学業のエピソードを使った自己PRの例文13選|4つのデメリットも解説
就活の自己PRに学業のエピソードを使ってもいいの?
学業って仕事じゃないから、なんか弱くない?
学業の経験を使った自己PRの書き方を知りたいし、例文も見たいな。
こういった疑問に答える記事です。
この記事でわかること
- 学業をテーマにした自己PRの4つのデメリット
- 学業の自己PRの書き方4ステップ
- 学業で取り組んだことを伝える自己PRの例文13選
結論、学業の経験を就活の自己PRに使っても大丈夫です。
学んだことを仕事に活かせたり、学ぶ姿勢から「忍耐力」や「継続力」など仕事に活かせるスキルをアピールできたりするからです。
注意
その一方で「堅い印象」「他にアピールすることがなかったのかな?」など、採用担当者にネガティブなイメージをもたれるリスクもあります。
この記事を読むことで、学業のエピソードを使って印象が良くなる自己PRの書き方がわかります。
ネガティブなイメージをもたれて失敗したくない方は、最後まで読んでみてください。
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Contents
学業の自己PRでアピールできる9つの強み|仕事に活かせる
学業の自己PRって、どんな強みをアピールできるの?
結論、学業の自己PRでアピールできる強みは以下の9つです。
これらはすべて仕事に活かせる強みです。
学業の自己PRでアピールできる9つの強み
- 集中力
- 探求心
- 忍耐力
- 継続力
- 学ぶ姿勢
- 計画性がある
- 論理的思考力
- コツコツ努力できる
- 最後までやり遂げる力
自己PRで「私の強みは勉強できることです」と伝えるのはおすすめしません。
会社は仕事をするところだからです。
学業を通じて「仕事に活かせるどんな強みを身につけたか?」を伝えると、印象が良くなります。
強みを1つずつ解説してくので、どの強みをアピールするか参考にしてみてください。
集中力
集中力は、学業の自己PRに使える強みです。
勉強で難しい問題を解くときに、集中力がなければ良い成績を収められません。
どんな仕事でも集中しなければならないため、集中力が高い人が求められています。
以下のようなエピソードは、集中力をアピールできるでしょう。
集中力をアピールする例文
大学時代のレポート作成で、図書館で8時間以上集中して文献を読み込みました。
結果、期限までに高品質なレポートを提出できました。
集中力は、以下のような仕事でも発揮できます。
集中力が必要な仕事の例
- システムエンジニア:長時間のコーディング
- 会計士:決算書類の作成や監査業務
- 研究開発職:実験のデータ分析
学業で集中力を培ったエピソードがないか、過去の経験を思い返してみてください。
集中力の強みを自己PRするなら、どのくらいの時間や期間で取り組んだか、具体的にアピールすると良いでしょう。
探求心
学業の経験を自己PRするなら、探求心もアピールできます。
勉強では、与えられた課題をこなすだけでなく、興味をもった分野を掘り下げて学ぶ機会もあります。
特に、変化が早い業界や職種では、探求心のある人材が求められるでしょう。
探求心をアピールする例文
大学の心理学の授業で、消費者心理に興味を持ちました。
授業で学んだ内容に加えて、専門書を10冊以上読みました。
基礎的な消費者心理の知識なら、誰よりも詳しい自信があります。
探究心は以下のように、仕事でも評価の対象になるでしょう。
仕事で探求心を発揮する例
マーケティング担当として新商品の企画を任されました。
市場調査だけでなく、SNSでの消費者の声や海外のトレンドまで積極的にリサーチしました。
その結果、月間売上目標を150%達成する大ヒット商品となりました。
以下のような仕事は、探求心のある人が求められています。
探求心が必要な仕事の例
- 研究職:新しい発見や技術を身につける
- マーケティング:市場の分析と予測
- コンサルタント:最適な解決策を考える
ちなみに、探究心を自己PRする例文は、探究心を自己PRでアピールする3ステップ|例文5選と言い換え表現10選にまとめています。
忍耐力
忍耐力も学業の自己PRに有効な強みです。
勉強は楽しい面ばかりではなく、苦手科目や難しい問題に直面するときもあり、そのときに忍耐力が養われます。
多くの仕事で忍耐力が必要であるため、自己PRに向いています。
忍耐力をアピールする例文
大学の統計学の授業で、最初は全く理解できませんでした。
しかし、毎日2時間かけて教科書を読み返し、理解できるまで諦めずに取り組みました。
結果、期末試験で上位10%に入る成績を収められました。
忍耐力は、特に以下のような仕事で活用できます。
忍耐力が必要な仕事の例
- 営業職:何度断られても諦めずに商談する
- カスタマーサポート:冷静にクレームに対応する
- プロジェクトマネージャー:長期プロジェクトをやり遂げる
忍耐力の強みを自己PRするなら、どのように困難を乗り越えたか、過程を説明できると良いでしょう。
忍耐力の強みを自己PRする例文は「忍耐力」の自己PRの書き方6ステップ|9つの例文と言い換え表現15選にまとめています。
継続力
勉強は1日や2日で完結するものではなく、日々の積み重ねが重要なので「継続力」も自己PRに使えます。
多くの企業は、地道に努力を継続できる人材を求めているため、学業で継続力を発揮した人は印象が良いでしょう。
継続力をアピールする例文
大学1年生のときから、毎日欠かさずTOEICの勉強を続けました。
1日3時間の学習を1年続け、600点から900点まで上達しました。
以下のような仕事でも継続力を活かせます。
継続力が必要な仕事の例
- 営業職:長期的に顧客との関係を築く
- 研究開発:長期の研究を続ける
- 教育職:学生への指導を継続する
継続力をアピールする場合は、行動した時間や期間がわかるように伝えるのがコツです。
自己PRに「継続力」を使う際は、例文35選!継続力の自己PRの書き方3STEPと9つの注意点を徹底解説も参考にしてみてください。
学ぶ姿勢
学業を頑張った人は、自己PRで「学ぶ姿勢」もアピールできます。
勉強では、新しい知識や技術を習得する機会が多く、学ぶ姿勢が身につくためです。
学ぶ姿勢をアピールする例文
大学のプログラミングの授業で、基礎的な内容以外も独学で学習しました。
先輩や先生に質問したり、オンライン教材で学んだりして、授業の範囲を超えた知識を習得しました。
今では、授業で学んだ以外の言語でプログラムできるようになっています。
学ぶ姿勢は、特に以下のような仕事で高い需要があります。
学ぶ姿勢が必要な仕事の例
- IT業界:常に新しい言語やツールを習得する
- コンサルタント:あらゆる業界の知識を勉強する
- 研究開発職:最新の研究動向をリサーチする
学ぶ姿勢を自己PRに使うときは、自主的に学んだ経験や、入社後に学びをどう活かすかまで説明しましょう。
学ぶ姿勢を自己PRする例文は「学ぶ姿勢」だけの自己PRは弱い!自己PRの6ステップと例文9選を参考にしてみてください。
計画性がある
テスト勉強や論文作成では計画的な取り組みが必要なので「計画性」も学業の自己PRでアピールできます。
計画性をアピールする例文
大学3年生のとき、部活動と卒業研究の両立に向けて、半年間の計画を立てました。
午前中は部活動の準備、午後は研究活動と、時間を明確に区切って取り組みました。
部活動では最後までレギュラーとして試合に出場し、研究発表でも高評価を得ています。
仕事では、以下のような場面で計画性を発揮できます。
仕事で計画性を発揮する例
大規模なイベント運営のプロジェクトを任されました。
2ヶ月前から準備項目を洗い出し、週単位でスケジュールを組んで進めました。
余裕を持って準備を完了し、イベントを成功に導けました。
計画性は、以下のような仕事でも求められます。
計画性が必要な仕事の例
- プロジェクトマネージャー:進捗と工程を管理する
- イベントプランナー:イベントの企画運営
- 営業職:商談スケジュールを調整する
計画性をもって勉強した経験がないか、思い出してみましょう。
論理的思考力
学業の自己PRを作成するときは、論理的思考力もアピールできるでしょう。
勉強では問題を分析し、解決策を導き出す工程をくりかえすため、論理的思考力が身につくからです。
どんな仕事でも、物事を順序立てて考えるために、論理的思考力が求められます。
論理的思考力をアピールする例文
大学の卒業論文で、消費者行動に関する研究を行いました。
500人分のアンケートデータを分析し、仮説と検証を繰り返しました。
論文の論理的な考察が評価され、高評価を得ました。
特に以下のような仕事では、論理的思考力が評価されます。
論理的思考力が必要な仕事の例
- 経営企画:事業戦略や市場分析
- マーケティング:データに基づく施策を提案する
- システムエンジニア:プログラムの設計と実装
学業を頑張った経験がある人は、論理的思考力をアピールするのもおすすめです。
コツコツ努力できる
勉強は毎日少しずつ積み重ねないと目標を達成できないため、コツコツ努力できる姿勢もアピールできます。
コツコツ努力した経験をアピールする例文
大学の情報処理の授業で、プログラミングを一から学びました。
毎日30分でも必ず課題に取り組み、わからない部分は先輩に質問しました。
半年間の努力の結果、基本的なプログラムなら自力で書けるレベルになっています。
コツコツ努力する姿勢は、以下のような仕事で特に求められています。
コツコツ努力が必要な仕事の例
- 経理職:取引を正確に処理する
- データ分析:地道なデータ収集と分析
- Web制作:細かなコーディング作業
学業でコツコツ努力した経験を書き出してみましょう。
最後までやり遂げる力
最後までやり遂げる力も、学業の自己PRで伝えられる強みです。
試験合格や、テストの目標点数の達成など、学業では結果を出すために最後まで取り組む必要があるからです。
最後までやり遂げる力をアピールする例文
大学3年生のときに、宅地建物取引士の資格取得を目指しました。
毎日4時間の学習を6ヶ月継続し、参考書を10冊以上解きました。
試験に合格し、資格を取得しています。
最後までやり遂げる力は多くの仕事で必要ですが、特に以下のような仕事で需要があります。
最後までやり遂げる力が必要な仕事の例
- 営業職:商談を成約まで導く
- 研究開発職:新製品の開発を完了させる
- プロジェクトマネージャー:大規模プロジェクトをやり遂げる
最後までやり遂げた自己PRの例文は、最後までやり遂げる力を使った自己PRの例文5選|言い換え表現17選も紹介も参考にしてみてください。
「前置きはいいから、早く自己PRの書き方を教えて!」という人は、学業の自己PRを書く前の準備へジャンプしてみてください。
学業をテーマにした自己PRの4つのデメリット
学業のエピソードを使って自己PRを書くデメリットってあるの?
以下のデメリットがあるため、学業のエピソードを使うか検討してみてください。
学業をテーマにした自己PRのデメリット
- 堅い印象を与える
- 協調性を感じにくい
- アピールすることが少ない印象を与える
- 学業で培った強みを仕事に繋げにくい
こちらも1つずつ解説していきます。
堅い印象を与える
自己PRで学業の経験をアピールすると、真面目すぎて堅い人材だと思われる可能性があります。
勉強ばかりしていて、ユーモアに欠ける印象をもつ人もいるでしょう。
特にクリエイティブな発想や、ユーモアのある対応が求められる職種では、マイナスな印象につながる場合もあります。
堅い印象がマイナス評価になる可能性がある職種例
- 企画職
- 広告クリエイター
- エンターテインメント職
ただし、以下のような企業や職種では、むしろプラスの印象につながる可能性もあります。
堅い印象が評価される職種例
- 会計士
- 研究職
- システムエンジニア
自己PRで学業のエピソードを伝える場合、応募する企業や職種が求める人物像とマッチさせるのがコツです。
学業のエピソードが評価されやすい企業か、事前によく調べましょう。
求人情報の「求める人物像」で調べたり、OB/OG訪問で調べたりできます。
協調性を感じにくい
学業の自己PRは、基本的に個人で取り組むエピソードが多いため、協調性をアピールしにくくなります。
経団連の調査によると、約8割の企業が「チームワーク・リーダーシップ・協調性」を重視しているためアピールできた方が良いでしょう。
出典:一般社団法人日本経済団体連合会|採用と大学改革への期待に関するアンケート結果
以下のような学業のエピソードなら、協調性をアピールできます。
協調性をアピールできる学業の例
- ゼミでグループ研究をした経験
- 勉強会の企画・運営をした経験
- 周囲と一緒に資格の勉強をした経験
学業で協調性を発揮した経験がある場合は、積極的にアピールしてみましょう。
アピールすることが少ない印象を与える
自己PRが学業のエピソードだと「他にアピールすることがなかったのかな?」と、マイナスな印象をもたれる可能性があります。
学生は部活動・アルバイト・インターンシップなど、学業以外の経験も多いでしょう。
その中で「学業」を選ぶと、アピールすることが少ない人だと思われるかもしれません。
ただし、以下のような企業や職種に応募する場合は、学業に打ち込んだ経験が評価されます。
学業の経験が重視される職種例
- 研究開発職:専門知識の勉強が必要
- システムエンジニア:技術の習得が重要
- 専門職:資格や専門性が必須
自己PRを考える際は、学業の経験が志望する職種に活かせるかチェックするのが大切です。
学業で培った強みを仕事に繋げにくい
学業の経験を自己PRで伝える場合、学業で培った強みを仕事でどう活かせるか、イメージが伝わりにくい場合があります。
勉強と仕事では求められるスキルや環境が異なるからです。
以下のような自己PRだと、学業で身についた強みが実務に活かせるかイメージが湧きにくいでしょう。
悪い例文
私の強みは、学業で培った継続力です。
この継続力を活かして、営業活動を継続的に行います。
たしかに学業で継続力が身についたのはわかりますが「それが営業職に活きるとは限らないでしょ?」と思われる可能性があります。
この場合は、応募する仕事の勉強が必要な部分につなげてアピールするのがコツです。
良い例文
私の強みは、学業で培った継続力です。
この継続力を発揮して、貴社の営業に必要な商品知識、競合他社の商品知識、営業スキルやコミュニケーションスキルの勉強を継続して、売上に繋げていきます。
このように、学業で培った継続力を、営業の勉強に活かせるアプローチだと、説得力が増します。
どんな仕事でも勉強は必要なので「仕事に必要な勉強に活かせる」と伝えると良いでしょう。
学業の自己PRを書く前の準備
学業の自己PRを書くには、まず何から始めたらいいの?
以下の準備から始めていきましょう。
学業の自己PRを書く前の準備
- 応募する企業が求める人物像を調べておく
- 企業が求める人物だと証明できる学業のエピソードを思い出す
- 学業で身につけた強みを仕事でどう活かせるか考える
いきなり自己PRを書こうとしてもうまく書けないので、これらの準備から始めるのがおすすめです。
応募する企業が求める人物像を調べておく
学業の経験を自己PRする前に、応募する企業がどんな人材を求めているか調べましょう。
多くの企業は「勉強ができる人」を求めているわけではありません。
「集中力がある人」「論理的思考力のある人」など、仕事に活かせる強みをもつ人材を求めています。
多くの企業が求める強みの例
- 集中力
- 探究心
- 継続力
- 計画性
- 論理的思考力
企業が求める人物像は、以下の方法で調べられます。
企業が求める人物像を調べる方法
- 企業のホームページの採用情報
- 会社説明会での説明内容
- 内定した先輩たちの強み
- OB・OG訪問での情報
企業が求める人物像を理解すれば、学業の経験の中から、どんな強みをアピールすればいいかわかります。
企業が求める人物だと証明できる学業のエピソードを思い出す
次に、あなたが「企業が求める人物」だと証明できる学業のエピソードを思い出しましょう。
学業の自己PRの書き方4ステップで後述しますが、自己PRにはエピソードが必要です。
企業が求める人物だと証明できるエピソードを伝えることで、説得力が増します。
例えば、応募する企業が「探究心がある人」を求めている場合は、以下のようなエピソードが良いでしょう。
エピソードの例
探究心を活かして、環境問題の授業内容に加えて、100本以上の論文を読みました。
企業が求める強みを証明できるエピソードがないか、学業の経験を振り返ってみてください。
学業で身につけた強みを仕事でどう活かせるか考える
学業で身につけた強みを、仕事でどのように活かせるか考えましょう。
漠然と「この強みを活かします」と自己PRしても、説得力に欠けるためです。
強みを仕事に活かせるか判断する方法
- 企業HP:社員インタビューから具体的な仕事内容を知る
- OB・OG訪問:仕事の様子を聞く
- 会社説明会:仕事で必要なスキルを質問する
- インターンシップ:業務を体験する
調べた内容を元に、以下の表を参考にしながら、強みを仕事と結びつけてみましょう。
強み | 仕事に活かす具体例 |
---|---|
論理的思考力 | ・データを分析し施策を考える ・市場分析から新規事業を提案する ・クライアントの課題を分析し解決策を伝える |
探究心 | ・市場ニーズや最新トレンドを研究する ・技術やスキルを習得する ・消費者の心理を考える |
集中力 | ・プログラミングコードを書き続ける ・数字を正確にチェックする ・細かな検査項目を確認する |
計画性 | ・複数の工程を効率的に進める ・準備から実施までのスケジュールを立てる ・納期を管理し計画どおりに進める |
継続力 | ・お客様と信頼関係を築く ・社員の成長をサポートする ・長期的な視点で技術開発に取り組む |
強みの仕事で活かす具体的なイメージができれば、説得力のある自己PRが作れます。
企業研究をして、自分の強みの活かし方を考えてみましょう。
学業の自己PRが不安なら自己PR作成アプリを使おう
学業の自己PRを書く前の準備はわかったけど、自分でうまく書けるか不安だなぁ…
という方は、自己PR作成アプリを使ってみましょう。
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学業の自己PRの書き方4ステップ
準備ができたら、具体的にどうやって学業の自己PRを書けばいいの?
以下の4ステップに沿って書いていけばOKです。
学業の自己PRの書き方4ステップ
- あなたの強み
- 強みを発揮した学業のエピソード
- 学業の成績
- 応募する仕事で強みを活かして貢献する未来
1ステップずつ解説していくので、さっそく自己PRを書いてみましょう。
①あなたの強み
まずはあなたの強みを簡潔に書きましょう。
一文目に強みを明記することで、採用担当者にしっかりと強みが伝わるからです。
例文
私の強みは、学業で培った集中力です。
一文目は短文にするとインパクトが残ります。
関連記事:【例文15選】自己PRの書き出しでインパクトを出す9つの始め方
②強みを発揮した学業のエピソード
次に、学業であなたの強みを発揮したエピソードを書いてください。
エピソードは他の応募者と差別化しやすいポイントです。
例文
大学時代、私は統計学を専攻し、特にデータ分析に注力していました。
卒業論文では、大規模なデータセットを用いた社会経済に関する分析を行い、膨大なデータの整理と解釈に長時間集中する必要がありました。
論文執筆の際には、1日10時間以上のデータ解析を連日行い、3ヶ月間で1万件以上のデータを処理したのです。
エピソードには数字を入れると、具体性が増して印象に残りやすいです。
また、文字数に余裕があれば、以下の2つも記載してOKです。
エピソードに記載してもいいトピック
- 勉強を頑張ろうと思った動機
- 勉強の困難とどう乗り越えたか
③学業の成績
続いて、学業の成績を書きましょう。
多くの企業は「成果を出せる人」を求めているため、学業がどんな成果・成績につながったのか書くと興味をもたれやすいです。
例文
その結果、最終的には大学の研究発表会で優秀賞を受賞できました。
ここで書く成績は「すごい成績」である必要はありません。
エピソードのプロセスを重視している採用担当者も多いため、小さな成果・成績でも大丈夫です。
「テストで90点をとりました」など、数字を入れてインパクトを出すのもおすすめです。
④応募する仕事で強みを活かして貢献する未来
最後に、学業で培ったあなたの強みを活かして、応募する企業にどう貢献するか書いてください。
あなたが入社して仕事に貢献する未来のイメージが伝わり、採用されやすくなります。
例文
私の集中力を、プログラミング学習でも発揮しています。
現在、PythonやSQLを用いたデータ解析のスキルを磨いており、複雑なコードの読み解きやエラー解決に長時間集中する力を養っています。
貴社のプログラマー職においても、この集中力を活かして、複雑なシステムの開発やバグの修正に貢献し、効率的なプロジェクト推進をサポートしたいです。
堂々と未来を宣言することで、本気度が伝わり印象が良くなります。
自己PRをうまく書けないなら自己PR作成アプリを使う
学業の自己PRの書き方はわかったけど、やっぱり自分で書けるか不安…
という方は、くりかえしですが、自己PR作成アプリを使ってみてください。
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学業の自己PRを書く際の注意点
学業の自己PRを書くときの注意点も知っておきたいな。
以下に注意しながら自己PRを書くようにしましょう。
学業の自己PRを書く際の注意点
- 学業の成績のアピールで終わらない
- 専門用語を使わない
自己PRを失敗しないためにも知っておきましょう。
学業の成績のアピールで終わらない
学業の経験を自己PRに使う場合、成績が良かった点をアピールするだけで終わらないようにしましょう。
成績の良さだけを強調すると、仕事でどう活かせるのか伝わりません。
自己PRで大切なのは、成績を残すまでの過程や、身についた強みを仕事でどう活かすかです。
悪い例文
私は大学でGPA4.3を維持し、成績優秀者として表彰されました。
英語のTOEICでも900点を獲得し、クラスでトップの成績でした。
以下のように、どのように良い成績を残せたか、強みを仕事でどう活かすかを伝えましょう。
良い例文
私は大学でGPA4.3を維持した経験があります。
授業ごとに学習計画を立て、期限を決めて課題に取り組んだ結果、良い成果を出せました。
計画力の強みを活かし、仕事でも納期を守りながら、貴社に貢献していきます。
学業の実績は、あくまでも自分の強みを証明する材料として使うのがおすすめです。
強みが仕事でどう役立つのか、具体的に説明しましょう。
専門用語を使わない
学業の経験を自己PRする場合、専門的な用語は避けて、わかりやすい言葉での説明が重要です。
採用担当者によっては、専門的な内容が伝わらない可能性があります。
「相手の立場に立って説明できない人」など、ネガティブな印象を与えてしまう恐れもあるでしょう。
専門用語が多く伝わりにくい自己PRの例
私は量子力学を研究し、シュレーディンガー方程式を用いて波動関数の解析を行いました。
特に固有値問題に注目し、数値計算による近似解を導出しました。
初めて自己PRを読む採用担当者にもわかりやすいよう、専門的な内容は噛み砕いて説明するのがコツです。
専門用語がなく伝わりやすい自己PR例
私は物理学の研究で、物質の性質を理論的に解明する研究に取り組みました。
計算式を使って物質の性質を予測し、実験結果と照らし合わせて検証しました。
自己PRは、採用担当者に自分の強みを理解してもらうためのものです。
専門用語は避け、誰にでもわかる言葉での自己PRを心掛けましょう。
学業の自己PRが不安なら自己PR作成アプリを使おう
注意点もわかったけど、やっぱり自分で自己PRを書くのは心配…
という方は、くりかえしですが、自己PR作成アプリを使ってみましょう。
アプリがあなたの情報を元に、うまく自己PRを書いてくれます。
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学業で取り組んだことを伝える自己PRの例文13選
学業の自己PRの例文も見たいな。
学業のエピソードを使った自己PRの例文を紹介します。
アレンジして使ってみてください。
学業の自己PRの例文
- 成績が上がった例文
- 資格を取得した例文
- ゼミで高評価を得た例文
- 研究で成果を出した例文
- 留学で語学力をアップした例文
- プログラミング学習の例文
- GPAの点数が上がった例文
- TOEICで高得点をとった例文
- 勉強と部活動を両立した例文
- 学業とアルバイトを両立した例文
- 家庭教師のアルバイトの例文
- 卒業論文の例文
- 大学受験の例文
成績が上がった例文
例文
私の強みは、大学時代の学業で培った計画性です。
大学で観光学を専攻し、多くの専門科目を履修していました。
それぞれの科目でレポート提出や試験対策など、こなさなければならない課題が多く、時間管理が重要でした。
そこで、私は学期が始まる前に、年間スケジュールを作成したのです。
試験日や課題の締め切りを把握し、いつまでに何をすべきか、1週間ごとの具体的な学習計画を立てました。
計画通りに進まない場合は、スケジュールを調整し、柔軟に対応しました。
この計画性のおかげで、限られた時間の中でも効率的に学習を進め、すべての科目を理解できました。
その結果、3年次にはGPAが3.8となり、優秀な成績を収めたのです。
この経験から、私は計画的に物事を進めることの重要性を学びました。
旅行代理店の業務では、この計画性を活かして、お客様一人ひとりの要望に合わせた旅行プランを考案していきます。
旅行日程や予算、観光スポットなどの情報を整理し、最適なプランを計画することで、お客様に最高の旅行体験を提供したいと考えています。
資格を取得した例文
例文
私の強みは、資格の勉強で培った最後までやり遂げる力です。
私は、大学3年次に宅地建物取引士の資格取得を目指しました。
まずは試験範囲を把握し、民法・宅建業法・法令上の制限など、学習すべき内容を整理しました。
そして、毎日講義を受け、参考書を読み込み、過去問を解く計画を立て、コツコツと学習を進めました。
苦手な分野は、友人や先生に質問したり、解説動画を視聴したりして克服しました。
その結果、見事試験に合格し、宅地建物取引士の資格を取得できたのです。
この経験を通して、私はどんなに困難な目標でも、最後までやり遂げる強い意志と行動力を身につけました。
貴社の不動産営業職では、宅地建物取引士の勉強で培った知識と、最後までやり遂げる力を活かして売上目標を達成していきます。
お客様の要望を丁寧にヒアリングし、最後まで粘り強くサポートを続け、お客様と貴社に貢献していきたいです。
関連記事:資格取得を使った就活の自己PRの書き方5ステップ|例文10選も紹介
ゼミで高評価を得た例文
例文
私の強みは、大学時代のゼミで培った探究心です。
情報工学を専攻し、ネットワークセキュリティに関するゼミに所属していました。
ゼミでは日々進化するサイバー攻撃の手法や、最新のセキュリティ対策技術について学び、グループで議論しました。
私は、ある特定のマルウェアの攻撃手法について深く探究したいと考え、そのテーマに絞って研究を進めたのです。
マルウェアのコードを解析し、その動作原理を理解するために、文献を読み漁り、専門家の論文を参考にしました。
さらに、実際に仮想環境を構築し、マルウェアの攻撃をシミュレーションすることで、その影響範囲や対策方法を検証しています。
この研究成果をゼミで発表したところ、先生や他のゼミ生から高い評価を得られました。
私はこの経験を通して、未知の事柄に対して積極的に学び、深く探究することで、新たな知識や発見を得られると実感しました。
貴社のネットワークエンジニア職では、私の探究心を活かして、常に最新のネットワーク技術やセキュリティ脅威に関する情報を収集・分析していきます。
そして、安全で安定したネットワーク環境の構築に貢献したいと考えています。
また、新しい技術にも積極的にチャレンジし、常に自身のスキル向上に努めることで、貴社の発展に役立ちます。
関連記事:ゼミの経験を使った自己PRの書き方5ステップ|例文17選も紹介
研究で成果を出した例文
例文
私の強みは、大学の研究で培った継続力です。
3年次から始めた微生物の研究で、土壌中の有用な細菌を探索するプロジェクトに取り組みました。
毎日、異なる環境から土壌サンプルを採取し、100種類以上の細菌の培養と観察を続けました。
実験は休日も含めて1日も欠かさず、細菌の生育状況を12時間おきに記録し、データを蓄積しています。
最初の半年間は目的の細菌が見つからず、培養条件を何度も見直しましたが、粘り強く実験を続けました。
さらに、夜遅くまで実験室に残って文献調査を行い、培養条件の最適化に向けて試行錯誤を重ねたのです。
その結果、1年半の研究で植物の成長を促進する新種の細菌を発見し、学会発表で高い評価を得られました。
私は、研究で培った継続力を活かし、長期的な視点で実験データを収集・分析し、新しい製品開発につながる発見を積み重ねることで、貴社の研究開発に貢献していきます。
関連記事:例文35選!継続力の自己PRの書き方3STEPと9つの注意点を徹底解説
留学で語学力をアップした例文
例文
私の強みは、大学時代のアメリカ留学で培った学ぶ姿勢です。
大学2年次に1年間、アメリカに語学留学した経験があります。
当初は英語のコミュニケーションに苦労し、自分の意見を伝えられませんでした。
しかし、私は積極的に現地の人たちと交流し、文化や考え方を学ぼうと努めました。
大学では、現地の学生とディスカッションする授業を積極的に選択し、自分の意見を発言する機会を増やしたのです。
また、ホームステイ先では、ホストファミリーと積極的に会話して、生の英語に触れるよう学び続けました。
その結果、英語で自分の意見を言でるようになりました。
帰国時には、TOEICのスコアが200点以上アップし、英語力だけでなく、コミュニケーション能力も向上しています。
私の「学ぶ姿勢」を活かして、貴社の海外営業職に貢献していきます。
クライアントの文化やビジネスの習慣を学び、円滑なコミュニケーションを図ることで、良好な関係を築き、信頼を獲得します。
また、常に市場の動向やクライアントのニーズを把握し、新しい知識や情報を積極的に学ぶことで、お客様に最適な提案を行い、売上向上に役立ちたいです。
プログラミング学習の例文
例文
私の強みは、プログラミング学習で培った論理的思考力です。
大学で情報工学を専攻し、Javaを用いたプログラミングを学んでいます。
当初は、プログラムの構造を理解するのに苦労し、思うようにコードを書けませんでした。
しかし、私はプログラムの動作原理を1つずつ理解しようと努めました。
コードの各行がどのような処理を行い、変数にどのような値が格納されるのか、フローチャートを作成しながら分析しました。
エラーが発生した際は、その原因を突き止めるために、デバッグツールを活用し、変数の値や処理の流れを一つずつ確認したのです。
また、先輩や先生にアドバイスを求め、より効率的なコードの書き方や、バグを減らすために工夫しました。
その結果、複雑なプログラムでも、論理的に考え、構造を理解することで、正確にコードを記述できるようになりました。
卒業制作では、学内で開催されるプログラミングコンテストに出場し、自作のゲームアプリで入賞できたのです。
貴社のプログラマーとして、論理的思考力を活かして、システム開発の課題や問題に対処します。
プログラムの設計段階から、要件を明確化し、効率的なアルゴリズムを考案することで、高品質なソフトウェア開発に貢献していきます。
GPAの点数が上がった例文
例文
私の強みは、大学時代の学業で培った忍耐力です。
大学で経済学を専攻していましたが、入学当初は専門的な内容の講義についていけず、このままではいけないと思い、必死に勉強に取り組み始めました。
具体的には、予習復習を欠かさず行い、分からない箇所は先生や友人に質問して理解するまで徹底的に勉強しました。
また、図書館で関連書籍を読み込んだり、インターネットで情報を収集したりして、多角的に学ぶことを心がけたのです。
その結果、徐々に理解が深まり、成績も向上していきました。
2年次にはGPAが3.5を超え、3年次には経済学部の優秀学生賞を受賞できました。
この経験を通して、私は困難な状況でも諦めずに努力を続ければ、目標を達成できると学んでいます。
私は貴社のコンサルタントとして、忍耐力を発揮して貢献していきます。
コンサルタントの仕事は、クライアントの抱える問題を分析し、最適な解決策を提案する仕事だと認識しています。
そのため、困難な課題に直面することも多いと思いますが、大学時代に培った忍耐力を活かし、粘り強く課題解決に取り組み、クライアントの期待に応え、信頼関係を築いていきます。
関連記事:「忍耐力」の自己PRの書き方6ステップ|9つの例文と言い換え表現15選
TOEICで高得点をとった例文
例文
私の強みは、大学時代の英語学習で培ったコツコツ努力する力です。
私は、大学入学当初、英語が苦手で、TOEICのスコアは400点台でした。
しかし、将来は英語に関わる仕事をしたいと考えていたので、英語力を向上させる必要があったのです。
私は毎日単語帳と英文法の参考書を使って学習し、隙間時間には英語のニュースサイトや動画を見てリスニング力を鍛えました。
毎週、オンライン英会話で外国人の先生と話すことで、実践的なスピーキング力も磨きました。
最初は思うようにスコアが伸びず、モチベーションが下がることもありましたが、諦めずに毎日コツコツと学習を継続しました。
その結果、3年生の時にはTOEICのスコアが800点台まで上がったのです。
この経験を通して、私は目標に向かって努力を継続することの大切さを学びました。
貴社の英語講師の仕事では、このコツコツ努力する力を活かし、生徒一人ひとりに合わせた丁寧な指導を心がけていきます。
また、常に最新の英語教育情報を収集し、自身の英語力・指導力向上に努めることで、生徒の英語力向上に貢献します。
勉強と部活動を両立した例文
例文
私の強みは、大学時代に勉強と部活動を両立させた計画性です。
私は大学で経営学を専攻しながら、テニス部に所属していました。
部活動は週5日の練習に加え、大会前には休日も練習があり、勉強時間の確保が課題でした。
そこで、私は1週間単位でスケジュールを立てたのです。
具体的には、授業の時間割に合わせて、空きコマや放課後の時間を有効活用し、図書館で予習と復習を進めました。
また、部活動の練習がない日は、自宅で集中して課題や試験勉強に取り組みました。
この結果、勉強時間を確保しつつ、部活動にも全力で取り組めたのです。
3年次には所属するテニス部でレギュラーを獲得し、関東大会に出場しました。
一方、マーケティングの授業でグループワークのリーダーを務め、高い評価を得ました。
事務職は複数の業務を同時進行する必要があると思います。
大学時代に培った計画性を活かして、事務職の業務を効率的に進めていきます。
事前に業務内容を把握し、優先順位を決め、スケジュールを立てることで、締め切りを守り、正確に業務を遂行します。
学業とアルバイトを両立した例文
例文
私の強みは、大学時代に勉強とアルバイトを両立させた忍耐力です。
大学でマーケティングを専攻しながら、飲食店でアルバイトをしていました。
アルバイトは週4日、夜は閉店まで働き、帰宅するのは深夜になることもありました。
そのため、疲労や睡眠不足で、勉強に集中できないことも多々あったのです。
しかし、私はアルバイトを通して、お客様とのコミュニケーションや、チームで働くことの大切さを学んでいたので、簡単に辞めることは考えませんでした。
限られた時間の中で効率的に勉強するために、通学時間や休憩時間を利用して、単語帳を見たり、参考書を読んだりしました。
また、アルバイトのない日は、図書館で集中して勉強するようにしています。
さらに、睡眠時間を削りすぎないように、スケジュール管理を徹底しました。
その結果、3年次にはマーケティングの専門科目で優秀な成績を収め、アルバイト先では新人教育を任されるまでになりました。
この経験を通して、私は忍耐強く努力を続けることで、困難を乗り越え、成長できることを学んでいます。
貴社のマーケティング職では、市場調査や顧客分析など地道な作業が必要だと聞いています。
私は大学時代に培った忍耐力を活かし、粘り強くリサーチ・分析・PDCAなどに取り組むことで、成果を上げて貢献していきます。
家庭教師のアルバイトの例文
例文
私の強みは、家庭教師のアルバイトで培った「最後までやり遂げる力」です。
大学2年生から3年間、中学生の家庭教師のアルバイトをしていました。
担当した生徒は数学が苦手で、テストの点数がなかなか上がらなかったのです。
まず私は生徒が数学を好きになれるように、生徒の苦手な単元を分析し、基礎から丁寧に解説しました。
また、公式を覚えるだけでなく、なぜそうなるのかを理解できるように、図や例を用いて視覚的に説明しました。
さらに、生徒の興味関心に合わせた問題を一緒に解いたり、ゲーム感覚で学習できるアプリを使ったりするなど、楽しみながら学べる環境を作ったのです。
最初はなかなか成果が出ませんでしたが、生徒と一緒に努力を続けた結果、徐々に数学の点数が上がっていきました。
そして、生徒が3年生の時に、数学のテストで80点以上を獲得できました。
この経験を通して、私は最後までやり遂げることの大切さを学んでいます。
私は貴社の塾講師として、生徒一人ひとりの目標達成を最後までサポートしていきます。
生徒の学力向上だけでなく、学習意欲を高め、自ら学ぶ姿勢を育めるよう、丁寧に指導していきたいです。
関連記事:最後までやり遂げる力を使った自己PRの例文5選|言い換え表現17選も紹介
卒業論文の例文
例文
私の強みは、大学の卒業論文の作成で培った集中力です。
経営学を専攻し、消費者の購買行動に関する論文を執筆しました。
テーマを決定した後、文献調査・アンケートの実施・データ分析・論文執筆と、多くの工程があり、膨大な時間と労力を要しました。
特に、アンケート調査の結果を分析し、考察を深める段階では、集中力が必要でした。
私は毎日図書館の個室にこもり、周囲の音を遮断し、データと向き合ったのです。
膨大なデータの中から有意な結果を見つけ出すために、グラフを作成したり、統計ソフトを用いて分析したりと、試行錯誤を繰り返しました。
その結果、消費者の購買行動に影響を与える新たな要因を発見できて、論文は高い評価を受けたのです。
この経験を通して、私は困難な課題にも集中力を維持し、粘り強く取り組むことで、成果を出せると学んでいます。
私の集中力を活かして、貴社のマーケティング担当として貢献していきます。
市場調査やデータ分析など、集中力を要する業務に携わる機会も多いと思いますが、大学時代に培った集中力を活かし、質の高いアウトプットを出せるよう努力します。
また、分析結果に基づいた論理的な思考で、効果的なマーケティング戦略の立案に役立ちたいです。
大学受験の例文
例文
私の強みは、大学受験の勉強で培った継続力です。
高校時代、第一志望の大学に合格するために、3年間、毎日欠かさず勉強を続けました。
学校の授業が終わると、すぐに塾へ行き、夜遅くまで勉強していました。
休日も朝から図書館に通い、参考書や問題集を解き、苦手科目の克服に努めたのです。
また、定期的に模擬試験を受け、自分の弱点や克服すべき課題を分析して、学習方法を改善しました。
その結果、第一志望の大学に合格できました。
大学入学後も、この継続力を活かして勉強を続け、GPA3.5を維持しています。
4年間、高いモチベーションを保ち、目標に向かって努力を継続できたことは、私の大きな自信になりました。
貴社の研究開発業務において、長期間にわたる研究や実験が必要になると思います。
私の継続力を活かし、粘り強く研究に取り組むことで、成果を創出していきます。
また、日々の研究活動の中で、計画的に実験を進め、こまめにデータ整理や分析を行うことで、研究の効率化を図り、貴社の研究開発に貢献したいです。
ただし、大学受験のエピソードは情報の鮮度が古いため、あまりおすすめしません。
できれば大学時代のエピソードを使って自己PRを作成しましょう。
例文を見ても自己PRを書けないなら自己PR作成アプリを使う
例文を見たけど、自己PRをうまく書けるか不安…
という方は、くりかえしですが、自己PR作成アプリがおすすめです。
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無料なので、さっそくインストールして使ってみてください。
学業の自己PRでよくある質問
最後に、学業のエピソードを使った自己PRについて、よくある質問に答えていきます。
学業より部活動やアルバイトの自己PRの方がいい?
応募する企業が求める人物像と合っていれば、学業の経験を使った自己PRでも問題ありません。
自己PRの内容ではなく、企業が求める強みを伝えられるかが重要となります。
例えば、以下のような職種では学業の経験を自己PRしやすいでしょう。
学業の経験を自己PRしやすい職種例
- 研究開発職:専門知識と探究心が必要だから
- システムエンジニア:論理的思考力が重要だから
- コンサルタント:分析力と学ぶ姿勢が求められるから
企業が求める強みに合わせて、エピソードを選んでみてください。
ガクチカと自己PRの両方で学業のアピールはアリ?
ガクチカと自己PRの両方で、学業の経験をアピールしても構いません。
自分の強みを複数の角度から伝えられるため、印象に残りやすいメリットがあります。
ただし、ガクチカと自己PRでまったく同じ内容を伝えると、さすがにくどい印象があるため、以下のように対策しましょう。
ガクチカと自己PRで学業の経験を伝えるコツ
- エピソードを分ける
- 強みを言い換え表現でズラす
- ネタがかぶっていると正直に伝える
詳しい方法は、自己PRとガクチカの一貫性を高める方法! ネタがかぶるときの対処法も解説にまとめたので、参考にしてみてください。
面接で「学業以外に力を注いだことは?」と聞かれたらどうする?
アルバイトやサークルなど、少しでも頑張ったことがあればそのエピソードを伝えましょう。
学業以外のエピソードでも、応募する企業が求める強みと合致しているなら、印象が良くなります。
例えば、応募する企業が「集中力がある人」を求めているなら、以下のような回答がおすすめです。
回答例
学業以外では、データ入力のアルバイトに力を注いでいました。
ミスがないように、集中して業務を進めていました。
これで「集中力」をアピールできます。
些細なエピソードでもいいので、応募する企業が求める強みと合致する内容を伝えてみてください。
中学生・高校生時代の学業のエピソードでもいい?
自己PRで、中学生・高校生時代の学業のエピソードを使うのは避けましょう。
採用担当者に「大学時代は何も頑張らなかったの?」との印象を与えかねません。
もし、大学時代の学業のエピソードに自信がないなら、学業以外の経験を自己PRできないか探してみてください。
学業以外で自己PRに使える経験例
- アルバイト経験
- サークル活動
- ボランティア活動
- インターンシップ
- 資格取得など
学業以外で強みを見つける方法は、【例文157選】自己PRの強み・長所一覧を紹介!就活や転職に使えるでまとめています。
まとめ|学業のエピソードを使った就活の自己PRを書いてみよう
ということで、さっそく学業のエピソードを使って、自己PRを書いていきましょう。
学業の自己PRの書き方4ステップ
- あなたの強み
- 強みを発揮した学業のエピソード
- 学業の成績
- 応募する仕事で強みを活かして貢献する未来
学業のエピソードを使って、うまく自己PRを書く自信がない…
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スマホの写真を使って履歴書を簡単に作成する方法
サクッと履歴書も完成させたいな…
あと、証明写真を撮影しにいくのがメンドくさい…
先ほど紹介した「HelloBoss」という自己PR作成アプリを使うと、履歴書のPDFも自動生成できます。
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- あなたの普段の写真から履歴書に使える写真を作成
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記事の監修者・キャリアコンサルタント
登録番号:22013743
新卒の就職活動や20代の転職得意とする国家資格キャリアコンサルタント。
自身では製造業やIT企業の経験もアリ。