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調整力を使った自己PRの9つの例文と言い換え表現10選【転職用】

転職を考える人

転職の自己PRに「調整力」を使いたいけど、調整力って自己PRに使っていいの?

仕事の調整って当たり前だから、ちょっと印象が弱いかな…?

自己PRの書き方がわからないから、例文も見たい。

こういった疑問に応える記事です。

この記事でわかること

  • 調整力を使った自己PRの書き方4ステップ
  • 調整力の言い換え表現10選
  • 調整力を使った自己PRの例文9選

結論、自己PRで「調整力」を使ってもOKですが、工夫が必要です。

「調整力」とは、何か目的があって、その目的に向かって調整するときに使う言葉です。

目的のために調整する例

  • 目標を達成するために調整する
  • 問題を解決するために調整する
  • 利益を最大化させるために調整する など

そのため「調整力」を単体でアピールせず、他の強みに言い換えたり他の強みと組み合わせて自己PRに使うのがおすすめです。

この記事を読むと「調整力」を使って、魅力的な自己PRを作る方法がわかります。

調整力を最大限にアピールして、採用される確率を上げたい方は、最後まで読んでみてください。

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監修者

「前置きはいいから、早く自己PRの書き方を教えて!」という人は、強み「調整力」を使って自己PRを書く前の準備へジャンプしてみてください。

Contents

くりかえしですが「調整力」を自己PRに使ってOKです。

多くの企業は以下のような「ビジネスに活かせる調整力」を求めているからです。

企業が求める「ビジネスに活かせる調整力」

  • 問題を未然に防げる
  • トラブルを解消できる
  • 利害関係を調整できる
  • 円滑な業務遂行ができる
  • チームで成果を出せる
  • 目標を達成できる

1つずつ解説するので、自己PRの参考にしてみてください。

問題を未然に防げる

問題が起きないように未然に調整する力が、企業から求められています。

どの企業も「できれば問題を起こしたくない」と考えており、スムーズに業務を進めるためにも、問題を未然に防ぐ調整力がある人が必要です。

具体例

会議が始まる前に必要な資料がそろっていないと気づいた人が、関係者に連絡を取り、資料の準備を依頼した。

その結果、資料が会議に間に合い、スムーズに会議が進行した。

問題が起きないように調整したエピソードがあれば、自己PRで伝えてみましょう。

トラブルを解消できる

トラブルが起きたときに、調整して解消できる人も需要があります。

ビジネスではトラブルがつきものであり、多くの企業は「早くトラブルを解消したい」と考えるためです。

トラブルを解消できないままだと、以下のようなデメリットがあるでしょう。

トラブルを解消できないデメリット

  • トラブル解消のために追加費用が発生する恐れがある
  • トラブルの解消が優先され、売上を作る業務にリソースを避けない
  • 早くトラブルを解消しないと、顧客満足度や世間からの評判が下がる危険性がある

デメリットが大きくならないためにも、調整力のある人が必要です。

例えば、お客様からクレームを受けたときに、調整力を発揮してクレームを解消する例は以下のとおりです。

クレーム対応の具体例

お客様から製品の不具合のクレームを受けたので、状況を詳しくヒアリングした。

そして、製造部門と連携し、商品を交換してお客様に対応したところ、信頼を回復できた。

トラブルに対応して、スムーズに解消できる調整力は、多くの企業で必要不可欠です。

関連記事:問題解決力を使った自己PRの作り方|9つの例文と24の言い換え表現

利害関係を調整できる

利害関係の調整はビジネスにおいて必要です。

具体的には「社内における利害関係の調整」と「社外に向けた利害関係の調整」があります。

社内における利害関係の調整の例

マーケティング部門と製造部門に対する、工程の調整や予算調整

社外に向けた利害関係の調整の例

お客様や取引先との価格調整・納期調整・契約内容の調整など

こうした社内・社外への調整力は、多くの企業で求められています。

利害関係の調整に成功した経験があれば、自己PRに盛り込んでみましょう。

円滑な業務遂行ができる

円滑に業務を進めるための調整力も必要です。

円滑な業務遂行には、以下のようなメリットがあります。

円滑な業務遂行のメリット

  • お客様を待たせず信頼獲得につながる
  • 仕事のストレスがかかりにくく、従業員が働きやすい
  • 従業員の残業代が発生しない

そのため、円滑に業務が進むような調整力は、多くの企業が求めています。

具体例

大型プロジェクトの佳境で、各部署の進捗状況を細かく確認した。

遅延が発生しそうな部署にはサポートを手配し、連携を強化した結果、プロジェクトを予定どおり完了できた。

調整力を発揮して円滑に業務を進めたエピソードは、転職活動の自己PRで印象が良いです。

チームで成果を出せる

多くの企業はチームで働いているため、チームで成果を出せる調整力も企業から人気があります。

チームで成果を出す調整力の具体例

開発プロジェクトが難航したため、各メンバーの強みを把握し、タスクを再調整した。

さらに、定期的な進捗確認とコミュニケーションでチームワークを高め、プロジェクトを成功に導いた。

特に、マネージャー職では「チームで成果を出す調整力」が求められます。

プロジェクトマネージャーやシステムエンジニアなど、チームをまとめる職種に応募する場合は、チームで成果を出す調整力をアピールしましょう。

関連記事:チームワークを使って自己PRを書く6ステップ|11の例文と言い換え表現

目標を達成できる

ほとんどの企業は目標があり、目標を達成するための調整力も求められています。

調整力を発揮して目標を達成する具体例

営業部の目標達成が危ぶまれたため、メンバーの状況をヒアリングし、目標達成に向けた具体的なアクションプランを作成した。

その結果、チーム全体の営業活動が見直され、無事に目標を達成できた。

目標を達成できないと企業は成長できないため、目標達成のための調整力がある人は歓迎されます。

調整力を活かして目標を達成した経験がある人は、自己PRで伝えてみましょう。

「前置きはいいから、早く自己PRの書き方を教えて!」という人は、強み「調整力」を使って自己PRを書く前の準備へジャンプしてみてください。

転職を考える人

そもそも、自分は「調整力がある人」と言えるのだろうか?

調整力がある人の特徴を知りたい。

結論、調整力がある人の特徴は以下の4つです。

調整力がある人の特徴

  1. ヒアリング力がある
  2. 交渉力がある
  3. 状況把握力がある
  4. コミュニケーション能力が高い

当てはまるものが多いほど、あなたは「調整力がある」といえます。

自己PRに「調整力」を使うか判断するためにも、チェックしておきましょう。

ちなみに

当てはまるものが少ない場合は、調整力以外を使った自己PRを検討してみてください。

他の強みを使って自己PRを作る方法は、【例文157選】自己PRの強み・長所一覧を紹介!就活や転職に使えるにまとめています。

ヒアリング力がある

調整力がある人は、ヒアリング力が高い傾向があります。

事態を調整するには、関係者の考えを正確に聞き出す必要があるでしょう。

ところが

人には「ホンネとタテマエ」があり、仕事上はタテマエしか話してくれない人もいます。

ホンネを引き出さないと、根本的な解決に至らないケースがあります。

調整力がある人はヒアリング力を駆使して、相手の本音を引き出し、問題解決につなげられるでしょう。

ヒアリング力を駆使して調整する具体例

チームのメンバーの進捗が遅れていたので、声をかけて状況をヒアリングした。

ところが、なかなか本音を話してくれなかったので「わからないことや知らないことは、恥ずかしいことじゃないから大丈夫だよ」と優しく声をかけたところ、ようやく本音を話してくれた。

「実はシステムの使い方でわからない部分があったんですが、今さら聞けないと思って困っていました」ということだったので、丁寧にシステムの使い方を教えたところ、業務スピードが上がった。

このように、相手のホンネを引き出すヒアリング力を活かすと、問題解決につながりやすいです。

相手のホンネを引き出して問題解決した経験がある方は、調整力があるといえるでしょう。

交渉力がある

「交渉力」も調整時に必要なスキルです。

特に利害関係者と調整する際は、交渉力が求められます。

交渉力を活かして調整する具体例

商談が難航したため、お客様のニーズに合うカスタマイズプランを提案した。

お客様には「カスタマイズプランなので、料金は少し高くなりますが、よろしいですか?」と交渉したところ、了承していただいた。

カスタマイズプランを社内で調整し、特別価格を実現した結果、大型契約を獲得した。

交渉力と調整力を発揮することで、大きな成果につながることがあるでしょう。

似たようなエピソードがある方は「調整力がある」といえます。

状況把握力がある

調整力がある人は「状況把握力」も優れています。

複雑な状況下でも情報を収集・分析して、適切な判断を下せるでしょう。

さらに、状況把握力がある人は、多角的な視点で状況を捉え、潜在的なリスクや機会を見抜きます。

例えば、プロジェクトの進行中に予期せぬ問題が発生した場合、状況把握力のある人は以下のような行動を取ります。

状況把握力がある人の行動例

  • 関係者からの情報収集し、問題の全体像を把握する
  • 過去の類似事例や業界動向を参考に、問題の影響範囲を予測する
  • メンバーの能力やリソースを考慮して、最適な対応策を立案する

状況を正しく把握して、調整した経験があれば、自己PRに使ってみるのがおすすめです。

コミュニケーション能力が高い

コミュニケーション能力が高い人は、お客様やチームと円滑な関係を築き、調整が必要な際に良い結果につなげやすいです。

コミュニケーション能力と調整力を発揮する具体例

メンバーとの定期的な1on1ミーティングを通じて、信頼関係を構築した。

急な仕様変更の依頼があった際、メンバーが積極的に対処してくれて、無事に納期に間に合わせた。

普段からコミュニケーションをとって信頼関係を構築しておけば、調整がうまくいきやすいでしょう。

コミュニケーション能力を活かして信頼関係を構築できる人も「調整力が高い」といえます。

「前置きはいいから、早く自己PRの書き方を教えて!」という人は、強み「調整力」を使って自己PRを書く前の準備へジャンプしてみてください。

転職を考える人

調整力がある人に向いてる仕事も知りたいな。

調整力がある人に向いてる仕事は、以下の9つです。

調整力がある人に向いてる仕事

  1. 営業職
  2. 事務職
  3. 接客業
  4. 公務員
  5. 大学職員
  6. コンサルタント
  7. カスタマーサポート
  8. システムエンジニア
  9. プロジェクトマネージャー

こちらは応募する職種の参考にしてみてください。

営業職

営業職では、お客様のニーズと自社の利益のバランスを取る調整力が不可欠です。

例えば、お客様が予算内で高機能な製品を求める場合、オプション機能を絞って価格を抑えつつ、将来的にアップグレードを提案するなど、調整力が求められます。

さらに

社内外の関係者との調整も重要です。

製造部門や配送部門と連携し、納期や仕様の変更に対応することで、複雑な商談をスムーズに進められるでしょう。

関連記事:営業転職の自己PRの書き方4ステップと例文17選|未経験者向けのコツも紹介

事務職

調整力がある人は、事務職にも向いています。

事務職には業務の調整や、社内調整があるためです。

事務職が調整力を発揮する例

  • 各部署の進捗状況を把握して調整の会議を設定する
  • お客様からの要望を聞き、各所に調整を依頼する
  • 社員からの要望を受けて、人事部や経理部への調整を実施する

事務職への応募を検討している方は、調整力をアピールするのも良いでしょう。

接客業

接客業はお客様の要望を叶えるための社内調整力が必要です。

ホテルの接客担当者が社内調整する例

結婚記念日で宿泊のお客様から「サプライズでケーキを用意してほしい」と要望を受けたため、パティシエに相談して、急遽ケーキを作ってもらった。

その結果、お客様にとても喜んでいただけた。

ときにはお客様から難しいオーダーを受けることもありますが、社内調整して喜んでいただく仕事です。

社内調整に成功した経験が多い方は、接客業も検討してみてください。

公務員

役所など公務員の仕事は、住民のニーズに応えつつ、公平性と中立性を保つ調整力が不可欠です。

民間企業ほど柔軟にサービス内容を変更できないケースもあるため、職員の調整力が試されます。

役所の職員が調整力を発揮する例

市民から「申請した福祉用具の支給決定に時間がかかっている」と相談された。

状況を丁寧にヒアリングし、迅速に審査を進めると同時に、一時的な代替品の貸し出しを提案し、不安を解消した。

条件が決められている中でも、依頼者の要望に沿うための調整力がある方は、公務員に向いているでしょう。

大学職員

多くの人が関わる大学では、大学職員の調整力が求められています。

具体的には、以下のような人や機関と関わるでしょう。

大学に関わる人・機関

  • 学生
  • 教職員
  • 保護者
  • 自治体
  • 研究機関
  • 外部講師 など

ときには、学生・教職員・保護者など複数の関係者の間に立ち、調整を進めることもあります。

大学職員が調整力を発揮する具体例

新設学部開設に向けて準備を進める中で、教室が不足することがわかった。

そこで、既存施設の利用状況を調査し、空き時間を活用する案を提案した。

関係部署と調整を重ね、新学部開設に間に合うよう教室を確保できた。

複雑な調整において成果を出した経験がある方は、大学職員として活躍できる可能性があります。

コンサルタント

優れた調整力をもつ人は、コンサルタントにも向いている傾向があります。

多くの利害関係者と調整しながら、プロジェクトを進める仕事だからです。

コンサルタントが関わる利害関係者

  • クライアント
  • 社内チーム
  • 外部パートナー など

立場の異なる人と関わり、目標達成に向けて調整を進めていきます。

コンサルタントが調整力を発揮する例

​老舗メーカーのDXプロジェクトで、クライアントの声を聞き、現状の課題と理想の姿を明確化した。

その後、社内チームの技術力と、外部パートナーの最新AIツールを組み合わせたプランをクライアントに提案し、プロジェクトがスタートした。

当初は社内からの反対意見もあったが、各部署とのミーティングを重ね、メリットと懸念点を説明し理解を得た。

結果、クライアントの業務効率が大幅に向上し、目標を達成できた。

目標達成のために調整を重ねた経験がある方は、コンサルタントも検討してみてください。

関連記事:目標達成能力を使って自己PRを作る5ステップ|7つの例文と言い換え9選

カスタマーサポート

カスタマーサポートはお客様の要望に応える調整力と、社内に向けた調整力が必要な仕事です。

例えば、以下のような調整力が求められるシーンがあるでしょう。

カスタマーサポートで調整力を発揮する例

お客様から「製品が壊れたので修理してほしいが、遠方に住んでいるため店舗に行けない」という問い合わせが入った。

修理の部署と交渉したが、エリア外のため「修理に行くのは難しい」と言われた。

そこで、修理品をお客様から送っていただき、修理後に返送する新たなサービスを社内で提案した。

この提案は社内会議で承認され、無事にお客様の要望に応えた。

お客様の要望に応えるために、最後までやり抜く調整力が求められます。

難しい依頼に対して、粘り強く調整した経験がある方は、カスタマーサポート職に向いているでしょう。

関連記事:最後までやり遂げる力を使った自己PRの例文5選|言い換え表現17選も紹介

システムエンジニア

システムエンジニアの仕事でも、調整力が求められます。

システム設計の段階から、お客様の要望と技術的な制約の間で調整する仕事だからです。

要件の変更にも柔軟に対応し、開発チームとお客様の双方が納得できる調整力が必要です。

また、複数のプロジェクトを並行して進める場合は、限られたリソースを効率的に配分する調整力も求められるでしょう。

優先度判断基準調整方法
納期が迫っているリソースを集中投入
通常の進捗定期的なチーム編成
余裕がある必要最小限のリソース配分

このような優先順位付けにより、プロジェクトを調整しやすくなります。

また、システムのトラブルが発生した際は、冷静な判断とスピーディーな対応が不可欠です。

トラブルの原因を分析し、開発チーム・運用部門・お客様など関係者間の連携を円滑に進めることで、問題の早期解決につなげられます。

これらの場面で発揮される調整力は、システムエンジニアにとって重要なスキルでしょう。

プロジェクトマネージャー

調整力がある人は、プロジェクトマネージャーにも向いています。

プロジェクトマネージャーは、以下の理由で調整力が必要です。

プロジェクトマネージャーに調整力が必要な理由

  • 予算や人員など資源が限定されていて、調整が必要だから
  • お客様やチームメンバーなど多くの人と関わり、調整するシーンが多いから
  • プロジェクトの内容が変更になった際に、各所への調整が必要だから

プロジェクトマネージャーが調整力を発揮する例

Webサイトリニューアルのプロジェクトで、お客様から「納期の短縮」と「大幅なデザイン変更」を同時に求められた。

そこで、お客様の要望の背景をヒアリングし、潜在ニーズを把握した。

次に、開発チームとデザインチームを集め、現状の課題とクライアントの潜在ニーズを共有し、意見を出し合った。

その結果、一部のデザイン変更を優先し、残りは今後のアップデートで対応することで、納期短縮とお客様が求める条件の両立に成功した。

このように、プロジェクトマネージャーは高いレベルの調整力が求められます。

難易度の高い調整を成功させた経験がある方は、プロジェクトマネージャーもおすすめです。

強み「調整力」を使って自己PRを書く前の準備
転職を考える人

「調整力」を使った自己PRを書くには、まず何から始めたらいいの?

結論、以下の準備から始めていきましょう。

調整力を使って自己PRを書く前の準備

  • 応募する企業が求める調整力を調べて明確化する
  • 企業が求める調整力を発揮したエピソードを思い出す
  • 調整力を具体的な表現に直す
  • 調整力を他の表現に言い換える
  • 調整力に他の強みを加える

1つずつ解説するので、さっそく準備を進めていきましょう。

応募する企業が求める調整力を調べて明確化する

まずは、応募する企業が求める調整力を調べて、明確にしておきましょう。

応募する企業が求める調整力に合わせてアピールすると、採用される確率が上がるからです。

以下は、企業が求める調整力の例です。

企業が求める調整力の例

  • 問題を未然に防げる
  • トラブルを解消できる
  • 利害関係を調整できる
  • 円滑な業務遂行ができる
  • チームで成果を出せる
  • 目標を達成できる

応募する企業が求める調整力は、以下の方法でわかります。

企業が求める調整力を調べる方法

  • 求人情報をチェックする
  • 採用ページで確認する
  • 企業に問い合わせて聞く
  • 転職エージェントに聞く

まずは応募する企業が求める調整力を知りましょう。

企業が求める調整力を発揮したエピソードを思い出す

応募する企業が求める調整力がわかったら、その調整力に合致するエピソードを思い出してみてください。

調整力を使った自己PRの書き方4ステップで後述しますが、自己PRにはエピソードが必要だからです。

例えば、応募する企業が求める調整力が「トラブルを解消できる調整力」であれば、以下のようなエピソードが良いでしょう。

エピソードの例

お客様から「発注した商品と異なる商品が届いた」というクレームを受けました。

状況を確認したところ、誤発送の原因が倉庫でのピッキングミスだと判明したのです。

お客様に深くお詫びし、正しい商品を最短で発送するよう手配しました。

同時に、倉庫責任者と連携し、再発防止策としてピッキング時のダブルチェックを導入したところ、同様のクレームは激減しました。

このように、応募する企業が求める調整力に合致するエピソードを伝えると「うちの会社でも活躍してくれそうだ」と思われて、印象が良くなります。

過去を振り返って、応募する企業が求める調整力に合致するエピソードを探してみましょう。

調整力を具体的な表現に直す

続いて、調整力を具体的な表現に直していきます。

冒頭でもふれましたが「調整力」とは、他に何か目的があって、その目的を果たすために調整する力のことです。

調整力の例

  • 目標を達成するための調整力
  • 問題を解決するための調整力
  • 利益を最大化させるための調整力

そのため「調整力」を単体で自己PRに使わず「何のための調整力なのか」を言語化しておく必要があります。

例えば、企業が求める調整力を自己PR用に言語化すると、以下のようになります。

企業が求める調整力自己PR向けの調整力
問題を未然に防げる問題を未然に防げる調整力
トラブルを解消できるトラブルを解消できる調整力
利害関係を調整できる利害関係の調整力
円滑な業務遂行ができる円滑に業務を進める調整力
チームで成果を出せるチームで成果を出す調整力

自己PRの書き出しは、以下のように書けばOKです。

自己PRの例文

私の強みは、トラブルを解消できる調整力があることです。

応募する企業が求める調整力に合わせて、具体的な表現に直しておきましょう。

調整力を他の表現に言い換える|言い換え表現10選

くりかえしですが「調整力」は単体では使いにくいため、他の表現に言い換えるのもおすすめです。

「調整力」の言い換え表現の例は、以下のとおりです。

タップすると自己PRの詳細や例文を見られます。

あなたの強みに合致するものがあれば、言い換えを検討してみてください。

調整力に他の強みを加える|プラスする強み36選

「調整力」に他の強みを加えて、インパクトを出すのもおすすめです。

単体で「調整力」をアピールするより、具体的に強みをイメージできます。

例文

私の強みは、調整力と◯◯◯◯(他の強み)があることです。

以下は、調整力に加えるのがおすすめの強みです。

タップすると自己PRの詳細や例文を見られます。

応募する企業が求める人物像と、あなたがもつ強みで合致するものがあれば、自己PRに検討してみましょう。

調整力に他の強みを加えた自己PRの例文は、【転職用】調整力を使った自己PRの例文9選から解説しているので、参考にしてみてください。

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調整力を使った自己PRの書き方4ステップ
転職を考える人

準備が整ったら、具体的にどうやって自己PRを書けばいいの?

結論、以下の4ステップに沿って自己PRを書けばOKです。

調整力を使った自己PRの書き方4ステップ

  1. 強みが調整力である結論
  2. 調整力を発揮した具体的なエピソード
  3. エピソードの結果
  4. 応募する企業で調整力をどう活かして貢献するか

1ステップずつ解説するので、さっそく自己PRを書いていきましょう。

①強みが調整力である結論

まず、あなたの強みが「調整力」であるという結論から書きます。

最初に強みを伝えると、採用担当者の印象に残りやすいからです。

例文

私の強みは、トラブルを解消できる調整力があることです。

最初の一文は、先ほど解説した調整力の表現がおすすめです。

調整力のおすすめ表現

  • 調整力を具体的な表現に直す
  • 調整力を他の表現に言い換える
  • 調整力に他の強みを加える

一文目を簡潔に書くと、採用担当者にインパクトを与えます。

関連記事:【例文15選】自己PRの書き出しでインパクトを出す7つの方法

②調整力を発揮した具体的なエピソード

次に、あなたが調整力を発揮した具体的なエピソードを書きましょう。

エピソードは独自性が高い情報で、印象に残りやすいからです。

例文

前職のカスタマーサポート業務で、お客様から「購入した商品が破損していた」というクレームを受けた経験があります。

私はまず、お客様に深く謝罪し、状況を詳しくヒアリングしました。

次に、配送状況を確認し、配送中のトラブルが原因だと突き止めました。

そこで、配送業者に連絡を取り、状況を説明し、迅速に代替品を手配するよう依頼したのです。

また、お客様には状況を逐一報告し、安心していただけるよう努めました。

エピソードは具体的であるほど印象に残るため、少し長くなっても具体的に書くのがコツです。

③エピソードの結果

続いて、あなたが調整力を発揮したエピソードの結果を書きます。

多くの企業は「結果」を求めているため、調整力を使って結果を出せるアピールはインパクトがあります。

例文

その結果、お客様はとても満足してくださり、後日お礼のメールをいただきました。

さらに、配送業者と協議して、配送中の破損を防ぐための対策も実施してもらいました。

ここは「小さな結果」でも大丈夫です。

応募する求人に役立てそうな結果であれば、小さな結果でも印象が良くなります。

④応募する企業で調整力をどう活かして貢献するか

最後に、あなたの調整力を活かして、応募する企業にどう貢献するか明記します。

あなたを採用するメリットが伝わり、内定を獲得しやすくなるからです。

例文

私の「トラブルを解消できる調整力」を活かして、貴社のお客様の問題を解決し、安心と満足を提供できるカスタマーサポートスタッフとして貢献していきます。

お客様の声に真摯に耳を傾け、問題を解決するための調整と、再発防止の調整で役立ちたいです。

本気を伝えるために、決意表明のような締め方になってもOKです。

自己PRを書けないなら自己PR作成アプリを使う

転職を考える人

自己PRの書き方はわかったけど、自分でうまく書けるか不安…

という人は、くりかえしですが、自己PR作成アプリを使ってみましょう。

アプリがあなたの自己PRをうまく書いてくれます。

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転職を考える人

「調整力」を使って自己PRを書くときの注意点も知っておきたい。

注意点は以下の2つです。

調整力を使って自己PRを書く際の注意点

  1. 周りに流される印象を与えない
  2. その場しのぎの調整に見えないようにする

不採用にならないためにも、注意点を知った上で自己PRを作成していきましょう。

周りに流される印象を与えない

調整力を自己PRに使う際は、周りに流される印象を与えないように注意してください。

「周りの言いなりになっている人」に見えて、印象が悪いです。

悪い例文

私の強みは調整力があることです。

周囲の意見を尊重し、いつも皆が納得できるよう努めています。

意見が対立したときは、自分が折れてでも丸く収まるようにしています。

これだと周りに流されているだけで、かえって問題が大きくなる恐れもあるでしょう。

主体性を演出して、周りに流されない印象を与えるのがコツです。

良い例文

私の強みは主体性がある調整力です。

周囲の意見を尊重しつつも、その意見が問題解決や目標達成に向かっているかチェックしています。

意見が対立したときは、双方の意見を聞きつつ、全員に目的を共有します。

「これは問題の根本解決になるのか?」「これは本当にお客様のためになるのか?」などを問いかけて冷静な判断を促します。

それでも折り合いがつかない場合は、お客様などサービス対象者にアンケートをとって、客観的な判断材料に活用しています。

このように、周りに流されてない印象を与えるようにしましょう。

その場しのぎの調整に見えないようにする

「その場しのぎの調整」に見えないような配慮も必要です。

その場しのぎの調整は「問題の先送り」であり、あとで自分たちの首を締めることになります。

悪い例文

私の強みは調整力があることです。

トラブルが発生した際は、関係者と話し合い、その場を収めることを優先します。

問題の根本解決は、後で考えればいいと思います。

その場しのぎではなく、根本解決に向かう調整力をアピールするのがコツです。

良い例文

​私の強みは、問題の根本原因を突き止め、再発防止策まで考えられる調整力です。

お客様からのクレームに対し、一時的な解決だけでなく、業務フロー改善まで提案しました。

多くの企業は「問題を根本解決できる人」を求めているため、その場しのぎの調整力に見えないように注意してください。

【転職用】調整力を使った自己PRの例文9選
転職を考える人

「調整力」を使った自己PRの例文も見たいな。

調整力を使った自己PRの例文をまとめたので、アレンジして使ってみてください。

調整力を使った自己PRの例文

  1. 営業職に応募する場合の例文
  2. 事務職に応募する場合の例文
  3. 接客業に応募する場合の例文
  4. 公務員に応募する場合の例文
  5. 大学職員に応募する場合の例文
  6. コンサルタントに応募する場合の例文
  7. カスタマーサポートに応募する場合の例文
  8. システムエンジニアに応募する場合の例文
  9. プロジェクトマネージャーに応募する場合の例文

1つずつ紹介していきます。

営業職に応募する場合の例文

例文

私の強みは、段取り力と調整力があることです。

前職の法人営業で、新規のお客様から大型案件を受注したことがあります。

お客様から提示された納期はとても短く、社内の製造部門は難色を示していました。

しかし、私は諦めず、まずはお客様の要望の背景をヒアリングしました。

その結果、納期厳守の理由が「お客様の社内イベントに間に合わせるため」と判明しました。

そこで私は製造部門と交渉し、工程を見直し、一部外注を活用することで、納期短縮の可能性を探りました。

同時に、お客様にも状況を説明し、納期遵守のために一部の仕様変更を提案しました。

これらの調整の結果、当初の納期よりも2週間短縮し、お客様のイベントに間に合ったのです。

この案件は、年間売上目標の10%を占める大型案件となり、私の評価にも繋がりました。

貴社の法人営業職でも、私の段取り力と調整力を活かして貢献します。

お客様のニーズを的確に把握し、社内外の関係者と連携・調整しながら、売上の目標を達成していきます。

関連記事:営業転職の自己PRの書き方4ステップと例文17選|未経験者向けのコツも紹介

事務職に応募する場合の例文

例文

私の強みは、チームワークを活かした調整力です。

前職の事務職で、社内イベントの企画・運営を担当したことがあります。

イベント準備では、各部署から集まったメンバーとの連携が不可欠でしたが、意見の食い違いやスケジュール調整の難しさなど、課題が発生しました。

私はメンバーの考えを聞き、それぞれの状況を理解するように努めました。

また、全体のスケジュールを作成し、タスクの進捗状況を共有することで、問題の早期発見・解決に繋げました。

さらに、積極的に各部署と連携し、必要な備品や資料の準備を進めました。

その結果、メンバー全員が協力し合い、イベントは大成功を収めたのです。

参加者アンケートでは、90%以上の方から「満足」という回答を得られました。

貴社の事務職でも、私の強みを活かして、チームワークを促進し、業務効率の向上に貢献したいです。

周囲との調整を進め、円滑な業務遂行をサポートしていきます。

関連記事:チームワークを使って自己PRを書く6ステップ|11の例文と言い換え表現

接客業に応募する場合の例文

例文

私の強みは、お客様に寄り添った調整力があることです。

前職は、レストランのホールスタッフとして働いていました。

ある日、ご予約のお客様から「誕生日のお祝いをしたいので、デザートプレートを用意してほしい」と、当日のご来店直前に連絡をいただきました。

しかし、デザートプレートは予約が必要で、当日の対応は難しい状況でした。

私は「特別な日を祝いたい」というお客様の気持ちを大切にしたいと考え、まずはキッチンスタッフに相談しました。

急なお願いにもかかわらず、その日のデザートをアレンジしたプレートを準備してくれました。

さらに、私はお客様の来店時間に合わせて、BGMをバースデーソングに変更し、スタッフ全員でお祝いムードを演出しました。

その結果、お客様には大変喜んでいただき「素敵な誕生日になった」と感謝の言葉をいただきました。

後日、このお客様はリピーターとなり、ご友人にもお店を紹介してくださるようになりました。

貴社のホテルスタッフとしても、私のお客様に寄り添った調整力を活かして貢献します。

お客様に寄り添ったサービスを提供し、快適な滞在と心に残る思い出づくりに役立ちます。

関連記事:例文15選!お客様に寄り添った接客業の経験を自己PRで伝えるコツ

公務員に応募する場合の例文

例文

私の強みは、臨機応変な調整力があることです。

前職の事務職で、部長の急な出張に伴い、重要な会議資料の作成を任された経験があります。

会議は翌日に迫っていましたが、必要なデータが揃っていない状態でした。

私はまず、優先順位の高いデータから収集を始めました。

同時に関係部署へ連絡し、不在の担当者にはメールやチャットで連絡を取り、必要な情報を収集しました。

さらに、不足しているデータは、過去の資料や類似データを参照し、予測値を算出しました。

また、部長の過去の資料を参考に、プレゼンテーション資料の構成やデザインも作成したのです。

その結果、限られた時間の中でも質の高い資料を作成でき、会議は無事に成功しました。

部長からも「短時間でよくここまで仕上げた」と評価され、資料作成能力だけでなく、臨機応変な調整力を高く評価されました。

この臨機応変な調整力を活かして、市役所の業務にも貢献します。

市民の皆様からの相談や要望に対して、臨機応変に調整を進め、サービスの向上に役立ちます。

関連記事:「臨機応変な対応力」を使って自己PRを作る4ステップ|例文9選

大学職員に応募する場合の例文

例文

私の強みは、柔軟な調整力があることです。

前職の大学職員で、国際交流イベントの企画・運営を担当したことがあります。

イベント開催直前に、海外からのゲストスピーカーが急遽来日できなくなるトラブルが発生しました。

しかし、私は諦めず、ゲストスピーカーにオンライン講演を打診し、快諾を得たのです。

次に、会場のインターネット環境や機材の準備、オンライン配信システムの選定など、必要な手配を進めました。

同時に、参加者への連絡や広報資料の修正など、情報発信にも力を入れました。

その結果、イベントは大きな混乱もなく、予定していた参加者数よりも15%多い参加者が集まったのです。

オンライン参加者からも「臨機応変な対応のおかげで貴重な講演を聴けた」と感謝の言葉をいただきました。

私の柔軟な調整力を活かして、様々なイベントやプロジェクトを円滑に進め、大学運営に貢献していきます。

コンサルタントに応募する場合の例文

例文

私の強みは、目標達成のための調整力があることです。

前職のコンサルタントで、クライアント企業の業務効率化プロジェクトを担当したことがあります。

クライアント企業は業務プロセスが複雑化し、業務効率が低下している課題がありました。

しかし、各部署の意見が対立し、改革が進まない状況だったのです。

私は、まず各部署の担当者と個別に面談し、現状の課題や要望をヒアリングしました。

その上で、業務フローの可視化やボトルネックを分析し、具体的な改善策を提案しました。

さらに、私は各部署間の連携を強化するため、定期的な情報共有会を開催し、進捗状況や課題を共有する場を設けました。

また、新しい業務プロセスの導入では、現場の意見を反映しながら、段階的に導入を進めるなど、変化に対する抵抗感を軽減するための工夫をしたのです。

その結果、プロジェクト開始から半年後には、業務効率が15%向上し、クライアント企業の目標達成に貢献できました。

貴社のコンサルタント職においても、目標達成のための調整力を活かして貢献します。

クライアントのニーズを的確に把握し、社内外の関係者と連携・調整しながら、最適なソリューションを提供することで、目標達成に役立ちます。

関連記事:目標達成能力を使って自己PRを作る5ステップ|7つの例文と言い換え9選

カスタマーサポートに応募する場合の例文

例文

私の強みは、最後までやり遂げる調整力があることです。

前職のカスタマーサポート職で、お客様から製品の初期不良に関するクレームを受けたことがあります。

お客様は、商品交換を希望されていましたが、交換対応には返品された商品の確認が必要で、通常1週間ほど時間がかかるとお伝えしました。

しかし、お客様は「すぐに使いたいのに困る」と強い不満を示されたのです。

そこで、配送状況を確認し、返品商品が翌日に届く見通しであることを確認し、すぐに技術部門に連絡を取り、優先的に検査を依頼しました。

さらに、検査結果とお客様への対応方針を上司に報告し、特別対応として代替品を先に発送する許可を得ました。

お客様にその旨を連絡し、無事に安心していただけたのです。

その結果、お客様からは「迅速かつ丁寧な対応に感謝します」というお言葉をいただきました。

貴社でも、最後までやり遂げる調整力を活かして貢献します。

お客様の抱える問題を受け止め、解決まで責任を持って対応することで、顧客満足度向上に役立ちます。

関連記事:最後までやり遂げる力を使った自己PRの例文5選|言い換え表現17選も紹介

システムエンジニアに応募する場合の例文

例文

私の強みは、調整力と交渉力があることです。

前職のシステムエンジニアで、プロジェクト終盤に差し掛かった段階で、お客様から主要機能の変更を依頼されたことがあります。

私はまず、変更内容の詳細とお客様の要望の背景をヒアリングし、変更による影響の範囲と、追加の工数を分析し、開発チームと調整しました。

次に、お客様に対して、変更内容の実現可能性と、それに伴う納期への影響、追加費用について正直に説明しました。

同時に、代替案や段階的な実装など、お客様の要望を最大限に満たせるよう、複数の選択肢を提示したのです。

これらの交渉と社内調整の結果、お客様に納得いただき、プロジェクトは当初の納期から2週間の延長で無事に完了しました。

私の調整力と交渉力を活かして、貴社のシステムエンジニアとして貢献します。

お客様のニーズを的確に把握し、開発チームとの調整を進めながら、プロジェクトを成功に導きます。

プロジェクトマネージャーに応募する場合の例文

例文

私の強みは、調整力とマネジメント力があることです。

前職のプロジェクトマネージャー職で、プロジェクトの進め方の変更を余儀なくされた経験があります。

プロジェクト開始後、お客様から追加要望があり、当初の計画では納期に間に合わないことが判明しました。

私はまず、お客様の要望をヒアリングし、変更内容の影響の範囲を分析しました。

次に、開発チームのメンバーと個別に面談し、現状の課題と変更による影響を共有しました。

メンバーからは不安の声もありましたが、私は新たな目標達成に向けた具体的な計画と、個々の役割を明確に示すことで、チームのモチベーションを高めました。

同時に、経営陣に状況を報告し、納期の延長や追加予算の必要性を説明し、プロジェクト続行の承認を得たのです。

これらの調整とチームマネジメントの結果、プロジェクトは無事に完了し、お客様からも高い評価をいただきました。

貴社のプロジェクトマネージャー職においても、私の調整力とマネジメント力を活かして、プロジェクトを成功に導きます。

変化の激しい状況にも柔軟に調整・対応し、メンバーの力を最大限に引き出しながら、お客様の期待を超える成果を創出していきます。

関連記事:例文あり!マネジメント力を使った自己PRの書き方4ステップと言い換え表現

例文を見ても自己PRを書けないなら自己PR作成アプリを使う

転職を考える人

例文を見たけど、自己PRをうまく書ける気がしない…

という人は、くりかえしですが、自己PR作成アプリがおすすめです。

アプリがあなたの自己PRを考えてくれるので便利です。

おすすめアプリ

自己PR作成アプリは「HelloBoss」がおすすめです。

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無料なので、さっそくインストールして使ってみてください。

最後に「調整力」を使った自己PRで、よくある質問に答えていきます。

長所を「調整力」にした場合の「短所」は何がいい?

「慎重になりすぎてしまうことがある」などがおすすめです。

具体的には、以下のように短所を伝えると、長所をアピールできて印象が良くなります。

例文

私の短所は、うまく調整したいために、ときどき慎重になりすぎてしまうことがある点です。

しかし、その分、さまざまな視点から調整できるため、成功率は高いです。

事実、調整に時間がかかった案件は、ほとんどが良い結果につながっています。

最近は期限を意識し、優先順位をつけてスピーディな調整も心がけています。

このように伝えると、短所を伝えつつ長所をアピールできます。

また「短所を克服するために実践していること」も伝えると、成長意欲を感じられて印象が良いです。

意見が対立したエピソード例がない場合はどうすればいい?

「チーム内で意見が対立したエピソード」がない場合は、他のエピソードでOKです。

調整には以下のようなエピソードもあります。

意見の対立以外のエピソード例

顧客満足度を高めるために、製造部門・マーケティング部門と調整した。

それでも「調整力」の自己PRがしっくりこない場合は、他の強みをアピールすることも検討しましょう。

他の強みを使って自己PRを作る方法は、【例文157選】自己PRの強み・長所一覧を紹介!就活や転職に使えるにまとめています。

面接で調整力のエピソードを深掘り質問されたらどうする?

5W1Hを意識して答えていくと、回答しやすいです。

5W1H具体例
What:何がどんな問題が発生したのか?
Who:誰が誰が関わっていたのか?
When:いついつ問題が発生したのか?
Where:どこでどこで問題が発生したのか?
Why:なぜどうして問題が発生したのか?
How:どうやってどうやって問題を解決したのか?

また、履歴書や職務経歴書の自己PR欄に書ききれなかった詳細を伝えてもOKです。

書類選考を通過して面接が決まったら、エピソードの詳細を書き出して、スムーズに答えられるようにしておきましょう。

「社内調整力」も自己PRに使っていい?

もちろん使ってもOKです。

社内調整力の例

  • 製造部門と掛け合って品質が上がった
  • 経理部門に交渉して、従業員の手当をつけてもらった
  • 人事部に相談して、人事評価に新しい項目を追加してもらった

社内調整によって生産性が上がったり、顧客満足度が向上したりすることもあります。

そのため、社内調整力も立派なアピール材料です。

調整力を高める方法は?

あくまで一例ですが、以下のような方法で調整力が高まります。

調整力を高める方法詳細
ロールプレイングよくあるビジネスシーンを決めて、ペアで調整の会話をしてみる。
終わった後に、良かった点と改善点をフィードバックし合う。
傾聴トレーニングテーマを決めて、相手からできるだけ情報を聞き出す。
終了後に、話し手がどれくらい情報を話せたかフィードバックをもらう。
グループディスカッション2チームに分かれて、それぞれの主張を決める。
双方が納得できる点を探して、調整を進める。

できそうなものから試してみてください。

ということで、さっそく調整力を使って自己PRを書いてみましょう。

調整力を使った自己PRの書き方4ステップ

  1. 強みが調整力である結論
  2. 調整力を発揮した具体的なエピソード
  3. エピソードの結果
  4. 応募する企業で調整力をどう活かして貢献するか
転職を考える人

自分で自己PRを書くのは不安だなぁ…

という人は、くりかえしですが、自己PR作成アプリを使ってみましょう。

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スマホの写真を使って履歴書を簡単に作成する方法

転職を考える人

サクッと履歴書も完成させたいな…

あと、証明写真を撮影しにいくのがメンドくさい…

先ほど紹介した「HelloBoss」という自己PR作成アプリを使うと、履歴書のPDFも自動生成できます。

メリット

  • あなたの普段の写真から履歴書に使える写真を作成
  • 履歴書をPDFで作成してくれる
  • たった1分で英語版の履歴書も作成できる

そのため、簡単に履歴書も作りたい人は、自己PR作成も併せて「HelloBoss」を使ってみてください。

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