が禁止されている内容

  • 年齢に制限を設ける表現
  • 性別に制限を設ける表現
  • 居住地を限定する表現
  • 身体的特徴と制限する表現
  • 国籍や出身地に制限を設ける表現
  • 他社の権利を侵害する内容
  • 最低賃金を下回る給与の提示
  • 虚偽の求人内容

作成した求人票がこれらに触れていないかチェックしてみてください。こちらも1つずつ解説していきます。

年齢に制限を設ける表現

求人票における年齢制限は、原則として認められていません。この原則は、2007年10月1日に発効した労働施策総合推進法に依拠しています。

企業は従業員の新規採用および雇用継続において、年齢を理由とした差別なく、公平な機会の提供が求められています。

この法改正は少子高齢化の進展を受け、労働市場での多様な人材の活躍を後押しするために実施されました。

年齢に制限を設けるNG表現は以下のとおりです。

不適切な表現の具体例

  • ◯歳未満・◯歳超過・◯歳から◯歳まで
  • 20代歓迎・30代の即戦力求む
  • 40代以上が活躍できる職場
  • 若手歓迎
  • 中高年歓迎

ただし、年齢制限が法律で認められた例外がいくつか存在します。以下のケースでは、年齢制限を設けることが法的に容認されています。

例外のケース具体例
定年年齢を上限とする募集就業規則等で定年が定められている場合、その定年年齢を上限として人材を募集することは問題ありません。
法令に基づく年齢制限警備業や深夜業など、特定の業種においては、関係法令によって年齢制限が義務付けられています。
長期的なキャリア形成を目的とした募集特定の年齢層を対象に、長期にわたるキャリア形成を前提とした育成採用を行う場合。

例外規定を適用する際には、その理由を簡潔に求人票に明記してください。

性別に制限を設ける表現

性別で応募を制限する記載も、原則として法律で禁止されています。この規制は「男女雇用機会均等法」や「労働施策総合推進法」に基づくものであり、男女平等に雇用の機会を確保することを目的としています。

使用してはいけない表現例

  • 「男性のみ」「女性限定」など、性別を限定する表現
  • 「男性歓迎」「女性を優遇します」など性別に配慮する表現
  • 「営業マン」「ウェイター」のように性別を暗示する職種名

以下のように記載すると良いでしょう。

  • 営業マン→営業スタッフ・営業職
  • ウェイター→ホールスタッフ

ただし、以下の場合は性別を限定した求人が認められることがあります。

性別を限定した求人が認められるケース具体例
業務上、特定の性別が必要な場合防犯上の理由から男性を求める警備業務
芸術・芸能分野における性別要件子役や特定の役柄のオーディション
宗教上の理由に基づく場合女子トイレ清掃員として女性を募集するケース

求人票を作成する際には、原則的に性別に関する表現を避けましょう。

居住地を限定する表現

応募者の居住地を制限する表現も法律で禁じられています。応募者の居住地による選考が差別的な基準となりうるためです。

「東京都在住の方」「通勤時間60分以内の方」といった居住地や通勤時間による制限は、職業安定法や雇用機会均等法に抵触する恐れがあります。

また、居住地による制限は日本国憲法第22条が保障する「職業選択の自由」を侵害することにもなりかねません。

応募者の居住地を限定するNG表現

  • 地元の方歓迎
  • 徒歩通勤可能な方
  • ◯◯市在住者優遇
  • 近隣にお住まいの方

求人票を書く際は、以下のような表現が推奨されます。

推奨表現

  • 勤務地:◯◯駅徒歩3分
  • 最寄駅:◯◯線△△駅

居住地による制限を設けず、幅広い人材に門戸を開くことで、より多くの優秀な人材との出会いも期待できるでしょう。

応募者の居住地を限定するような表現がないか、チェックしてみてください。

身体的特徴を制限する表現

求人票で応募者の身体的特徴に言及し、それを応募条件とする表現もNGです。このような記述は、差別的な選考基準とみなされ、労働基準法・男女雇用機会均等法・雇用対策法などの関連法規に抵触する可能性があります。

具体的には、以下のような表現が禁止されています。

不適切な表現NGの記載例
身長や体重に関する制限身長170cm以上の方を優遇
特定の健康状態や体力水準を求める表現体力に自信のある方を歓迎
容姿や外見に関する条件容姿端麗であること

例えば「体力に自信のある方」という表現を使用する代わりに、業務内容を具体的に記述することで、応募者が自身の体力で対応可能か判断できるようにしましょう。

良い記載例

重量30kgの荷物の運搬作業があります。

このように記載することで、客観的な情報を提供し、不適切な表現を避けられます。

国籍や出身地に制限を設ける表現

応募者の国籍や出身地を限定する表現を用いることも、原則として法令で禁じられています。これは職業安定法・労働基準法・雇用機会均等法・改正雇用対策法に依拠するものであり、雇用における機会均等の確保と差別撤廃を目的としています。

求人票において、以下のような表現は避けましょう。

使用を避けるべき表現

  • 日本国籍保有者のみ
  • 外国籍の方を優遇
  • 先進国出身者を歓迎
  • ◯◯県出身者に限定

国籍や出身地ではなく、職務遂行に必要な技能や能力に焦点を当てた表現を心がけましょう。

適切な表現方法

  • 中国語の会話能力を有する方
  • 日本語による円滑なコミュニケーションが可能な方
  • 多様な文化的背景を持つ人材を歓迎

ただし、以下のような特殊な状況では、例外的に国籍や民族性を考慮した募集が認められる場合があります。

例外のケース具体例
演劇や伝統芸能などの分野役柄や表現の性質上、特定の国籍または民族的背景が不可欠な場合
特定の国の料理を提供する飲食店その料理に関する専門知識や調理技術を有する人材を募集する場合

求人票を作成する際は、国籍や出身地に基づく制限や優遇措置を避け、職務に求められる能力および適性に基づいた表現を用いましょう。

他者の権利を侵害する内容

求人票を作成する際は、他者の権利を侵害しないように注意してください。

具体的に考慮すべき点は以下のとおりです。

他社の権利を侵害しないために考慮すべき点

  • 著作権への配慮
  • 肖像権への配慮 など

他人が作成した文章・写真・イラストなどを無断で使用すると、著作権侵害になります。求人票で他者の著作物を利用する場合は、著作権者の許可を得るなどの適切な手続きを踏みましょう。

肖像権は、個人の容姿を無断で撮影されたり、公表されたりしない権利です。求人票に社員の写真を掲載する場合は、事前に本人の同意を得てください。

適切に配慮して、信頼性の高い求人票を作成しましょう。

最低賃金を下回る給与の提示

求人票に掲載する給与額は、法定最低賃金以上でなければなりません。最低賃金は毎年10月に改定され、都道府県ごとに異なる金額が設定されています。

ポイント

採用を予定している事業所の所在地の最低賃金を確認し、それを下回らない給与額を記載しましょう。

給与額の算出は、年収を年間所定労働時間で割った時給が、該当地域の最低賃金を上回っているかを確認してください。

最新の最低賃金は厚生労働省のウェブサイトで確認できます。

虚偽の求人内容

実際の労働条件と異なる内容を、求人票に掲載するのはNGです。応募者を集めるために給与額を実態よりも高く表示したり、残業時間を少なく見せたりすることは違法です。

注意

給与を「月給20万円~35万円」のように幅をもたせて記載すること自体は認められますが、現実には支払う予定のない金額を上限として示すのは適切ではありません。

入社後のトラブルや早期離職の原因となり、企業の評判も損なわれます。

特に残業代や時間外労働については、認識の違いによるトラブルが生じやすいため、正確な情報を明記しましょう。

求人票うまく書けない場合はAIに生成してもらう

もし求人票をうまく書けない場合は、くりかえしですがAIにサポートしてもらいましょう。

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求人票を作成する際の注意点

以下の点に注意しながら、求人票を作成していきましょう。

求人票を作成する際の注意点

  • 最新の情報を記載する
  • 裁量労働制の記載方法を守る
  • 固定残業代の記載方法を守る
  • 変形労働時間制の記載方法を守る
  • 受動喫煙対策の記載方法を守る

こちらも1つずつ解説していくので、チェックしてみてください。

最新の情報を記載する

求人票には最新の情報を記載してください。情報が古いままだと、求職者に誤解を与えたり、不信感を招いたりするためです。

実際の業務内容と異なる仕事内容や、更新されていない給与条件を記載していると、入社後にトラブルが発生する可能性があります。

また、勤務地や勤務時間などの変更が反映されていない場合、求職者が応募をためらう原因にもなるでしょう。

求人情報が更新されるたびに確認し、修正を怠らない姿勢が求められます。

裁量労働制の記載方法を守る

裁量労働制を適用する求人票を作成する際には、以下の点を明確に記述する必要があります。

ルール記載例
裁量労働制である旨を明示する本業務は裁量労働制(企画業務型または専門業務型)が適用され、出退勤時刻は個人の裁量に委ねられます。
みなし労働時間を明記する1日あたり◯時間労働とみなします。
裁量労働制に基づく評価制度と報酬体系について、詳細な説明を記載する月額報酬 30万円以上。業績および成果に応じて、年2回の昇給機会があります。
健康管理や福利厚生に関する措置についても明確に記述する定期健康診断およびストレスチェックを実施。勤務間インターバル制度を導入

また、裁量労働制であるため、業務の進め方や労働時間の配分について、企業からの具体的な指示がないことを明記しましょう。

さらに、労使協定または労使委員会の決議が、労働基準監督署に届け出済みであることも書きます。

これらを遵守して募集広告を作成することで、裁量労働制を適切に運用し、求職者に対して正確な情報が伝わります。

固定残業代の記載方法を守る

固定残業代制(みなし残業代制)を採用した募集広告を掲載する際には、労働基準法により、以下の3点を明確に記述しなければなりません。

固定残業代の場合に記載する内容

  • 固定残業代を含まない基本給の額
  • 固定残業代の対象となる労働時間数と、その金額の算出方法
  • 設定された固定残業時間を超過する時間外労働、休日労働、および深夜労働に対して、別途割増賃金を支給する旨

参考:厚生労働省|固定残業代 を賃金に含める場合は、適切な表示をお願いします。

具体的には、以下のように記述しましょう。

記載例

月額基本給:20万円

固定残業代:月35時間分として5万円を支給。時間外労働の有無に関わらず、上記の固定残業代を支給します。

時間外労働が月35時間を超過した場合、また休日労働および深夜労働が発生した場合は、法定の割増賃金を別途支給します。

固定残業代を「一律◯円」とだけ表記するのは不適切です。

基本給に幅がある場合は、固定残業代についても幅を持たせて記述する必要があります。

一般的に、固定残業時間の上限は月45時間以内とすることが望ましいとされています。

上記の点に留意して募集広告を作成することで、法令を遵守し、求職者に対して誤解のない情報提供ができるでしょう。

変形労働時間制の記載方法を守る

変形労働時間制を採用する場合の求人票の記載方法を解説していきます。

まずは「1年単位の変形労働時間制の記載方法」についてです。

繁忙期と閑散期の具体的な勤務時間を提示することで、応募者は就労後の状況を具体的に想像しやすくなります。

1年単位の変形労働時間制の記載例

  • 通常の勤務時間:午前9時~午後5時(休憩60分)
  • 繁忙期(例:3月~5月):午前9時~午後7時
  • 閑散期(例:6月~8月):午前9時~午後3時

続いて、1ヶ月単位の変形労働時間制では、月ごとの業務量に合わせた柔軟な働き方が可能であることを強調すると良いでしょう。

1ヶ月単位の変形労働時間制の記載例

通常の勤務時間:午前9時~午後5時(休憩60分)
業務の繁閑に応じて、週の労働時間が法定労働時間を超過する場合がありますが、1ヶ月の平均労働時間は法定労働時間内に収まります。

そして、1週間単位の変形労働時間制では、特定の曜日や期間に合わせたシフト制の柔軟性を示すことで、応募者のメリットを訴求するのがおすすめです。

1週間単位の変形労働時間制の記載例

勤務時間:シフト制(例:月・水・金は午前9時~正午)
繁忙期は最大1日10時間までの勤務となる場合があります。

変形労働時間制の記載では、以下の点に注意してください。

注意点詳細
法定労働時間の遵守変形労働時間制を導入するにあたっては、法定労働時間(原則として週40時間)を超過しないようにしてください。
明確な説明どのような状況でどのような勤務形態となるのか具体的に記述することが、応募者の安心感につながります。
労使協定および就業規則の整備労使協定や就業規則が適切に整備されていることを明記し、法的要件を満たしていると示すことで、応募者からの信頼を得やすくなります。

これらの点を考慮して求人票を作成することで、応募者に対して明確で信頼性の高い情報を提供し、適性のある人材を惹きつけやすくなるでしょう。

受動喫煙対策の記載方法を守る

2020年4月1日施行の改正健康増進法第25条に基づき、受動喫煙防止措置の明記が義務付けられています。

求人票の記載例は以下のとおりです。

場所受動喫煙防止措置の内容求人票への記載例
病院・学校・児童福祉施設・行政機関など敷地内全面禁煙受動喫煙対策:敷地内禁煙
一般的な事業所・飲食店・ホテルなど屋内全面禁煙受動喫煙対策:屋内禁煙
喫煙専用室を設置屋内に喫煙専用室を設置受動喫煙対策:屋内原則禁煙(喫煙専用室設置)
喫煙可能区域がある場合喫煙可能な区域を設定受動喫煙対策:屋内原則禁煙(喫煙可能区域あり)

地方自治体が定める受動喫煙防止に関する条例等が存在する場合は、当該条例に従った記述を行う必要があります。

まとめ|さっそく求人票を書いてみましょう

効果的な求人票作成に向けて、具体的な記載方法とNG表現を押さえておきましょう。

求人票には職務内容・給与・勤務時間・福利厚生など、具体的な数字や実績を盛り込み、応募者が働くイメージを明確に描けるように工夫します。

注意

また、年齢・性別・居住地・身体的特徴・国籍による制限や、最低賃金を下回る給与提示、虚偽の内容は法律で禁止されています。

さらに、裁量労働制や変形労働時間制、受動喫煙対策など、法令に基づく正確な記載も必要です。

魅力的な求人票を作成し、採用活動の成果を高めていきましょう。

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もし求人票をうまく書けない場合は、AIにサポートしてもらいましょう。

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